※ネタバレを含むクチコミです。
ビットコインを作った人の正体は今も明かされてないって知ってました?それこそ漫画みたいな話ですが、この実話をベースにしている漫画です。ホワイトハッカーの主人公がネットアイドルと一緒に謎の「人質ゲーム」に巻き込まれるという話で、本格ITサスペンスと謳われてますが仮想通貨?なにそれ?みたいな私でも楽しめるエンタメな内容になってます。えりちん先生の描く女の子はやっぱり可愛いですね。ファンなので連載もってくれて嬉しいです。
池波正太郎の「男の作法」を漫画化したもの。『男の』とはいうものの万人に通ずる「粋」を学ぶことができる。台詞回しや空気感が独特でいい
たまたまツイッターで流れてきたものを読んで、すごい話だと思ったので感想書きます。ちょうど2年前のモーニングに載った読切なんですね。 本当に厄介で嫌になる、親子という関係が上手く描かれてると思います。子を思うあまり無意識に縛り付けてしまう親。それを心底嫌悪し、切り捨てようとする子供。こう書くと最悪な感じがしますが、なんも珍しいものではないでしょう。どこにも明確な悪意はないから。同じではないものの、自分と重なる点もあり、ウッという場面がありました。 あー、親と子の関係って、本当に面倒臭い。 ちなみにそのツイートはこちら https://twitter.com/segawatamaki/status/1311210272875520000?s=21
ドラマ化が決まったというので1巻初めて読みました。 実はほんとに初めて読みました。私の中では築地魚河岸3代目とほぼ同じ内容でしょ?っていうイメージだったんです。築地魚河岸の方は結構好きなのですが…なんだろう、比べてみるとちょっとほのぼの感が足りない?いや魚河岸と寿司職人じゃもちろんちがうんですが。厳しい。空気が。 それでオヤジさんがまぁえらい男前。 インターネットで江戸前の旬と検索したら読む前に読め的なブログがあって、雑誌連載を少しづつ読むのがちょうど良く、まとめてコミックで読むのは向いていないと書いてありました。
めっちゃいいところで1巻終わってるー…早く2巻が読みたい! 次から次へと恨みを晴らしていくのかと思ったけど意外とキャラの過去とか心情とかしっかり描かれてるので、ふざけた表紙のイメージからいい意味で変わりました。あと絵も普通にうまくて読みやすいです!
いや〜!!実はこれ本編を読む前からすでに、モーニング公式のツイートでカラー絵を見た瞬間一発で好きになっていた作品だったんですけど、ワクワクしながら雑誌(巻頭カラー)を読んだらストーリーもまあ最高でした!! 【第1話】 https://comic-days.com/episode/10834108156691507213 第1話は「大学進学を機に一人暮らしを始めるため新しい街にやってきた主人公・井ノ山春が、道すがら次々と個性的なおじさんたちとすれ違う」という話なのですが、たったそれだけなのにメチャクチャ面白い…! **「いや乙女ゲーかよ!!」と内心叫ぶくらい多種多様なおじさんたちが次々登場するのに、笑いを堪えられませんでした。** 乙女ゲーと書きましたが、若い女性が主人公でイケてるおじさんからゆるふわなおじさんまで出てくるにもかかわらず、**物語の雰囲気がしっかりと青年誌**なところが素晴らしかったです。1話の最後の日記に登場する「おじさん」の回数が多すぎるオチも最高でした。 **「陰キャ女子大生と平均年齢50オーバーのおじさんたちが織りなす、ゆるゆる町めぐりコメディ」**が、今後どう展開していくのかメチャクチャ楽しみです…!! 【モーニング】 https://morning.kodansha.co.jp/c/misters.html
オムニバスなんですね。 芸大が舞台で、登場人物に色を当てはめてまつわるストーリーになってるみたいです。ふたばの豆餅というワードが出てきたので、京都芸術大学がモデルかな? 芸大だから生徒にフォーカスがあたるのかと思いきや、初っ端は事務員さんが主人公。爽やかでわくわくする1話目でした!短期集中とのことなのですが、どのくらいやるんだろう。
よしもとよしとも、なんてふざけたペンネームを掲げてしまったことが全ての発端なのかもしれません。永遠の放課後居残り組ことよしもとよしともは、いつまでも漫画界から反省文を書かせられて家に帰れないのです。 大友克洋、高野文子、さべあのま、岡崎京子、望月峰太郎等からの大きな影響を受けて、遅れてきたニューウェーブとして彗星のごとくデビューしたのがこの『日刊吉本良明』になります。基本軸は、業田良家の『自虐の詩』や、吉田秋生の『ハナコ月記』の系譜にあたる同棲4コマ漫画ですね。とはいっても、どこまでが本当なのかは分かりませんけども、作者本人の生活臭が全面に押し出されていて、途中からは同棲生活や大学生活に原稿生活が紛れ込んできますから、そういう意味では漫画家漫画としても機能しています。ファンレターについて描かれた回があったと思ったら、幕間に実際に届いたファンレターを載せたりしている。メタフィクション的というか、挑発的というか、まあ、かなり挑戦的なんですよね。 それで、まあ、1ページめの初っ端から、あからさまに高野文子のジーンズの描き方で同棲する二人が描かれています。そして、ページが進むごとに、大友克洋の漫画を隣に置きながら原稿を描いているとか、『バタアシ金魚』のファンから猛攻撃を受けているとか、人の絵をめちゃくちゃパクって描いていることを隠さなくなる。そういうのをどんどん自虐ギャグにしちゃう。このように数々の作家の長所だけを寄生虫のように吸収し、すげー絵を描いていく俺、将来大物、なんてセリフまでありますからね。いっぽうでは、岡崎京子のところにアシに行く回とか、とても貴重な記録もあったりします。 で、ダラダラとしょうもない4コマが続いていくんですけど、これが不思議と滅法おもしろいんです。ギャグなんかだいたい滑ってるし、絵は人からの借り物だし、それはそうなんだけど、エルヴィス・コステロのPump it upのポスターが部屋に貼ってあったり、XTCのセーターで喧嘩したり、妙にディティールが行き届いていたりするのが憎めないんですね。その後、よしもとよしともは何本かの何とも言えない中編を残して消えてしまい、今となってはテレビ番組の『消えた天才』みたいな状態になっていますけど、デビュー作の『日刊吉本良明』をはじめとしたいくつかの漫画には荒削りで未完成なところが多分にありながら妙な魅力が記憶に残って離れないんです。 たぶん、よしもとよしともという漫画家は、漫画というものを見る目と想起する才能には溢れていたけれども、致命的なことにそれらを自らの手で具現化する体力みたいなものが欠けていたんだと思うんですよね。そういう意味では江口寿史に似ているのかも知れません。そんなこんなで決定的な傑作を残せないまま、いまだに放課後居残り組として家に帰れないでいるわけですけど、じつは二本だけ隠れた大傑作を残しています。 黒田硫黄と組んだ『あさがお』(『大王』収録)と、 衿沢世衣子と組んだ『ファミリー・アフェア』(『おかえりピアニカ』収録) がそれにあたります。両方とも、よしもとよしともがネームまでを描いている。しかも、それらの収録された二冊の短編集は、黒田硫黄にとっても、衿沢世衣子にとっても、ともに単行本デビュー作にあたるわけです。これはただ事ではないというか、なんて怖ろしい目利きをしているんだろうと驚かずにはいられないのです。数打って当たった二本ではなくて、めったに仕事をしなくなったよしもとが重い腰をようやくあげて選んだ二本ですからね。 しかし、まあ、かれこれ10年くらいは沈黙しちゃってますから、そろそろ次の反省文をしたためてもらいたいものですなあ。
ここが好きだよテリーマン! 「しかしこのテリーマンの説はそのどちらでもない」って言ってる時のテリーマンとかがすごい好き 一番良識派のようで一番ぶっ飛んでいるようにも思うんだが
ほぼタイトル買いです クライムサスペンスものを期待して買いましたが、想像以上…!このイケメン狂気じみている! 人間を他者と関わり合いたいと思わせてその境界を超えさせるものはなんなんでしょうか。 その人のことが好きだったから、その人に救われたから…? この狂気じみた「アメリ」と言う存在がキャラ立ちしすぎていて、グロいのにページを捲る手を止められません。 彼のことをもっと知りたいと思ってしまう。 絵もめちゃくちゃうまくてすごいです。 ただのグロさだけじゃなくて論理的な思考が面白いと思った作品
歴史マンガ・動物マンガ・コメディマンガの良いとこどりしたすごい作品。 日本の妖怪漫画といえば、人間と妖怪が心を通わせる姿に胸を締め付けられる夏目友人帳と、民俗学的に「ありそう」と思わせるリアルな妖怪の百鬼夜行抄。 そして千年狐はこの2つの良いとこどりをしてあり、舞台は中国。そんなん面白いに決まってる…! 物語に説得力を与える高い画力。そしてキレのいいギャグ。いったい天は作者に何物を与えたんだ…!? あぁ〜ッ!!もふもふかわいいし、ストーリーはしっかり歴史要素あるし…面白さ一人じゃ抱えきれない🙈 買って絶対後悔しない作品です! 続きはよ〜〜〜!!!
ふみふみこ先生と志村貴子先生のファンだったため購入 自分がボーイズラブにハマるきっかけになった作品でもある 本来ボーイズラブ作品では脇役のはずの女の子達の視点から物語が進行すると言った変わった作りになっていて いろんなBL漫画家が女子が主人公のBL漫画を書いている この漫画で描かれることは終始一貫して女子はBLにおいて脇役であり添え物であると言うことである あくまでも男の子たちが主役であり女子は脇役 そんな脇役の視点からBLを覗くことのできる本作は 1歩引いた目線からBLを読むことができるので初心者にもオススメだし、いろんな作品を読んできた人にとっても新たな発見がある作品だと思う 特に最初の秀良子さんの短編は BLと言う垣根を超えていろんな人が様々な感情を感じると思うし 絶対に読んで欲しい作品である また10人の漫画家がこのアンソロジーに参加しているため この作品からお気に入りの漫画家が出てきたら購入してみてもいいだろう 【執筆陣】秀良子/志村貴子/西田東/ふみふみこ/ はらだ/市川けい /小鳩めばる/糸井のぞ/ためこう/ プルちょめ
今でこそ細かいこだわりをネタにする漫画は増えたが、これを37年前に描いていたのはすごい。描いていたというか、描き続けているというのが正しいか。毒や下品さ、かっこ悪さを誤魔化さないところに風格を感じる。しりあがり寿さんの解説も良かった。自分の滑稽さを笑える余裕を持っていたい。
恋愛漫画って、学園イチのモテ男とか、眼鏡とったら実は美人とかそういう感じになりがちで、自分にとってはファンタジーみたいなものなんですが、本作は違います。 モブみたいに背景のような女子と寡黙な眼鏡男子という、どこにでもいる地味同士の恋愛なんです。 ・・・いや、わかりますよ。 恋愛漫画に美男美女を用意するのは、そこに花があるからで、別にリアリティもいらないし、なんなら石油王とかCEOとかアイドルとか、ド派手なほうが良いとかいうのもわかります。 どこにでもいる地味カップルなんて、ドラマもクソもないだろうと。 でも違うんだ!ということを声を大にして言いたい。 この初々しい感じが、とにかく可愛いんです! 些細なことで悩んだり、一歩踏み出す勇気がなかったり、かと思えば急に大胆だったり・・・ 地味ゆえに経験がないからコントロールできず、全てに全力で一生懸命なんです。 これがもう、読んでいてドキドキして、つい感情移入してしまい、2人を応援したくなるんです。 というか、見守る感じに近いですね。もう、保護者かと。 久々に清いものを見させていただきました。 しかし、何気ない日々も美しくなってしまうんだから、恋愛ってすごいですね。
吸血鬼の次はなんだ? 楽しみにしてたけどショウジョウ? 感染討伐刀ネガティヴ主人公バトルアクションとでも言えようか! (長いけどなんといったらよいか) 死にたいネガティヴ系主人公がイケメンそう これからが楽しみ
特にいうべきことがない漫画ってたまにあるんですが、星屑ニーナがそれでした。つべこべいう必要もなくただ単純に面白かった。面白い以外の感想がない。きっとあるんだろうけど、言葉にすると「こんな程度では表しきれていない」と自分から取り下げてしまう。だから言葉にならない、みたいな。あえて何かしらの評価を下すなら、花丸。 あらすじも作品をよく掴んでいます。だから、気になったら読めばいいし、気にならなくても読むといいと思います。 追記 もしものときのために、単三電池は買いだめしておくように!
個人的には、『呪術廻戦』以来の期待できるジャンプの新連載。 親の借金を肩代わりさせられた主人公が、仲良くなったチェンソーの悪魔と借金返済のためヤクザの雇われデビルハンターとしてどうにか頑張るが、ある悪魔に追い詰められてしまい・・。 『ファイアパンチ』の作者だけあってやはり雰囲気がとても渋めだが、ジャンプっぽくポップ目に仕上がっている。 画面の暗さかな?暴力描写なども映画的というか、ノワールっぽくていい。 『ファイアパンチ』然り、タイトルがすごくシンプルかつどこかレトロさを感じさせるようなダサいようなかっこいいような感じで良い。 第一話ラストでは、まさにタイトル通りの状態に。 チェンソーの悪魔なんて聞いたことないし、オリジナリティすごいなと思ったけど、なるほど、先にこっちの変身ビジュアルあってのそれかーとも思える。ダサカッコイイ。 貧乏と悲しみと業を背負った少年が主人公というのはやはり良い。 状況的には『NARUTO』と似ているのかもしれない。 そう考えるとここから骨太なストーリーが展開されることが予想されるのでとても楽しみだ。 なにより、彼は第一話でさっそく居場所を与えられた?というスピード展開。 これから少しずつそこに「居る」ことを許されていくのだろう、と思うとワクワクする。 どちらでもない何か、どこにも属せない、人間ではない何かに変質してしまう哀しみ、というのはドラマがあっていい。 『寄生獣』もそうだ。 ということは、まさにバディものでもあるんだろう。 淡々と冷めてるようでいて実は芯が熱い、貧乏だが夢を持った主人公というのが一話だけでも読み取れるので、とても親切だ。 「人間が食べられる(殺される)脅威がある世界観」という作品はかなり魅力的な作品が多いが、この作品はそれが悪魔だ。 しかも、悪魔のデザインの自由度が限りなく高いので嬉しい。 全体の雰囲気的にはジャンプSQの方が合ってそうな気もするけど、作者の前作の評価や軸の強さを考えると編集部も長く続けさせてくれてりするんじゃないかなーと。
かつて地上にあった商店街がビル建設によって地下に移動してどこか懐かしい雰囲気をもった迷路のようになった地下街の話。 おじいさんが孫二人連れて映画帰りに寄ったのはウィンナコーヒーが名物の地下街にある喫茶店。 トイレに行こうとした孫は迷ってしまい、同じく迷ったおじさんと会い一緒に地下街を彷徨うが・・。 具体的に時代は分からないけど、昭和後期から令和のどこかなのかな、そこから昭和初期、中期あたりを振り返って、全体を通してずっと懐かしい匂いが充満していてキラキラと輝いている様子がきれいでステキでした。
パチンコによる借金をたんまり残して女房が家出をしてしまうが、残された子供と旦那が女房を探し回るというストーリー。結局、女房探しの旅の途中で自らもギャンブルにハマってしまうのですが、女房だけでなく、結局似たもの夫婦だったのかなぁというオチで笑いました。
『ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~』を始めとした吉本浩二ノンフィクション作品であり、他の作品郡と同様、関係者の証言を元に構成された漫画。座頭市の誕生エピソードに始まり、バルテュス、篠山紀信との交流、原田美枝子、渡辺謙、松田優作などの俳優としての顔、そして中村玉緒とその家族がそれぞれの勝新太郎の思い出を語る。 カツシンの大ファンである吉本浩二氏の昭和タッチな絵柄が、勝新太郎の世界では見事にマッチしています。カツシンが好きだからこそあの作風になったのではないかとすら思えますね。あまり知られていない勝新太郎の「さみしがりや」な部分は、この漫画でしか味わえない貴重な一面ではないでしょうか。寝ても覚めても映画と芝居が大好きで、作品創りに凝りすぎたあまり制作費を膨大に使ってしまい、会社を倒産させて多額の負債を作ってしまうあたりは手塚治虫と似た所があります(苦笑)。撮影事故、大麻パンツ事件なども僅かですが触れられています。この作品だけでは語りきれないほどのエピソードがあると思いますが、晩年までの出来事が全2巻でまとまっているので読みやすい長さかと。映画好きの方にもおすすめです。
やっと読みました、ヤンマガ40周年読切<我漫>の永井豪回。この作品は電子版ヤンマガには収録されていないため、紙雑誌のヤンマガ読むしか方法がなむ、コミックDAYSで購読している者としては、読む機会を奪われた状態でしたので「それなら絶対に読むものか!」と半ば不貞腐れ気味な態度でいましたが、結局読まずにはいられなかった。 ”吉川英治“史観とも言うべき従来の宮本武蔵観と異なる永井豪ならではの〈鬼〉宮本武蔵。佐々木小次郎の子孫、佐々木小太郎(女性)との決闘に至るまでの異説を交えた件がこれまた面白い。 やっぱり永井豪は凄い、この読切は永久保存しなければと思った次第でした。
銭があればなんでもできる!っていうのを別に否定しないどころか肯定しているような気がしている 母親も救えたし、いい暮らしもできるし、知事にもなれるし、問題はねじふせれるけど、真実の愛だけが手に入らなくて…みたいなものは、この歳になって少しわかるような相変わらずわからないような。
売野機子短編劇場っていう名前からして興奮せざるを得ません。コミックビームと相性良さそうな作家さんですが意外にも初登場なんですね。 第一回目「まりすのせいなる墓あらし」面白かったです。俳優のツカサはずっと誰かを演じてきたプレッシャーから酒に酔って不祥事を起こしてしまった。毎晩みる夢の中には自分が子役時代に演じた磨莉寿が出てくる、というお話。なんとなくロングロングケーキを思い出しました。 最終的に単行本一冊にまとまる予定の連載だと嬉しいな〜!
まさかの縦スクロール。 横でめくって読むより、何が出てくるかわからない恐怖感が増すような気がする…。 https://comic-action.com/episode/13933686331665043223
もやもやする展開が続くねえ んー、女上司が引き取って、結婚?娘に?同居?
またニッチなところに生息する幸薄ガールが誕生…! タイトルのとおり、とにかく契約が取れない訪問販売員の野口さん。訪問先では罵詈雑言を浴びせられることがデフォルトだけど、上司たちに見守られ、今日も走って初契約を掴み取れ!!
『すんどめミルキーウェイ』まで 行っちゃうと『ヤリ過ぎ!』ってなるし、 かと言ってここまでまともにやられると 面食らう。やっぱり『微エロ』くらいは欲しい。 本当ワガママですいません。 でも、ふなつ先生の描く女の子は可愛いので 今後に期待。
1月にモーニングで「石田三成ズム」というタイトルで掲載された読切が、スタイリッシュで綺麗な絵と軽妙な掛け合いはそのままに「ミツナリズム」として連載化! 石田三成ってこういう実直な人なんだな〜というのが伝わってきます。「味のない雑穀で苦しめ」というシンプルな脅し好きww ▼公式ページ https://morning.kodansha.co.jp/c/mitsunarism.html
改めて言うようなことでもない気がしますが、ギャグマンガ日和面白すぎます。 江ノ島観光しながら主人公を考える話で死ぬほど笑いました。でも漫画喫茶で読んだのでこらえました。帰りの電車でも思い出し笑いしました。 何が面白いのか説明しようと思うと何が面白かったのかよくわからないところが好きです。いやわかるんだけど説明しちゃダメな気がするところが好きです。 江ノ島観光しながら主人公考える話も他の話も、ちゃんと構想を練って計算してプロの叡智が詰め込まれてるんだとは思うんだけど、そうじゃないといいなって思ってます。 あと数ヶ月したら内容忘れて新鮮な気持ちで読めそうな気がするところも好きです。何回読んでもめちゃくちゃ笑っちゃう気がする。 江ノ島観光で生まれた主人公を思うとあと5年は笑って生きられそうです。
「涼風」「風夏」など傑作ラブコメの山を築き上げてきた名匠・瀬尾公治先生の新作はまさかのお仕事モノ、しかも主人公は漫画編集者、ヒロインは漫画家。 自らの掲載誌を題材にした漫画といえばまず思い浮かぶのは「バクマン」ですが、処変わって作者も変わればここまで違うかというまったくの別物。「バクマン」は作家同士の横のつながりやアンケート順位レース、生き様としての男のロマンを追求する熱血ぶりで、ときに展開がとっ散らかって見える「ライブ感」のような雰囲気も特徴でした。「ヒットマン」のほうはというと主人公・剣崎が社会人ということもあってかテレビドラマみたいな印象です。シュージンやサイコーが年中引きこもって机にかじりついていたのと違い、ヒットマンのコンビはいきなり取材と称して温泉旅行へ行ってしまいます(もちろん読者サービスも兼ねているとは思いますが)ずる賢くて打算的だがド熱血なシュージンたちと、青臭く不器用だがどこか肩の力が抜けている剣崎はやはり好対照です。 これからどう描かれていくか気になるのは、主人公たちがバクマンと違って大人であることで、原稿料や印税などお金の話や、作家の生活の部分の描かれ方がどうなるのか。バクマンでもお金の話には触れてはいましたがそこまで深くは踏み込まれませんでした。 「少年マガジンを再び日本一の雑誌に」というアツいテーマが掲げられていますが、日本一だったころのマガジンを読んで育った私としてはこみ上げるものがありますね。
Amazonのおすすめに出てきたので気になって読んでみたら、最近の作品かと思いきや2015年の作品でした。 もう1発目の「パンのペリカン」からして美味しそうすぎる…!! ホテルや喫茶店への卸しがメイン(あとで紹介されるフルーツパーラーで、フルーツサンドのパンにも使われている)で、「惣菜パンがまったくないパン屋さん」というだけでその味に期待してしまう…! その他ドイツ料理のお店や、伝統的な江戸和菓子のお店、お得な靴屋さん、オシャレな革雑貨屋さんなど、見ているだけで今すぐ浅草に行きたくなるお店がいっぱい! 冒頭で2015年のデータですと書かれていたため、「こんなに行きたくても、もしかして今はもう閉店しているかも…」と心配しならが読んでいたのですが、読後にお店を検索してみたらなんと全店舗まだ営業されている…! 「飲食店の7割が3年で廃業する」という言葉もある中で、15店舗全てが5年経つ現在も営業しているなんて本当にすごい。いつまでも愛される本当の名店だけを紹介してくれる、非常に有用な1冊でした。
酔った勢いで婚姻届出しちゃうとか、主人公の危機感のなさとかが引っかかるところもありますが、素敵なグレイヘアの春原さんは文句なしにかっこいい…。相手が春原さんだったら出逢って0日入籍もアリかな。笑 あと、晴日が春原さんのことを好きだと気づく瞬間が自然で「あ、良いなこういうの」と思いました。 晴日が重機オペレータというのもこの漫画の面白いところだと思ってるので、2巻以降もっとその辺を掘り下げてくれると嬉しい。
お仕事漫画でライバル同士が、火花散らしながら高みを目指す物語は、昂るものがあります。アニメの現場はプロ意識の塊のような場所だと思いますが、声優さんも、プロ意識高いですよね。 声優さんの意識が垣間見られる場所として「声優ラジオ」があります。フワフワ喋っているようで、時々生々しい本音でトークをする声優さんが好きです。そんな「声優ラジオ」に、女子高生で、しかも同じ学校・同じクラスの二人が起用される……というのが、このお話。 声優ラジオというと、ふんわりした仲良しトークが普通です。この二人のラジオも表面的には仲良しキャピキャピトークですが、実際の二人は物凄く険悪。方やギャルの陽キャ、方やぼっちの陰キャ。何かというと喧嘩ばかり……ちょっと引く位の刺々しさ、荒み具合。 しかし「アイドル声優」として、可愛さを売りにする為に素の自分を隠しているのは一緒。そして仕事人としての意識が高いのも、共通している。 その上で、ラジオの収録・公録、作品の現場を成功させる為に、互いの意思をぶつけ、苦手なところを支え、相手に負けまいと高みを目指す二人は、次第に互いを理解していく……その過程を追う程に胸高鳴り、のめり込んで読んでしまいます。 陰キャのツンっぷりが物凄くて正直怖いのですが、徹底的なツンの後にポロっと出るデレが、威力抜群!陽キャと一緒に心グラグラ揺れまくりです! こんな二人をアニメ化したら、誰に声を当ててもらおうか……と、かなり真剣にメタな事を考えながら読みました。
※ネタバレを含むクチコミです。