フランスでは劇場公開してるらしい

日本の公開日も来ましたね。7月8日。吹き替えのキャストがすげえ

これは嬉しいニュースだ。
地方在住なので地元での公開に期待。
日本で制作された実写版は、役者さんたちは頑張って
くれていたが出来具合は今一つ・・いや今三つくらいアレだったから
是非ともこのアニメ版で心のモヤモヤを払拭してほしい。

今三つで草
これはメッチャ期待できるな〜。ぜひ劇場で見たい

ここに上がっている予告編をそれぞれ見た。
アニメには疎いので的外れな見方かもしれないが、
キャラを美形にし過ぎていないのが良い感じがする。
日本の普通のアニメのキャラって大体は目が大きくて
美形すぎる感じで、あの感じは神々の山嶺のキャラには
合わない気がするし。
もしかしたら単純にフランス人から見た日本人ってのは
あんな感じに目が小さい印象なのかもしれないが。
それと谷口ジロー先生の漫画版も各キャラの表情は良かった。
そして漫画というモノクロ世界でのエベレストの風景が
むしろモノクロだから良い感じに描かれているようにも感じた。
今回はアニメなのでどうなるかと思っていたが、
予告編を見た感じでは、フルカラーのアニメになっても
良い感じを出している気がした。
空の青さも吹雪の中の薄暗さも夜の暗さも雪の白さも。
それと、日本の実写版ではネットなどの感想で
「スポンサーの関係だろうけれども、登場人物が
 みんなモンベルばかり使っていてリアリティがない。」
と重箱の隅をつつかれていたが(笑)
アニメだからかそういことはなさそうだ。
期待大。

フランス版アニメ映画、見てきました。
とても面白かったです。

特に登山シーンでは手に汗握るよううなシーンが多々ありました。
アニメなので当然だといえば当然ですが、
実写とくらべて、そこにカメラを設置するのは無理に
きまってるじゃん、という角度からの映像化が出来ていること、
小説や漫画に比べて動きのある絵を使うこと、
BGMとの相乗効果が発揮できることなど、
アニメ化する・した事は正しかったなと感じました。
そういうアニメの良さは凄くいかされている感じでした。

一方で小説・漫画・実写にくらべてストーーリー的には
かなり大胆に取捨選択をしている内容でした。
羽生や深町や涼子の人間関係や、細かい感情の機微とか
かなり割り切って無くなっていました。
羽生の狂気な部分とか深町の葛藤とかもっと描いてほしかった
ところですが90分という尺では無理な話だし
カットしたのも正解と言えば正解でしょう。

正解と思うのにはもう一つ理由があって、
作品全体から、原作小説や谷口版漫画に対する敬意が
あったからゆえにカットしたのかもな、とか感じたのです。
下手に原作に徹底的に忠実にアニメ化したり
逆に自分たち流に手を加えたりするよりは
アニメ化できることで活かせる良い面だけに絞って
アニメ化をしようと思ったのではないかと。
見終わって、そう感じました。

たとえて言うならば、
夢枕獏先生の傑作小説が料理で言うマグロなどの素材
だとしたならば、
谷口ジロー先生は、高い調理技術と感性で
マグロを素晴らしい和風料理フルコースに仕上げた。
フランスアニメ版はあえて中トロだ赤身だ刺身だ煮物だと
手を広げずにアニメという抜群のソースをかけて
極上の一皿の料理に仕上げた、という感じでした。
そう例えるならば日本で制作された実写版は、
マグロを使ってコンビニの期間限定商品を作って売り出した、
という感じですね。
現実的に実写を制作し提供する側に色々な事情が絡むのは
推測できるけれども、
そもそもそんな推測なんかさせないでほしかった、
という感じ。

アニメ版、面白かったしお勧めしますが、あらためて
谷口ジロー先生の、小説を漫画化する能力の高さに
感服もしました。
キャラの感情の掘り下げ方や、マロリーのカメラを中心にしての
話の構成力の高さを改めて感じました。
アニメの観賞と、その後の小説や漫画の読書を
皆さまにオススメしたい気持ちです(笑)

映画館でアニメ版を見てきた感想をもう一つ。

なんか観客の中に、いかにもアウトドア用品という感じの
ちょっと丈夫そうなデイバッグとか持っている人とか
少々ご年配でありながら逞しそうな体つきの人とか
多かったように感じたが、私の偏見だろうか(笑)

フランス版アニメ映画、見てきました。 とても面白かったです。 特に登山シーンでは手に汗握るよううなシーンが多々ありました。 アニメなので当然だといえば当然ですが、 実写とくらべて、そこにカメラを設置するのは無理に きまってるじゃん、という角度からの映像化が出来ていること、 小説や漫画に比べて動きのある絵を使うこと、 BGMとの相乗効果が発揮できることなど、 アニメ化する・した事は正しかったなと感じました。 そういうアニメの良さは凄くいかされている感じでした。 一方で小説・漫画・実写にくらべてストーーリー的には かなり大胆に取捨選択をしている内容でした。 羽生や深町や涼子の人間関係や、細かい感情の機微とか かなり割り切って無くなっていました。 羽生の狂気な部分とか深町の葛藤とかもっと描いてほしかった ところですが90分という尺では無理な話だし カットしたのも正解と言えば正解でしょう。 正解と思うのにはもう一つ理由があって、 作品全体から、原作小説や谷口版漫画に対する敬意が あったからゆえにカットしたのかもな、とか感じたのです。 下手に原作に徹底的に忠実にアニメ化したり 逆に自分たち流に手を加えたりするよりは アニメ化できることで活かせる良い面だけに絞って アニメ化をしようと思ったのではないかと。 見終わって、そう感じました。 たとえて言うならば、 夢枕獏先生の傑作小説が料理で言うマグロなどの素材 だとしたならば、 谷口ジロー先生は、高い調理技術と感性で マグロを素晴らしい和風料理フルコースに仕上げた。 フランスアニメ版はあえて中トロだ赤身だ刺身だ煮物だと 手を広げずにアニメという抜群のソースをかけて 極上の一皿の料理に仕上げた、という感じでした。 そう例えるならば日本で制作された実写版は、 マグロを使ってコンビニの期間限定商品を作って売り出した、 という感じですね。 現実的に実写を制作し提供する側に色々な事情が絡むのは 推測できるけれども、 そもそもそんな推測なんかさせないでほしかった、 という感じ。 アニメ版、面白かったしお勧めしますが、あらためて 谷口ジロー先生の、小説を漫画化する能力の高さに 感服もしました。 キャラの感情の掘り下げ方や、マロリーのカメラを中心にしての 話の構成力の高さを改めて感じました。 アニメの観賞と、その後の小説や漫画の読書を 皆さまにオススメしたい気持ちです(笑)
@名無し

さっそくの感想ありがとうございます!

>アニメ化できることで活かせる良い面だけに絞ってアニメ化をしようと思った

これを読んで安心しました。全部やってやろうとして結局破綻する作品が多いなかで、制作陣が美味しいとこだけ使って手をかけて作ったというのは素晴らしい判断だと思います。

そしてしっかりアニメならではの迫力が楽しめるだなんて俄然観たくなりました。

今更に気が付いたのだけれども、アニメの
プロモ動画のなかでの原作原案に関する表記が
「BASED ON THE MANGA BY
 JIRO TANIKUCHI and
 BAKU YUMEMAKURA」
だった。
原作原案が小説ではなく漫画であると表記して
あることに驚き、凄いなと思った。
フランスで漫画だけ出版されて小説の訳本が出版されて
いなかっただけ、なのかも知れないが。
そしてアニメを観た夢枕獏先生の
谷口ジローにこれを観せたかった」
というコメントにも感動した。
フランス人にも原作者にもこれだけリスペクトされている
谷口ジロー先生。
凄い人だ。

あくまで漫画の映画化なんだっていうスタンスが熱いですね。映画を機にまた谷口作品が注目されそうです。

神々の山嶺

「これしかない人生」を歩む

神々の山嶺 谷口ジロー 夢枕獏
名無し

僕の地元・長野県には、中学校集団登山という拷問のようなイベントがありました。一学年240人がみんなで3000m級の山に挑むという荒行です。しかも、登る予定の山で起きた遭難事故を描いた新田次郎の「聖職の碑」の映画版を見せられるという、嫌がらせとしか言いようのないオマケもついていました。とはいえ、このイベントで山に目覚めた人もいないわけではなく、それなりに意味のある行事な気もします。僕は下山中に便意に襲われ、6時間死ぬ思いで我慢するという、これまでの人生で一番の苦行を味わったので、二度と山には登らないと決めています。  とはいえ、山ものの作品を読むと、山もいいかもしれないと思ってしまうのです。『神々の山嶺』は数多い名作を生み出し、海外でも評価の高い谷口ジローのまさに最高峰だと思っております。   『神々の山嶺』には羽生丈二という一人のクライマーの姿が、カメラマンの深町誠の視点から描かれます。  この羽生丈二、初登場シーンから圧倒されます。「その時…むっと獣の臭いが店内にたちこめたような気がした」。この存在感がどこからくるのか、深町は彼の過去を調べていくのです。  羽生を関係してきた様々な人に取材していくうちに、彼の孤高としか言いようのない半生が明らかになっていきます。  羽生は可愛げのない、根性はあっても鈍重で無口な男でしたが、クライマーとしては抜群の才能を発揮。しかし、全てを山に集中する羽生は、普通の生活を送る人間と温度差がうまれ、山岳会でも孤立していきます。誰もが登れなかった壁を登り、山岳界の話題をさらうものの、羽生自信は不遇のまま。海外の山に挑戦することができません。  誰よりも山を想っているのに資金や人脈や名声がないだけで、挑戦できない苦しみを味わい、自分を慕う人間の死があり、やがて羽生は自分から孤立していきます。そして消息を断った羽生がなぜカトマンズにいたのか?彼がなにをしようとするのか、物語は加速していきます。  羽生の姿は、新田次郎の小説ではないですが、まさに「孤高の人」なのです。孤高の人は、人の共感は求めません。自分でも言葉にできない衝動に突き動かされるまま、「これしかない人生」を送るのです。  羽生はいいます「いいか。山屋は山に登るから山屋なんだ。だから山屋の羽生丈二は山に登るんだ!!」また、なぜ山に登るのかという問にこう答えます。「そこに山があったからじゃない。ここにおれがいるからだ」  「これしかない人生」を送る男の寂しさと美しが同時に描かれ、僕もこのような生き方に強く憧れるのです。  いや、既に僕は僕にとっての「これしかない人生」を歩んでいるかもしれない。この、マンガとゲームにあふれた人生は。

ねこだのみ

ねこだのみ

東村アキコ、西炯子、波津彬子、そにしけんじといった超人気作家4人の描きおろしに21人の猫愛あふれる作家さんの珠玉の過去作品を掲載しました。泣けてくるものから、笑えるもの、じ~んと考えさせられるもの…いろんな猫が集まってきました。時代も、性別も越えた『猫愛』だけで成り立っている1冊です。猫に少しでも興味がある方はお手に取ってください。 ※デジタル版には含まれないコンテンツがあります。予めご了承ください。

神の犬(谷口ジローコレクション)

神の犬(谷口ジローコレクション)

大型選集谷口ジローコレクション第9回配本 最強の戦闘犬・ブランカの遺伝子はオオカミの中で生きていた。ブランカとオオカミの間に生まれた二匹の仔狼。彼らは父親から受け継いだ戦闘遺伝子により、驚異の動物兵器へと成長する。その存在に目を付けたR共和国の軍部は、再び捕獲作戦を開始。黒い仔狼・タイガを捕らえ、軍事訓練を施す。一方、白い仔狼・ナギは、アラスカの山地へ逃げたが、ナギにも特殊部隊の追跡が迫る…!! 果たして、二匹の運命は…!? 谷口ジローが再び最強の戦闘犬を描く迫力のアクション。最高品質の印刷技法で鮮やかに蘇るアラスカの大自然。サイズは迫力の大画面B5判。最新のスキャン技術と最高品質の製本を駆使し、谷口ジローの名作群が全く新しい姿で登場します。世界中で数々の漫画賞を受賞した谷口ジロー、初の本格選集! 第3期第4回配本『神の犬』1をご堪能ください。●各巻に購入特典として別冊小冊子『「紙」が語ること 谷口ジローの世界』を封入。今回の別冊小冊子では、いしかわじゅん氏(漫画家)、吉見健士氏(テレビプロデューサー)の評論を掲載。

センセイの鞄(谷口ジローコレクション)

センセイの鞄(谷口ジローコレクション)

世界的に高い評価を受けるマンガアーチスト谷口ジロー。好評シリーズ「谷口ジローコレクション」第二期は集英社・扶桑社との共同出版。B5判の特製本。5月より毎月刊行。集英社は「神々の山嶺」全5巻と「晴れゆく空」を刊行。扶桑社は「孤独のグルメ」全2巻。双葉社は「センセイの鞄」全2巻。他に「ふらり。」も刊行予定です。

餓狼伝(谷口ジローコレクション)

餓狼伝(谷口ジローコレクション)

大型選集「谷口ジローコレクション」第6弾 その男は、群衆の中でも奇妙に人眼を引いた。身体が大きい、背が高い男であった。だが、その大きさだけのせいではなかった。流浪の格闘家・丹波文七。どこまで行けば強くなれるのか。どこまで鍛えれば無敵になれるのか。どこまで闘えば最強と呼ばれるのか。ただひたすらに強さを追い求めた 一人の男、戦いの軌跡。夢枕獏と谷口ジローによる究極の格闘漫画が 最高品質の印刷技法で鮮やかによみがえる。サイズは迫力の大画面B5判。最新のスキャン技術と最高品質の製本を駆使し、谷口ジローの名作群が全く新しい姿で登場します。世界中で数々の漫画賞を受賞した谷口ジロー、初の本格選集! 第6弾『餓狼伝』をご堪能ください。●各巻に購入特典として別冊小冊子『「紙」が語ること 谷口ジローの世界』を封入。今回の別冊小冊子では、原作者・夢枕獏氏の評論を掲載。

谷口ジローコレクション

谷口ジローコレクション

谷口ジローの著書を発行してきた各出版社が共同で編集する「谷口ジローコレクション」。第2期は、世界各国で数々の漫画賞を受賞している作品群を刊行してきた集英社、双葉社、扶桑社の合同企画として出版します。扶桑社からは、食漫画の金字塔として愛され、松重豊主演のドラマシリーズも大人気の『孤独のグルメ』第1巻が発売決定! 第1巻の特別小冊子には、漫画家・ヤマザキマリ、演出家・中島諒人が寄稿!「焦るんじゃない 俺は腹が減っているだけなんだ」「うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ」「ここでは青空がおかずだ」「ソースの味って男のコだよな」etc. 数々の名言と食描写をご堪能ください!

試し読み
青の戦士(谷口ジローコレクション)

青の戦士(谷口ジローコレクション)

大型選集「谷口ジローコレクション」第5弾 絶対的な破壊力を持ちながらも、酒に溺れてリングにあがるハードパンチャー・礼桂(れげ)。この東洋の無名ボクサーに世界的なプロモーター・ダンジェロが目をつけた。ミステリアスな礼桂に魅せられたダンジェロは、彼をこう呼んだ。ブルー・ファイター、青の戦士と。海のように神秘的な深みを持つ男を世界チャンピオン戦へと導く、激動の世界が今、動き出す!! 谷口ジローと狩撫麻礼、若き二人の天才による幻の名作が最高品質の印刷技法で鮮やかによみがえる。サイズは迫力の大画面B5判。最新のスキャン技術と最高品質の製本を駆使し、谷口ジローの名作群が全く新しい姿で登場します。世界中で数々の漫画賞を受賞した谷口ジロー、初の本格選集! 第5弾『青の戦士』をご堪能ください。●各巻に購入特典として別冊小冊子『「紙」が語ること谷口ジローの世界』を封入。今回の別冊小冊子では、関川夏央氏の連載「谷口ジローとの歳月」第5回を掲載。

ふらり。

ふらり。

隠居をした男が歩く、歩く。江戸の町を。 目的もなく、ただただ、ふらり、ゆらりと。 ゆらり、ふらり、と江戸歩き。それはきっとあなたの記憶につながる原風景。

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谷口ジローコレクション

谷口ジローコレクション

【谷口ジローコレクションについて】谷口ジローの作品は海外での評価が非常に高く、主要作は軒並み20万部近い実売を記録、現在も毎月のように新刊が出版されています。この選集は、2021年以降の谷口作品の新たな盛り上がりを見越して、読者の要望に応えられるような質の高い作品集として準備しつつ、その国際的な評価を改めて日本国内で広め伝えていくものとして企画されました。本企画は、谷口ジロー作品を多数刊行している小学館と双葉社が合同で実施。2021年10月以降、小学館・双葉社から毎月1冊ずつ、全5巻(計10冊)を毎月同日刊行。装丁を揃えるなど、合同で取り組みを行って読者への訴求を図り、名作が将来にわたって読み継がれることを目指します。【本書の内容】<明治>という時間軸に交錯する群像を、関川夏央の気鋭の原作を得て、名手・谷口ジローが渾身の力で描いた話題作。歴史上の人物たちの同時代的邂逅が意表を突く!!明治三十八年。現代人たる我々が想像するより明治は、はるかに多忙であった。漱石 夏目金之助、数え年三十九歳。見通せぬ未来を見ようと身もだえていた──近代日本の青年期を、散り散りに疾駆する群像をいきいきと描く、関川夏央・谷口ジローの黄金コンビが放つ一大傑作。第二回手塚治虫文化賞を受賞。

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