荒れる京にその名をとどろかせる新選組。だが、その京で新撰組の役まわりを横取りする「影」を名乗る者が現れた。その正体を探るべく副長土方は手を尽くすが… (この作品は闘姫~バトル・ヒロイン~ vol.1に収録されています。重複購入にご注意ください。)
慶應4年(1868年)、時代が江戸から明治にかわる時。新政府軍のやり方に反発した東北諸藩は「奥羽越列藩同盟」を結成、東北全土を巻き込む戊辰戦争へと発展した。二本松藩(現在の福島県二本松市)の人々は自分の信じた道のために戦い、13~17歳少年たちもまた、郷土のために命をかけて戦った――。大河ドラマ「八重の桜」にも登場した、二本松少年隊の知られざる姿を描く。
現在の龍馬人気の原点となった坂崎紫瀾の小説『汗血千里駒』(明治16年刊行)をコミック化。日本の夜明けを信じ、幕末を駆け抜けた坂本龍馬はじめ、中岡慎太郎、高杉晋作、西郷隆盛ら維新のヒーローたちの青春群像!龍馬のエピソードと男気全開の、幕末を知る入門にふさわしい一冊です。
次々と死んでいく新撰組隊士…新撰組の「鉄の掟」には隠された歴史の闇があった!? すべてが史実とは限らない! 目からウロコの歴史ファンタジー! 石川雅之氏の珠玉の幕末異聞短編集の新装版!
今ではない時代。四百年もの間、日本を統治していた幕府があった。しかし、その権力も代を重ねる毎に陰りが見え始めた。混沌とする社会で、「天隷」と呼ばれる特殊能力者集団に所属する真宮寺音々が、テロリストの粛清へと向かう…。時代を分かつ幕末ファンタジー開幕!!
東京ナンバーワンの腕っぷしを誇る超ヤンキーの竜平(18歳)が、幕末の土佐にタイムスリップ!!坂本龍馬家に居候し、激動の時代をロック音楽とiPhoneと腕力でねじ曲げちゃう!?期待のヤンキー漫画家、入魂の第1巻!!
幕末の動乱期、京都に一人の拳法の達人がいた。名は拳竜。この拳竜、破れ寺に住み、女も大好きという罰あたりな破戒坊主なのだが、エッチなくせして正義感も強いという実に格好のいいスーパー・ヒーローなのだった。破れ寺の名に因んで、くるわの愛染明王、げんこつ法師ともよばれるが、その絶対的な強さには、ただひたすら感動するばかり。ちなみに第1話が「寺田屋」。最終第10話まで感動的で心が洗われるような作品がそろうが、各話に激動の時代の“有名人”、つまり、歴史上の人物が登場するのも読者には楽しみのひとつだ。いずれにしてもさすがにバロン先生。ストーリーの面でも天下一品、この充実ぶりには、まさに大満足の一言なのであった。
時は幕末。毛利の長門守貞広は、攘夷の風吹き荒れる中、これからは西洋のこと知らねばならぬと決心。井上聞多、野村矢吉、山尾要蔵、遠藤謹介の4人をイギリスに向かわせる。伊藤俊輔(後の伊藤博文)を加えて、毛利の江戸留守居番・村田蔵六に5千両を貰った5人は、ガールの手引きで英国貨物船キロセッキ号に潜り込み横浜から出港した。「英国密航」声も節も悪い(?)浪曲師、瓢右衛門の苦闘半生を描いたトゥルー・ストーリィ。本編は第2話からです。以下「もらわれさん」「べたづけ」「夜逃げ」「浮浪児当瓢」「旅芸人」「ハワイへ行く」「満州行」「浪曲死すとも瓢右衛門死なず」を収録。
農民革命を目指し世を改革せんと、志だけは立派だが山賊まがいの西郷凶之助とその仲間たち一味は、藩主島津斉興の側室を拐かし、人質として身代金をせしめようとする。だがそのさなか、薩摩藩士小姓組・西郷吉之助という若き居丈夫と出逢う―― 幕末へ向けた揺籃の時代、知られざる未だ若き西郷の青春を、飄々と且つモダンな筆致で生き生きと描写する、バロン流・西郷隆盛伝!
武士として生まれ、武士として死ぬ。明治維新に翻弄されながらも、サムライとして生き抜いた男たちを描く幕末ロマン!15代将軍・徳川慶喜(とくがわ・よしのぶ)の大政奉還により、職を失い困窮する日々を送ることになった旧幕臣たち。そのひとりである上田丑之助(うえだ・うしのすけ)は旧幕臣の窮状を訴えるべく、仲間の猪木(いのき)、山本(やまもと)、前田(まえだ)とともに白装束をまとい慶喜邸を訪ねるが……!?士族のプライドを捨てられない彼らが、文明開化の御代に自らの居場所を求め彷徨する姿を、壮野睦の原作を元に石川賢が活写する。
斬奸状……奸者を斬るについて、その趣意をしたためた檄文である。天に代わりて不義を討つを大義名分とするところから“天誅”とも称されるこのテロ行為が、江戸の歴史を通じて幕末、それも文久二(1862)年から翌3年に集中して起こったのは何故か……?激動の日本を憂国の鬼・桐原清司郎が炎となって駆け抜ける!!
1860年、あの有名な咸臨丸(かんりんまる)でアメリカへ渡った日本の侍たちがいた。勝海舟や福沢諭吉、ジョン万次郎…そして、刺客として幕末の世を震え上がらせた岡田以蔵の姿があった!侍に無礼する者は斬る、と血気盛んに刀を携えてアメリカ本土に立った以蔵の目的とは?悪漢から美女を救い、ゴールドラッシュに目を輝かせ、野球で真剣勝負する…アメリカ大陸を縦横無尽に駆け巡る、誰も知らなかった以蔵の大活劇にかつ目せよ!!
幕末、不穏な風が吹き荒ぶ京都に、二匹の龍がいた。坂本龍馬と楢崎竜。運命によって出会った二人。そして時代は攘夷の波を起こす。愛さえも間々ならぬ時に結ばれようとする二人だが…。英雄・坂本龍馬の妻、お竜の物語!
「オランダおいね」の幕末医療事件簿!幕末の日本で西洋医学教育を行ったオランダ商館医・シーボルト。そのシーボルトと楠本瀧の間に生まれたひとりの娘・おいね。シーボルトの弟子・二宮敬作を頼り、宇和島藩卯之町にやってきた「オランダおいね」の波乱に満ちた青春時代がここに始まる!シーボルトの残した文献と二宮敬作仕込みの医療知識で世間を騒がす難事件を次々と解決していくオランダおいねを、『島根の弁護士』『緋が走る』ほか、女性ヒロインに定評のある“あおきてつお”が法医学ミステリー仕立てに描きます!「おいね」の奮闘にご期待ください![収録タイトル]・第一診ハシリドコロ茶屋の若旦那変死事件の容疑者となった遊女の無実を信じたおいねは……・第二診ジンメンソ村を滅ぼす災厄といわれるジンメンソを発症した子供が村人から……・第三診ヒトヨタケ村一番の酒豪が泥酔して事故死した………不信に思ったおいねは……・第四診オトギリソウ正体不明の皮膚疾患に悩む遊女、皆は呪いのせいだと騒ぐが……・第五診ガンビョウ宇和島藩の若殿が突如、視力を損ない……三人の医師が城に呼び出され……・第六診アシキミ四国八十八ヶ所を巡るお遍路の一人が中毒死した……死因は意外にも……
『風雲児たち』の中で、特に輝いた“風雲児たち”30人をピックアップ。その活躍を詳細に説明したのが、本誌『解体新書』です。『風雲児たち』ファンに贈る『風雲児たち』をより面白く、より楽しめむための一冊です!
小池一夫、幻の作品…単行本未収録作品が電子書籍化で復活!!しかも、作画は「やる気まんまん」シリーズで一世を風靡した、横山まさみち。…時は明治10年、激動の明治維新に世の中がまだ揺れ動いているとき、西郷隆盛率いる薩摩と政府軍との間で西南戦争が勃発。そして、薩摩の敗戦が濃厚となる中で、暗殺者・世露(ゼロ)が姿を現した!!世露の目的とは!?巻末には、漫画評論家の大西祥平氏の解説を収録。
歴史上の人物・西郷隆盛(さいごう・たかもり)の豪快な半生をダイナミックに描いた幕末歴史ロマン。薩摩藩の下級武士・西郷吉兵衛(さいごう・きちべえ)の長男として生まれた、のちに西郷隆盛となる少年・小吉(こきち)は、隣町の稚児・横堀(よこぼり)達にいじめられていた、のちに大久保利通(おおくぼ・としみち)となる近所の少年・正助(しょうすけ)を助けるために、横堀と勝負するのだが……!?
ときは幕末。黒船は鎖国日本の扉をぶったたき!江戸幕府はゆらぎにゆらぎ!巷には浪人があふれ!世の中はやたらややこしくなっていた。これはそのややこしい時代をますますややこしくした男たちの物語である――。三谷幸喜の愛読書。これがNHK大河ドラマ『新選組!』の原点だ。
幕末の風雲児・坂本龍馬、時代を駆ける!!自由奔放[幕末青春伝]!!嘉永六年(1853)、ペリー率いる黒船艦隊が浦賀沖に出現。ペリーは幕府へ強引に開国を迫り、江戸の町は上を下への大騒ぎ。土佐の郷士・坂本龍馬は、そんな黒船の威容を目の当たりにして思いがけずに大興奮し、窮屈な日常を壊してくれる「黒船」を手に入れるという壮大な望みを胸に抱くのだった。がむしゃらに走り始めた坂本龍馬の明日はどっちだ!?
鬼才・乾良彦が描く、まったく新しい時代劇剣戟アクション!冥府魔道の闇に蠢く人斬りの悪党たちを捜し求めて、一人荒野をさすらう男……その名は「ジライ」……彼の右手は、岩をも砕くといわれる「幻夢黒手刀」。その刀はしかし、斬られた者が夢に抱かれて死んで行けるという……悪と善、黒と白が交錯する冥府魔道の闇を「ジライ」が斬る……時代劇漫画の未来を担う、新感覚のスーパーアクションロマン第1巻!!
1868年、明治政府が発足した。サムライガンを擁する反幕府組織・評議会は、新政府に吸収される事となる。しかし権力の争奪が行われた後に組織は新政府側の赤軍と反逆集団の黒軍とに二分。だが赤軍に戦争を仕掛けた黒軍は敗北した。それから数年後…再び黒軍が現われた。そして黒き逆賊・月光が動き出す!!
▼第1話/開化 ▼第2話/召魔(めすま) ▼第3話/交霊 ▼第4話/罪 ▼第5話/霊視 ▼第6話/攘夷 ▼第7話/出生 ▼第8話/魂の声 ▼第9話/魔法使いの弟子 ●登場人物/鬼窪巖(明治新政府参議。国のことを真剣に思い多忙)、妙(参議・鬼窪の愛妾。心の病を患っている?)、召魔(巷間“妖術使い”と噂される異人。「動物磁気」など怪し気なもので病気を治す?) ●あらすじ/1868年、明治政府樹立。しかし、新しい世になっても、血の匂いは消えなかった。新政府に反発する反乱や一揆の首謀者たちはもちろん、時には無実であっても新政府にとって都合が悪ければ斬首、切腹…… 冷徹な強権をふるっていた―― 参議・鬼窪は、その新政府の中心人物として多忙を極める日々。世の中も、政府・文化・思想・化学…… 全てが新しいものへ移行しようと目まぐるしく動いていた時代、外国人居留地はずれの洋館に妖術使いが住んでいるという噂がたった。夜な夜な冥府から亡霊を呼びだしているというのだ。そんな折、久々に鬼窪と一夜をともにした愛妾・妙が生首の亡霊を見る!! (第1話) ▼妙がフラフラしながら入っていったという例の洋館を訪れた鬼窪。玄関の扉を開けるなり、目に飛びこんできたのは、かつて見たこともない奇妙な光景だった。ひとりの異人と操り人形のようにフラフラ踊る女たち、そしてグッタリと椅子にうなだれている妙の姿……。鬼窪の呼びかけで気を取り戻した妙。連れて帰ろうとしたところ、異人は「帰スワケニハイキマセン」と鬼窪をさえぎる。鬼窪のせいで病気が悪くなるというのだ。(第2話)
幕末迫る天保年間、大坂を火の海に変えた「大塩の乱」。その首魁・大塩平八郎。真面目な性格で、役人でありながら出世の企てや不正の横行ばかり目立つ役人社会の堕落に嫌悪し、「武士としての功名気節が叶わないのであれば、学問を究め真の道徳者を目指す!!」と江戸へ旅立つ。剛直で正義感の強い平八郎が、挙兵に至るまでに辿った激動の道筋とは!?平八郎の波乱万丈な人生を軸に、歴史的大事件の核心に迫る意欲作!!