巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた剣士・ガッツ。彼の行くところ、血の雨が降り、死体の山が築かれる…!大ヒット!!圧倒的迫力の叙事詩!!
この理不尽を生き抜け――!!すべての海が蒸発し、巨大化した水棲生物が “空流”を泳ぐ世界。「蟹工船」の底辺労働者たちは日々、国家の威信をかけた巨大蟹漁に身を投じている。孤児院に売られた流伽と柊は、命が使い捨てられる“この世の船底”で、いつか借金を完済し、二人で自由になる日を夢見ていた。しかし、蟹工船に暴政を敷く悪逆監督・九条に流伽が刃向かったことで二人の運命は大きく変わってゆく――。プロレタリア文学の傑作「蟹工船」を大胆SFリメイク。現代社会にも通ずる闇を深く抉る究極のエンターテインメント、開幕!
「KAPPEI」「デトロイト・メタル・シティ」作者最新作!!かつて中華の地では、死してなお動き回り、人々を襲う妖怪・キョンシーが跋扈していた。そんなキョンシーを討伐し、供養する存在…「道士」。幼き頃から道士を志し、修業に明け暮れるシェン。彼の父は人々を守るためにキョンシーに咬まれ、自らがキョンシーとなってしまったのだった。シェンは父が最狂のエンペラーキョンシーとなっている事を確信し、誓う。「父をこの手で倒し、供養する。その為に俺は道士になる!」キョンシーと拳法、父と子、宿命の物語が幕を開ける――!…はずだったが!?
美女エルフが恐怖の魔物に襲われて…!? 斬新な世界観で挑む、生贄グルメファンタジー!!
WEB漫画の傑作がWEB界のカリスマ2人の手で運命の再始動!! かつて、この世界は魔族に滅ぼされた。 近代兵器も通じない怪物魔族の前に、人類は滅びる寸前を迎えていた。打つ手を失った人間たちは救いを求めて祈り続けた。祈る以外に道はなかった。そして神は現れた。韋駄天と呼ばれる戦いの神。彼らは突如この世に現れ魔族を倒した。現在より800年以上昔の話である――。魔族を封じて800年。時は過ぎ…平和な時代に生まれた韋駄天=戦いの経験のない「平穏世代の韋駄天達」の前に再び、魔族が復活する。神・人・魔物の800年ぶり生存闘争、開幕!!!
女子高生・摩季は一見普通の女の子。だが、ストリートファイトでは空中殺法を使って無敵を誇る「エアマスター」となって戦う!
「GUNSLINGER GIRL」の相田裕、最新作!!明治、東京。幕末に死に損ねた武士・春安は、死に場所を求めて大久保利通の暗殺計画に手を出すが「不死」の力を持つ少女・シノに暗殺を阻まれる。ようやく死ねると思った春安だったが、シノは自らの「不死の母を殺し、自分も死ぬ」という宿願を果たす為に春安を助け眷属とする。しかし、母殺しを目指す中で明治政府、不死の兄弟たちが立ちふさがり…!?不死の少女が血を流し命を燃やす、明治浪漫譚!!
【禁断・悪夢の“逆転”ファーム・スリラー!!】父と娘が迷い込んだのは…“動物”の姿を纏う不気味な集団の食事会。そこでは「人間が家畜」「人肉が主菜」。《ニンゲン農場》を営む彼らは、人ならざる動物…いや、動物ならざる…ナニカ。親子は最悪の“おもてなし”を受けることになる――。一方、農場の労働者である《山猫》のネロは、この村のリーダーを務める《鹿》の男・アーネストとの邂逅により、とある記憶を取り戻すが…?戦慄の世界観、衝撃の展開の連続、あなたに問う「命を食べる」ことの意味……。現代の寝ぼけた倫理観に牙をむく、トラウマ必至・刺激的すぎる【逆転寓話】。
数億年に一度繰り返される地球規模の大災厄の彼方。その変わり果てた世界を舞台に語られる生命群の激突。神話の巨人を擁する帝国に、ただ一組の男女が挑む。男の名は「泥労守(デロス)」、女の名は「風炉芽(プロメ)」。彼らの目的と、この世界の成り立ちとは…?圧倒的な想像力と筆力で描かれたSFロマン開幕!!
20××年、政府は増え続ける凶悪犯に対し、試験的に流刑制度を復活させた。死刑に相当する凶悪犯62名が送られた島の名は、通称「無法島」――。家族を惨殺され、無実の罪を着せられ、この島へと辿り着いた一人の青年。あまりにも過酷な現実が、いま動き出す…。累計330万部超の大ヒットサバイバルコミック「自殺島」。そこでは語られなかった前日譚を描く、衝撃の話題作!!
「自殺島」──それは、自殺を繰り返す“常習指定者”達が送られる島。主人公・セイも自殺未遂の末、その島へと辿り着いた。果たして、セイ達の運命は!?極限サバイバルドラマ待望の第1巻リリース!!
『シグルイ』の山口貴由がヤングアニマルで発表した入魂の一作がここに甦る!!コミック未収録のカラー頁や著者コメント等も多数収録。
あなたの近くにもいるかもしれない――。黒川御影(くろかわ・みかげ)、300歳。一見、地味めなアラサー女性。でも本当は、300回目の誕生日を迎えたばかりの三百路(みおじ)の魔女――!! ≪おひとり様≫を極めた彼女の毎日は妬み嫉み辛みに僻み…縛るものなど何も無い究極楽しいひとり暮らし♪ 自分の不幸も蜜の味! 300歳独身魔女の冒涜的日常コメディ!!!
原作小説は2018年にアニメ化!『ロードス島戦記』の水野良が紡ぐ、最高の戦記を新鋭・四葉真がコミカライズ!大陸を二分する大戦乱を放浪の君主テオと魔法師シルーカが駆け抜ける!
良家のお嬢様たちを乗せた大型バスが事故で転落した先は、敵対するヤクザ、槻広会と中杉組の抗争現場。槻広会最強の“鳳のシオ”こと塩川鋭二を含め、現場にいたヤクザは全員死亡。一方の令嬢たちは一命を取り留めるが――目を覚ますと、その中身は事故で亡くなったはずのヤクザになっていた!!!「異修羅」の珪素、初の完全オリジナル原作!超お嬢様学校で、誰も見たことのない“抗争”が始まる――。
佐谷サバトは、大手出版社のNo.1営業マンである! しかし、その正体は人間に扮した悪魔だったのだ!! 人間の欲を知り尽くした彼の手にかかれば、売れない商品はない! 愚かなるサラリーマンたちよ、悪魔の営業力を見るがいいーー!! 出版不況をぶち破る、2019年大注目のギャグコミック!
大好きな先生を引き止めようと、小学生がロケットの打ち上げを!?少年たちの鮮やかな夏──夢は銀河を駆け巡る!描きおろし16ページも収録。
「この国に移民したのは、人間だけじゃなかったのさ」。 舞台は1885年、西部開拓時代アメリカ。元ヘビー級の黒人ボクサー、ヴィクター・フリーマンが、人間社会に身を潜め、人間を喰らう不死の獣人魔族達を追い、狩り潰す!武器は左腕にはめた、純銀の弾丸を放つ「ブラスター・ナックル」!!
日本昔ばなしは異常犯罪の記録だ―。子どもから大人までよく知られた童話・民話には恐ろしい真実があった。続発する異常事件、事件解決のカギは昔ばなしの中にあり…。亡き父親の復讐を誓う新米刑事と昔ばなしに博識な変人教授の異色タッグが、現代社会に姿を隠し凄惨な事件を巻き起こす「人ならざる者―Wicked―」に挑む。ドラマ化された「4分間のマリーゴールド」(小学館刊)の希代のストーリーテラーが贈る新境地。
『ベルセルク』の三浦建太郎、幻の初期作『王狼』と『王狼伝』をまとめた大ボリュームの1冊!歴史に残る英雄ジンギス・カンが支配する13世紀のモンゴルへとタイムスリップしてしまった歴史学者・伊波と恋人の京子。そこで王狼と崇められるジンギス・カンの正体は源義経だった――!!モンゴル軍の将軍としてジンギス・カンと共に戦う伊波だったが、彼の子を王狼が所望した時、究極の選択を迫られる――!? 運命と歴史に翻弄されながらも、気高く生きた蒼き狼の戦いを壮大なスケールで描く、弩級歴史アクション!!
ベルセルクとは中学~高校にかけて読み始た思い出深い作品です。 当時はジャンプ系の主人公に食傷気味だったこともあり、本作の「ガッツ」の存在が、自分の中では斬新かつ衝撃的でした。 復讐のために使徒とよばれる魔物を、それこそ何でも使って倒していく(モブキャラだとしても人間をも利用する感じ)、ダークヒーローの象徴的なキャラだと思います。 勧善懲悪・人類皆兄弟みたいな博愛的な主人公とは真逆で、自身の、ある意味利己的な復讐のために戦い続ける様は、シビれました。 以降、もう20年くらい?新刊がでればチェックしている数少ない作品の一つ。 著者の訃報には、最後まで読みたかったという諦念だけでなく、著者のほうがさぞ無念だったろうという想像で、悲しいやら悔しいやら得も言われぬ感情が襲いました。それこそ中高時代の思い出が走馬灯のように駆け巡って思い出補正も相まってしばらく昔の巻を何度も読んでましたね。 内容は・・・まぁ世界的に著名な作品なので割愛させていただきますが、 自分の思いをば。 「長編作品あるある」なのですが、読んでいた当初から自分の中にある「作品への期待値」から徐々にずれていくことって多々あると思うんですよね。 「ベルセルク」は、自分にとってそれなんです。 (だからといってダメだとか、言うつもりは全くないです。) 自分は、シールケが出てきたあたり、魔法の概念(妖精パックも魔法といえば魔法ですが・・・。)や狂戦士の鎧みたいなものが出てきてから ん? と思うことが多くなりました。 なんというか、自分はガッツが生身の人間として「超常的な存在(ゴッドハンドとか)」と戦っていく様にシビれたんですよね。 それこそ、身一つ、大剣一つで、ズタボロになりながらも這いつくばってでも、倒していく様が圧巻で好きだったんです。 どっこい、そこに、仲間として同じく超常的なものが入り込んでくるとちょっと何でもアリだなってなってしまったんですよね。 もちろん強さのインフレがおこりがちだし 「どうやってコッドハンドに勝つんだろう、いや無理だろ」 と思っていた節もあるので、この加勢は、むしろ必然と言えば必然だし、物語として深味がましてきたとも思います。 でもやっぱりガッツの腕力のみを期待していたので、このズレが最新刊までずっと続いちゃってますね。 (何度も言うようですが、だからといって面白さが損なわれたとか、つまらないとかではないです。) 私の中では「進撃の巨人」も同様で、どうやって人類が巨人と立ち向かっていくのだろうとワクワクしていた矢先に、3巻くらいでいきなり主人公が巨人になって、あれーと感じたもの近いです。 変な嗜好で恐縮です。 好き嫌い混ざったとしても、やっぱりベルセルクは好きな方に傾くし、それこそたぶん一生読み続ける作品の一つです。 今後どうなるか未定なようですが、未完のまま終わらせるのか、代筆させるのか、いずれの場合でも変わらぬ思いでこの作品を大事にしたいと思いました。