高根沢八一(やいち)は、大手証券会社に就職した新人証券マン。新人研修で人事部長から言われたことは、「研修期間中に結婚相手候補を見つけておくこと!」。早く結婚相手がほしい八一だが、配属された渋谷支店ではプライベートタイムなど皆無の忙しさ!『才たけて、見目うるわしく、情あり』、八一の理想の結婚相手は見つかるのか…!?サラリーマン・ブライダル・ストーリー!
文具メーカー勤務のサラリーマン・上野原が、勤務中や休日に歩いた都内の風景の数々。北品川、目白、吉祥寺、井の頭公園…。ふと目にとまった出来事を淡々と描くことが、ここまで上質な人間ドラマを生み出した。「孤独のグルメ」の黄金コンビが贈る、極上のエッセイ風コミック。
万年ヒラ社員でイタズラの天才、かりあげクン。初登場の時から、独特のヘアスタイルは変わっていません。サラリーマンの癒しバイブルコミック、バブル期もリストラ時代も平常心でスィースィー。植田まさし、永遠の笑宇宙。
法を知らなきゃ泣きを見る。泣き見た人のドラマを読めば、生かせる法が頭に入る。「カバチタレ」とは広島弁で「文句や屁理屈を言う人」のこと。法律を知ってカバチをタレることができれば、人は泣き寝入りすることなく、自分たちの生活を守ることができるのだ。この物語の主人公・田村勝弘もまた勤め先の横暴社長の不当解雇にあって泣き寝入りするしかなかったが、ひょんなことから行政書士の大野と出会う。そして法は使い方次第と目覚めた田村は行政書士を目指すため大野事務所に補助者として入所する。
ブラック企業で社畜生活を送る真司郎の部屋に飛び込んできたのは月でリストラされた謎のウサギ・ふわみ!! 働かないと死ぬというふわみに押し切られ社畜が社畜を雇うことに…!! 押し売りブラック労働が吹き荒れる脱力コメディ第1巻!!
26歳の童貞サラリーマン・間くんに、なぜか同時に2人、彼女ができた! 1人は取引先の美女・里見さん、もう1人は電車の中で助けた女子高生・鏡香ちゃん。二股をかけることは悪いと思いつつ、「すぐどちらかにフラれるはず」とたかをくくっていると、どうやら2人とも自分が大好きな様子。「どっちかなんて選べない!!」悩める間くんの初めての恋はいったいどうなる!? 甘くてとびきりスリリングなラブストーリー、第1幕!!
平々凡々なサラリーマン・藤ノ木の秘かな楽しみは、小学生のとき同級生だった男・赤岩から不定期にかかってくる電話だ。もう20年も会っておらず、今はどこで何をしているのかも分からない。この電話だけで繋がった奇妙な友情は、いつしかとんでもない方向へ転がっていき――。『ガイコツ書店員 本田さん』の本田氏が贈る、男2人の物語! ラストシーンに大きな反響・感動を呼んだ読み切り傑作を電子書籍化。おまけ漫画も収録!
俺の人生…、100億で買ってください!平凡なサラリーマンであった富沢琢矢は母親の借金の保証人になったために100億の借金を背負う。100億の価値を持つ男となるべく、自身の人生を久我山天善に売るが…。大金と美女を手に入れてがけっぷちから這い上がれ!テレビドラマ化もされた人気作が登場。
華を添える女性でも
▼じみへん第1~80話 ●本巻の特徴/5年の単身赴任後、帰った家にはまったく居場所がなくなってしまったお父さん(第10話)、1千万円の賞金に目がくらみ、会社を休んでまで街のキャッチコピーを考えようとする男(第34話)、平凡な人生を全うしようとしているのに、宇宙人に遭遇し拒否反応を示す会社員(第60話)などなど、特徴のない、どこにでもいそうな人々が続々、登場。著者のコラムは「じみへんについて」「海について」「競輪について」「写真について」「オートバイについて」「女について」「野球について」を収録。巻末のあとがきは限りなくまじめで、じみへん。自画像付き。
愛する妻、可愛い娘、築き上げてきた信頼と社会的地位…。かけがえのない人生を送るため、ひたすら真面目に生きてきた男の前に、突然忍び寄る誘惑という名の落とし穴!ここに始まる衝撃のエロティック・サスペンス!!壊してやる…あなたの幸せを!!
『ウヒョッ!東京都北区赤羽』『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』が大ヒット中、清野とおるの単行本未収録・貴重な初期ギャグ作品を一挙お蔵出し! 憂鬱になるたびに“埼京線”と一体化するニート男、道路の白線を何が何でも辿り続ける男子学生、奇想天外な方法でタクシーを止めるサラリーマン、退屈を持て余し、体を張ってあるイタズラを仕掛ける主婦……etc. 街を舞台に狂気の清野とおるGAGが炸裂する!! さぁ、あなたも清野とおると共に街へ繰り出そう♪
会社と共に生き、共に死す。武士道精神で会社に尽くす新入社員加藤。愛社精神をせせら笑い、ひたすら無責任に生きる同期の源ジェームス頼和。バブル景気が崩壊した1991年。『へうげもの』の山田芳裕が、バブル入社組の同世代を描くNEOサラリーマンギャグ漫画。四半世紀の時を越え、電書で待望復刊。企業資本主義帝国・日本の光と陰をいま読もう!
「島耕作」シリーズ新作!!課長前夜の「係長」時代!!新・悪役(ヒール)「庭(にわ)課長」登場!会社に対して誠実な島と衝突する庭課長のいやがらせは、社の威信をかけた展示即売会!設定目標は前年比200%!?――中間管理職が強ければ、企業はもっと強くなる。今日、現場で生かせる哲学満載!!
島耕作は、初芝電産という巨大組織の中で、部長となっても自分の意志に忠実に、最前線で闘い続ける!部長となって現場から離れると、少しはヒマになるかと思っていたが、とんでもない思い違いだった。毎日が目のまわるような忙しさだ。弘兼憲史が描くサラリーマン漫画の最高傑作!
島耕作、初めての昇進!主任となり初めてできた部下のなかに、ハツシバアメリカからやってきた問題児がいた。初芝のロゴデザインを手掛けた世界的デザイナーの息子、亀渕雄太郎だ。社長や専務とも親しく、アメリカ式を押し通そうとする彼に、島は頭を悩ます――。サラリーマン社会の悪習や不条理な要求と闘いながら、島は着実に出世の道を歩む!!
島耕作は大手電機メーカー・初芝電産に勤めるサラリーマン。出世に不利だとは知りながら、社内の派閥には属さず、誠実に仕事をこなしていた。確実に実績を伸ばしていった島は、若くして課長に昇進。その後も順調に会社へ貢献していく。これはそんな島の新人時代のエピソードだ!無事研修を終え、第一希望の宣伝広告部門に配属された島。激動の時代、理想と現実の間でもがきながらも彼は着実に成長していた。
加勢はコンピュータ会社に勤める営業マン。口うるさいだけの上司やドジな部下に手を焼きつつも、仕事はそれなりにできる男。しかし、仕事の忙しさにかまけるうち、なんとなく家族との距離を感じてしまう今日この頃だった。ある日のこと、いつものように深夜に帰宅した加勢が疲れてベッドに横になっていると、突然見知らぬ美少女が現われる。彼女は自分のことを幽霊だと自己紹介するが……。
新卒でブラック企業に入社して3年、筋金入りの社畜OLかすみ(20)が、ウルトラホワイト企業に転生!? ブラック企業の常識に染まったかすみは、ホワイト企業の文化になじめるのか!?ニコニコ漫画「このマンガがヤバい!2018年」ノミネート作品!本当にヤバイのはかすみか、我々の常識か……!?
坂のある新興住宅地に引っ越したエリートサラリーマン一家。絵に描いたような家族の幸せの時間が始まるはずだったが、ある雨の日を境にして、浅倉家は抗いがたい「運命」の渦に呑み込まれ、幸せな家庭が静かに壊れてゆく……。早稲田大学漫研出身の作者が、実社会で活躍する同世代像を描いた迫真のリアリティ!注目の人気作にして問題作!!
建築会社で働く主人公・野中雄二は、独立するという夢を持ちながら平凡なサラリーマン生活を送っていた。真面目で好青年だった彼は、ある日同僚に連れられてフリー雀荘に行く。予想以上に勝った雄二は、同僚と分ける筈だった勝ち金をごまかして彼に渡してしまう。後日、会社で嫌な事があり雀荘に行くが、彼はマスターの目を盗み、隣の卓から点棒を抜いてしまい・・。平凡なサラリーマンだった彼の行く末は・・!
出版社・吉朝社で営業マンとして勤務する飴谷甘太朗は、仕事のデキるメガネイケメン。業務を素早くこなし周囲の信頼も厚いが、彼には周囲にひた隠しにする秘密があった。それは、仕事をサボっての甘味巡り! 甘味なるサボりの世界を堪能するべく、飴谷甘太朗は今日も外回りに出向くのであった――。
平凡だがささやかな幸福に生きたいと関東卍組から逃げ出した影は、幼いころより殺人マシーンとして育てられたヒットマン。追手をまいた影は顔に死相の現われた男を見かける。その男の頭上に鉄骨が落ちてくるがすんでのところで影が助ける。男は田中一郎という覇王建設の社員で、専務の息子正臣の妊娠した愛人を妻として押しつけられていた。影は田中一郎が命を狙われていることに気付く。
現代の男が心安らぐことのできる場所、それは「愛人をつくるか良き酒場を見つけるか」だという。BARSTELLAと夜の街を舞台に柳沢きみおが「人間の愚かさ悲しさ」を描いた珠玉の一冊。イタリア語で「星」を意味するBARSTELLAを初めて訪れたサラリーマン二人は、マスターに酒はどうしてこんなに美味しいのかと訊ねると溜飲の下がる言葉が返ってきて、次第に二人はなじみ客となっていくのだが…。
多重債務に不倫精算、etc.――みんなの知りたい「法律」が、ここにある。スカッと一発、第2章!!ついに補助者から行政書士にステップアップして、初めての依頼にはりきる田村(たむら)。だが……出会ったのは百戦錬磨のオンナ行政書士・住吉美寿々(すみよし・みすず)だった!浮世のカバチを一刀両断、法を駆使した行政書士バトル!《タレ》をひかえて《特上》に!!!!
この作品の連載が始まったのはバブル絶頂期。そして主人公・高根沢八一は証券会社の営業マン。そんな華やかなりし時代の花形職業という浮ついた設定なのに、話はどんどん陰鬱になっていく。あの時代のサラリーマン漫画にしては異色の作品。しかしながら当時の若者の恋愛観がしっかり描かれていて、そんなところがヤングサラリーマンには人気だったと記憶しています。テーマはタイトル通りの理想の結婚相手探し。八一はさまざまなタイプの女性と付き合うのですが、うまくいかずに破局、の繰り返し。なぜダメなのか、その答えは読者にはよくわかるように描かれていて、逆に劇中の八一はそれに気づかないという、なんとももどかしいストーリーが延々と続きます。八一の恋愛下手っぷり、そして八一に関わる女性たちの行動。恋愛に対する価値観が変わりつつあった時代の中、まわりはそれに乗っかって成長していくのに、八一は変わることができない。いつの時代もこういう人っていますよね。こういう側面だけ見ると人間ってあまり変わっていないのかもなあ。30歳前に結婚で焦る、ってことはさすがになくなってきたけれども。