秒でいいマンガが見つかるクチコミサービス「マンバ」。その1週間のクチコミ投稿・アクセス数の変化を振り返ることで、なんとな〜〜くマンガ界の動きがわかる連載が「週刊マンバ」。今回は11月18日(月)〜11月24日(日)にアクセスが多かったマンガ4作品をピックアップしました。なお今週の担当も高橋です。
▼今週のおすすめ4作品
▼先週よく読まれた『クチコミ』
第1巻が9月に発売されたLINEマンガオリジナル作品の『やまとは恋のまほろば』。先週は「やま恋」の更新日である月曜にアクセスが急増しました。かくいう私も読者の1人なのですが、いやも〜〜『やま恋』めっっっちゃ最高なんですよ…!! どう良いかはこちらのクチコミが全てを語っているのでどうぞご覧ください。
また先週は11月12日の完結巻が発売を受け、『早乙女選手、ひたかくす』のクチコミへのアクセスが伸びました。早乙女選手はかわいい…そりゃアクセスも増えます。また完結を記念してTwitterでは色紙プレゼントキャンペーンが2020年1月12日まで行われていますので、これはもう貰うしかありませんね。
▼先週アクセスが多かった『マンガ』
『定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ~』吉本浩二
10月にモーニングにて始まった新連載! 11月14日に第3話が掲載されたタイミングで尾田栄一郎先生のコメントとの比較がバズったことでアクセスが一気に伸びました。マンバに届いた『こづかい万歳』へのコメントでご紹介したいものが、こちら。
「お金のないおじさんがお菓子食べるだけの漫画がなんでこんなにおもしろいんだ🤔」(名無しさんのコメント)
いやホントそれ…!! わかるボタン100回押したい気持ちを抑えて「3わかる」しました。
コミックDAYSにて第1話・第2話が現在無料公開されておりますのでお見逃しなく…!!
10月にスピリッツで始まった新連載『ミンゴ』は、頭から爪先までオタクのイタリア人青年・ミンゴの東京暮らしを描く物語。11月11日には第3話が掲載。また、すでに多数メディアから作者のインタビュー記事が出ておりこのアクセス増となりました。
私は第1話を雑誌で読み、「いや最高じゃないの…!」とワクワクしながらマンバの作品ページに行くと、すでにクチコミがあったんですよ。そして軽い気持ちでそのクチコミを開いたらもう、ガツンと衝撃を受けました。
「え…? 作者テラスハウス出てるの…!? てか主人公のモデルは作者って、え? 作者イタリア人? は?? 」
これイタリアの方が描いてるの〜〜〜!?
私は普段、雑誌でマンガを読むとき、基本的に柱コメントもアオリも読まないんですよね…雑誌の醍醐味とはわかっているのですが。そして当然、表紙もグラビアのお姉さんもさらりと見て終わりなので、「イタリア人漫画家が描く注目新連載! Ciao! TERRACE HOUSE 出演中!」の文字もまっっったく目に入っていませんでした。
いや〜もう、ホントにすごい…! フツ〜〜に「いつものスピリッツの新連載」だと思っていました。もう完成されたスピリッツ臭がすごい!!
ですので、ミンゴ未読の方は「作者がイタリア人」という記憶を消してから本編を読んでください。現在ebookjapanにて単話版第1話が無料公開中です。マンバの試し読みからご覧ください。
余談
主人公・ミンゴを見ていると、「オタク根性>>>>国民性」だということがビンビン伝わってきてめちゃくちゃ胸が熱くなります。ミンゴは生まれはイタリアですが、その振る舞いはチャラさとは無縁の朴訥としたただのオタク…! クラスに3人はいたやつ…!! クラブとか絶対行かないタイプ。つまりミンゴは私で、私はミンゴ。ビックリするくらいくらい共感できます。
そのため私の中で、主人公に対する認識は早々に
イタリア人(オタク)
↓
オタク(イタリア人)
へと変化しました。国民性より先に魂に刻まれているもの、それがオタク。
とはいえもちろん、イタリア人というのもミンゴを構成する重要な要素。ミンゴは憧れの東京で、「イタリア人らしさとは何か」を、非オタのイタリア人たちと語り合っていくわけですが、この友達と「イタリア人あるある」を語り合うパートがとにかく面白いですよね〜! (読者のいる方角を見ながら)
以上です。
文章量から執筆の無計画さがビンビン伝わってくると思いますが、無計画に書きました。
今回は、今週の「勝手におすすめランキング」第1位『深く美しきアジア』のクチコミをチェックしてから帰って下さい。長い、読みにくいなど苦情はコメント欄へ!! それではまた来週〜!!