ネタバレ
名無し

ロマンスの騎士」の武富智×「スロウハイツの神様」の辻村深月のタッグで期待大大大の新連載スタート!

理由もわからず友達に裏切られ、いじめが始まり、学校へいけなくなった主人公のこころは、ある時部屋にある鏡が光ったかと思うと、中に吸い込まれってしまう。動物の面をした子どもに手を引かれ、お城のゲストに選ばれたと告げられるが、身の危険を感じとっさに逃げて部屋に戻った。

しかし、現実に戻っても不登校の子が通うスクールにも行けず、両親の気遣いすら居心地が悪い。
外にも家にも居場所がないなか、もう一度鏡の中へ行くことを決めた。

城の中には自分と同じくらいの子どもたちが6人いて、願いが叶う開かずの部屋の鍵を見つけるゲームに参加するよう告げられる。
願いを叶えられるのはたった1人だけ。熾烈な競争が始まる………!!!

かと思いきや、みんなで仲良く団らんしている場面で一話目終了。

ちなみに自分は原作のほうは読んでないので、結末は全く知りません。

読みたい

徐々に7人それぞれの性格が見えてきて、空気が良くなったり悪くなったりしている…
学校に行っていないだけでなく、家庭環境に問題がある子もいるみたいだし
そういう現実的な面と、城の存在という完全ファンタジーの面が行き来する感じは面白い。

すごい、最新話は嵐の前の静けさという感じがする…
城に通い始めてから初めて家の外に出たこころ。無事に帰れるのか〜

こどもたちがほぼ全員、同じ中学という共通点があるとわかってから更に面白くなった。
いままでは城と現実世界が全く別ものとして認識してたけど、現実でも近くに皆が居るという意識に変わってから家の外の見え方が違ってくる…!

お母さんに知ってもらったというだけでめちゃめちゃ心強くなった…こころちゃんよく言えたね…

みんなと会う資格を失わないためには転校できないよね。
伊田先生が方少しデキる人だったら良かったのに…

かがみの孤城

原作ファンでしたが良かった

かがみの孤城 武富智 辻村深月
六文銭
六文銭

元々作家さんのファンだったこともあり、約4年前に本屋大賞受賞と同時に読んだ本作。 久しぶりに読んだこのコミカライズも、当時の思い出がよみがえり、とても丁寧かつキレイに表現されて大満足でした。 内容は、何らかの理由で不登校になった中学生7人が、部屋の鏡から通じる異世界のような謎のお城で出会い、あるゲームをするという流れ。 そのゲームとは、城の中にある「開かずの部屋」があって、その鍵をみつけるというもの。 しかも、鍵をみつけた人は何でも願いがかなうという。 城にいる狼姿の少女に招かれ、7人の冒険が始まる・・・と思っていましたが、「冒険」というか「人間模様」を描いた感じが本作のポイント。 上述のとおり、皆なんらかの理由で学校にいけず、城内でも似たような境遇から、時にこじれたり、時に支えあったり、ファンタジー要素がありながら、どちらかというと思春期の苦労を描いたヒューマンドラマの要素が強くて、ここが面白かったんですよね。 特に、いじめなどを苦に学校に行けなくなってしまった人が、城の中でできた人間関係(友人)を、自信や勇気に変えて、再出発する姿はグッときました。 また、ミステリー的な仕掛けも色々あって、例えば 7人同じ中学に通っていながら現実で出会うことができない とか 全員不登校だと思ったら実は1人、別に不登校ではない人がいた とか これらの、秘密が徐々に明らかになっていくストーリー展開は純粋に面白いです。 ネタバレされれば、すごくシンプルな展開なんですけど、 キャラクターがすごく魅力的だったからか、すんなり感情移入できてあっというまに読めてしまいます。 『この話が誰かの「城」のような居場所になればいい』https://booklog.jp/award/2018/winner/book という思いで、書いた本作ですが、 学校を行くことに悩んでいる人、またはその親はもちろんですが、それだけでなく人間関係に全般に不安を抱えている人に、希望を与えてくれる内容だと思います。 余談ですが、コミカライズの風花の設定が、現代風に変えたんでしょうかね。ここらへんが原作と少し違うかもです。

本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
あの夏が飽和する。

あの夏が飽和する。

とある夏の日、中学生の少女・流花は自分をいじめていた子を誤って殺してしまう。「どこか遠いところに行って死ぬ」と口にする流花に対し、千尋は「僕も連れてって」と二人きりの逃避行の旅に出る。だが、警察官に追いつめられたところで流花は千尋を残し、命を絶ってしまう。それから13年、大人になった千尋は流花のことが忘れられず、ただ無気力な毎日を送っていた。そんな時、彼の前に流花に生き写しの高校生・瑠花が現れる。瑠花に惹かれていく千尋だったが、彼女は人知れぬ闇を抱えていた。今、ひと夏の命を懸けた闘いが始まる――。カリスマアーティスト・カンザキイオリの大ヒット楽曲・小説をコミカライズ!

EVIL HEART

EVIL HEART

「友達も敵も、自分がつくるんだよ」両親不在、高校生の姉と二人暮らしの少年・正木梅夫は、キレやすい問題児。中学入学をきっかけに合気道と出会い、徐々に心を開き始める梅だったが…。梅12歳・心の成長&合気道ストーリー、出会いの章。

この恋は実らない

この恋は実らない

イケメン・黒杉輝は20歳の大学2年生。彼女いない歴は20年だが、抱いた女は数知れずの超モテオトコ!そんな彼も、公園で見かける百合子のことだけは本気だった…。公園のヤキイモ屋での初接近、輝がとった行動とは!?この恋の行方は…!?

武富智短編集

武富智短編集

「週刊ヤングジャンプ」本誌&増刊において約3年間にわたり掲載された短編作品を、ライトな“A”、シリアスな“B”の2つに分けて収録。しかも全作品リミックスを施した新バージョンで構成された豪華版です!

The Mark of Watzel

The Mark of Watzel

TVドラマ『怪傑ワッツェル』で人気を博した俳優ジェイソンも、今や詐欺まがいのしがないセールスマン。そんなジェイソンのもとに「病で寿命を宣告された娘・エリンを騙してほしい」との依頼が。『怪傑ワッツェル』が大好きなエリンを前に、ジェイソンは再びヒーローになれるのか…。

キャラメラ

キャラメラ

誰かを好きなまま、誰かを好きになんてなれないよ。 90年代初め。ジャンプもゲーセンも、みんなが熱かったあの頃。僕は、あの人と出会った。忘れられない体験。そして、唐突でつらい別れ。 あれから8年。ぼくは変わった。そして変わらなかった。アッ子さん。キャラメル。みんな元気でやってますか…。武富智、初の長編ストーリー、刊行。

ロマンスの騎士

ロマンスの騎士

おっさん騎士がヘタレ中学生に転生!? 頑固なおっさん騎士・ジャックが、前世の記憶をもったまま中学生・木葉野巡(こはの・じゅん)に生まれ変わちゃった! 生死を懸けた「決闘」がルーツの競技・フェンシングの出会い、目指すは自身を殺した仇との再戦! しかし憎き運命の相手は戦意を失くしていて…? 現代のドン・キホーテが新地平を切り開く、スポーツ英雄譚!

本屋大賞受賞作のコミカライズにコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。