365歩のユウキ!!!(4)

365歩のユウキ!!!

●あらすじ/中学将棋名人戦に出場中のユウキ。決勝トーナメント進出を賭けた3戦目の相手は、多賀城一輝だ。彼は、自ら開発した自力思考型将棋コンピュータ“PC竜王(キングドラゴン)”を操る理論派。完璧な将棋をする多賀城に対し、ユウキはたった一度のミスから劣勢に追い込まれ、指し手を乱してしまう。ところがその指し手がコンピュータを狂わせ、PC竜王は「理解不能」という表示を…(第27話)。●本巻の特徴/ユウキの負けたくないという本能の前に、多賀城のコンピュータはオーバーヒート。ユウキは気迫で決勝トーナメント進出を決めた。だが1回戦でいきなり去年の優勝者・入船工味(いりふね・たくみ)と当たってしまう。苦戦が予想されるこの対局の行方は!? みもりと、彼女の実の父である将棋の鬼・柘植万将との隠された過去も描かれる完結集。●その他の登場人物/金田一徳(将棋部副長。2年生。実直かつ豪気な将棋部のまとめ役で、実力もかなりのもの。通称・金角)、銀代ハジメ(将棋部副長。2年生。元ヤンキーだったが、みもりに出会って心機一転。将棋に目覚め始める。体力と筋肉は人一倍の熱血漢。通称・銀角)、片矢切エイジ(ユウキをいじめていたら、なぜか将棋部に入ることになってしまった軟派のいじめっ子。卑怯な手で決勝トーナメント進出)、多賀城一輝(西中野中・将棋部2年生。コンピュータを駆使する理論派)、入船工味(いりふね・たくみ。五倫中・将棋部1年生。哲学的な将棋感を持つ)、柘植万将(絶対無敵の最強棋士。みもりの実の父)●その他のデータ/タイトルページと巻末に、詰め将棋の問題と答えを収録。

藤太参ります!!(2)

藤太参ります!!

押足藤太は抜群の腕を持つ剣の達人だが、大事なのは剣道よりもナンパ。しかしその正体は「白虎隊“影”」の首領の末裔だった…。当代きってのハイテンション作家・西条真二が描く、痛快チャンバララブコメ。▼第7話/謎の維新軍…!?▼第8話/おしおき部隊乱入!▼第9話/藤太、強さの秘密▼第10話/寒い国から来たオッパイ▼第11話/美人三姉妹東山温泉決闘紀行▼第12話/心眼、開眼!?▼第13話/最終戦争勃発!?▼最終話/ウエディング・ヘル!?●主な登場人物/押足藤太(おしたり・とうた。ナンパ命の14歳だが、実は剣の達人で、「白虎隊“影”」の首領の末裔)、土方伊織(ひじかた・いおり。藤太の許嫁である女性剣士。しかし本人は藤太を「色ボケ」と軽蔑している)●あらすじ/あゆみが「維新軍」の真相を語りだした。彼女の話によると、明治維新軍と明治政府はまだ残っているという。250年にわたって日本中を支配していた徳川幕府を潰した、明治維新軍。その強大な軍隊は、明治から平成に至るまで常に日本の影の支配者であり、白虎隊のような反乱分子たちを抹殺しながら、時の政府を操ってきたというのだ。今回あゆみが藤太に負けたことで、政府は白虎隊に注目し、これから次々と刺客を送り込んでくるらしい。その話を聞いた藤太は、そんなヤツラは返り討ちにしてやると意気込むが…?(第7話)●本巻の特徴/あゆみの言った通り、維新軍は藤太を倒すべく、次々と強力な刺客を送り込んできた。「藍染三人衆」、ロシアからやって来た美女三人組「シベリア歓喜団」、「示現流抜刀隊」といった強敵たちと藤太は対決し、死闘を繰り広げる。その後、藤太は伊織と仮祝言を挙げることになった。しかしそこにもまた新たな敵が…!! 対決シーンの迫力と共に、H度もかなりアップした完結集。●その他の登場人物/赤坂(剣道部主将。藤太の才能に惚れ込んでいる)、馬庭あゆみ(馬庭念流の使い手。藤太抹殺指令を受け転校してきた「維新軍」の一員)