地下街のゆめ

地下街のゆめ

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名無し

かつて地上にあった商店街がビル建設によって地下に移動してどこか懐かしい雰囲気をもった迷路のようになった地下街の話。
おじいさんが孫二人連れて映画帰りに寄ったのはウィンナコーヒーが名物の地下街にある喫茶店。
トイレに行こうとした孫は迷ってしまい、同じく迷ったおじさんと会い一緒に地下街を彷徨うが・・。

具体的に時代は分からないけど、昭和後期から令和のどこかなのかな、そこから昭和初期、中期あたりを振り返って、全体を通してずっと懐かしい匂いが充満していてキラキラと輝いている様子がきれいでステキでした。

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大阪の地下街ができはじめたのは、1950年代からだそうです。昭和の雰囲気ではありますが、平成の話であってもおかしくないですね。あと、おじさんが置き忘れた漫画雑誌も、1950年代の少年ブックのような時代を感じさせるものでした。漫画のタイトルが「少年エンデ」なのも、何やらミヒャエル・エンデを連想させるタイトルではありませんか。

なるほど、関西弁ですしまさに大阪の地下街がモデルかもしれませんね。
2020年の現在から2000年付近を写真や映像を見るとすでに随分と懐かしく感じるのでそのあたりから振り返っているのかもしれません。
作者さんの年齢は存じ上げませんが、登場する子供のような子供時代を送ったからこそ描ける話だったりするのかなと思ってみたり。

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