あらすじずっと見守っていたいふたりのピュア恋、ついに最終巻(フィナーレ)です。 恋愛事には超鈍感な有栖川さんですが、野宮くんとおっかなびっくりお付き合い中。お祖父さまに交際を反対されて、大ピンチのふたりですが、修学旅行で秘密のデートをすることに…。野宮くんと菅谷の中学時代を描いた描きおろし番外編も収録です! 【同時収録】番外編 眼鏡の向こうの王子さま
門限が夕方6時、趣味はおじいさまと共通の落語という、とことん古風な女子高生の有栖川さん。今や絶滅危惧種であるほどの箱入り娘だけど、周りの友達に愛されてて、意外と男子を前にしても物怖じせずしゃべれるのはいい感じ。外見も中身もイケメンな隣町の男子校生の野宮くんと知り合って、落語の話から仲良くなります。野宮くんが、有栖川さんの極端さを笑ったり馬鹿にしたりせず、純粋に興味を持っているのが好印象です。 純粋な主人公の恋を応援したい、何気ない日常を描いた作品が好きな方にお勧めします。