今回は巻末におまけ漫画が多かった。
6巻「島耕作のアジア立志伝」
9巻「ハロー張りネズミ」
10巻「JK 大町久美子」
13巻「部長 風花凜子の恋 ~会長 島耕作 特別編~」
7巻では本編に釣りバカ日誌の浜崎伝助がTECOTの子会社の社員として登場していた。
こんなに偉い人が何をしてるかなんて考えたこともなかったですが、会社の仕事よりも日本の経済の為に働いてる方が忙しそうですね。これまでは言わばサラリーマン・ファンタジーでしたが、ここからはテーマが変わって「島耕作と日本の未来を考えよう!」になったと思います。
【会長就任期】
経済界での活動として島耕作が色んなところに視察しに行って勉強するのがストーリーのメインになる。内容はマグロの養殖から素粒子物理学までと幅広い。漫画だからまだ分かりやすいけど、今までより内容が難しくなった気がする…。
大人になった樫村の息子が登場。父の秘密を知りたがる息子に対して「お父さんが撃たれて亡くなる前の最後の言葉は『島 俺のことを愛しているか』…でした」と打ち明ける。
福岡テコット販売センターの祝典に出席。元秘書の高石と今野社長が登場。今野社長が老人性鬱になって自殺未遂した後に病院で亡くなる。またショッキングな最後が…。
典子ママは相変わらず元気そう。
ラスベガスのシューターだったパメラは若年性アルツハイマーになっていた…。
新社長は風花凛子。急に出てきたキャラクターが社長に就任?しかも女性だ!と驚きましたが、本編と同時掲載された特別編の主役が彼女だったんですね。ちなみにパナソニック史上2人目の女性役員の方がモデルだそうです。
会長に就任した島耕作。業界への利益誘導を目的とする経済連から距離を置き、個人加盟で国益のために活動する経済交友会を中心に「財界活動」をおこなうことにした。島が尽力するのは、日本の「農業問題」。食糧自給率と国内の雇用を確保するため、新たな農業モデルの確立を決意する。会長となり、会社という枠に縛られずに活動する島の舞台は全世界。日本の国益を背負って、より大きなステージで島耕作は活躍する。
会長に就任した島耕作。業界への利益誘導を目的とする経済連から距離を置き、個人加盟で国益のために活動する経済交友会を中心に「財界活動」をおこなうことにした。島が尽力するのは、日本の「農業問題」。食糧自給率と国内の雇用を確保するため、新たな農業モデルの確立を決意する。会長となり、会社という枠に縛られずに活動する島の舞台は全世界。日本の国益を背負って、より大きなステージで島耕作は活躍する。