オーバードクターの温巳は、従妹で12歳の美少女、久留里を引き取る事になった。何事にも遠慮がちで自分を他人に開かない久留里と、何事にも要領の悪い温巳。ふたりは共同生活の中で、おべんとうを通じて心を通わせていく。バリエーション豊かなおべんとうのレシピと、不器用な30男と12歳少女と彼らを取り巻く人々のちょっとラブありコメディ!
主人公・中原大介は鉄道旅行が大好きで駅弁も大好き。駅弁好きが嵩じて始めたお弁当屋さんは旅行に行く暇ができない程の大繁盛!!そんな大介を見かねた妻・優子からもらった結婚10周年のプレゼントはなんと「日本一周鉄道旅行の旅」!旅の始まりは東京駅は10番線。通勤客を尻目にブルートレイン・特急「富士」号に乗り込み、旅情たっぷり、美味しさいっぱいの“駅弁ひとり旅”九州編、出発進行!!
ひとりで食べてるのにひとりじゃない。誰かが作ってくれたから、お弁当は今日も温かい。オタク女子のハルは、いつもは平気なのにふとしたある日、彼女を憐れむ世間の目に落ち込んでしまう。そんな時に出会ったオネエの蒼くんとハルは意気投合し、勢いで同居をすることに。だが、同居のルールはお弁当を作り合うことで…!? 「おはようとかおやすみとか」のまちたが贈る優しくて心温まる、手のひらサイズの往復書簡!
泣ける、笑える、愛しく思う!ひじきにサバ味噌、とら豆きんちゃく……下町情緒に誘われて、“読めばお家に帰りたくなる”超・傑作ホームドラマ、ファン待望のデジタル化!「自称」小説家のボンクラ亭主に離婚を突きつけ、懐かしい下町に居場所を見つける永井小巻、ちょっとだけ美人。愛する娘のおべんとう作りを楽しみながら、人情あふれるこの町で、“31歳の青春”を生きてゆこうと決意する……。
新装版は買わないほうがいい...
いじめられっ子の女子高生・大森シズカはある日、学校一のヤンキー・アキラの趣味が料理だという秘密を知ってしまう。すると翌日の昼休み、シズカは口止め料と称して彼の手作り弁当を食べるように言われて――!?
史上初のロケ弁マンガ!制作進行・米子(よねこ)が、ドラマ撮影現場の中心で、ロケ弁愛を叫ぶ!
ロケ弁って憧れる
困れば顔面を活かして男に頼り、勉強は適当、恋愛は受け身。しょーもない人生を歩んできた蕪木吹雪・22歳。母が遺したお弁当屋と借金を継ぎ、溺愛している弟・糸雨と、なんとなく生きていく…はずが! 取り立てに来たヤクザと賭けをし負けたら泡嬢デビュー!? 幼馴染みの理久の助けも借りて奮闘するも、そう上手くはいかず…。ヤクザとヤンキーを添えた「ヤンママ弁当」、ついに開店!
前作『真夜中ごはん』で“食べ物の絵がとにかくおいしそう!”と各方面から絶賛を浴びた著者による食べ物コミックエッセイ第2弾! エビフライ、シウマイ、玉子焼きにナポリタン… 自分のために作っても、ふたを開けるたび癒される☆ 作りながら出来たてをパクッ! なんて喜びも♪ そんなお弁当の魅力を、目にもおいしいオールカラーでお届けします!
素朴なのにつややかで美味しそうなお弁当のオンパレード
右も左もわからない新入社員の朝田あきは営業部の先輩である佐野圭太と出会う。佐野は「弁当の質は、仕事の質」をモットーに掲げるほど手作り弁当に異様な執着を持つ男だった!?美味しいノウハウもぎゅっと詰まったお弁当を巡るお仕事賛歌!
弁当で垣間見える温かい人間関係
ひとり暮らし歴10年の独身サラリーマン・鳴海は母を亡くした従妹ふたりと3人で暮らすことになる。普段の食事はデリバリーですませていると知りふたりのために鳴海は料理を作ることに。鳴海の作る料理は従妹たちの亡き母から教わったもので母の思い出の味がして――。「私にお料理を教えてくれませんか」母の味が心をつなぐ。心温まる料理×家族の物語。
最初から完璧じゃなくていい
【女子高生に胃袋、掴まれました。】朝ごはんは碌に食べず、昼食といっても菓子パンばかり。食わず嫌いをこじらせた高校生・日野 陽太(ひの ようた)の生活は不健康そのものだった。 そんなある日、陽太のもとへ弁当が届く。なんと、それは親の決めた婚約者が作ったものだった。成人するまで会うことを許されていない、顔も、名前すらも知らない女の子。彼女が作ると、苦手なおかずも不思議と美味しく感じられて…!? 「お弁当」を通じてふたりの視点を交互に描く、ちょっぴりほろ苦いラブストーリー。
東京の高校に転校したばかりの吉野雅は、そのヤンキーすぎる見た目で周囲から恐れられ、完全ぼっち状態に。どうにかして友達を作りたい吉野さんは、かわいいお弁当を作ってクラスの人気者になろう!と思い立ち…!? 見た目はヤンキー、中身は乙女♪ 不器用でピュアすぎる吉野さんに全世界が恋をする! 人見知り上等☆ お弁当から始まる青春ダイアリー! コミックスだけの描きおろし番外編も♪
母・美哉を亡くした久留里と、彼女を預かる美哉の甥・温巳。彼はかつて美哉に「捨てられた」過去があった……美哉の共通の思い出を「食」に見出しながら、毎日の弁当と食卓を積み重ねて家族になろうとする、二人の日々の営みの物語。 ----- 研究者として職を探す高杉温巳。彼の専攻は「地理学」である。 近代地理学の祖・フンボルトを引き合いに出しつつ温巳は、久留里と美哉を「全部見る」事で、二人ときちんと向き合おうとする。 それはかつて、家族として家事をしてくれていた美哉に甘え、酷い態度を取ってしまった後悔からだった。温巳の頑張りは空回りするが、久留里は彼を信頼し、二人は少しずつ、家族になっていく。 そんな日々を描く本作は、登場人物の姿勢を超えて、作品そのものが、フンボルト的「全部見る」方法論で描かれている。 この作品では ●久留里と美哉と温巳の家族物語 ●久留里の学校、友人、恋愛事情 ●温巳の属するアカデミズム界隈 ●中部地方の地理学的案内 ●高杉家の食卓→弁当のレシピ と、盛り沢山の内容を、有機的に関連させつつ纏めており、一話の内容はかなり濃い。 ほんの六年間でも、毎日の事象を結び付けつつ積み上げる事で、温巳と久留里の絆は、次第に確かなものとして描き出され、読む側は思い入れを増してゆく。 (美少女とひとつ屋根の下的な)ファンタジーなあらすじからは想像のつかない、細やかさと温もりのある「記述」の積み重ねに、強くこころを動かされる、そんな作品。 地理好き、中部地方好き、昆虫食好き、弁当や日常の食卓にアイデアが欲しい等、様々な興味からこの作品に触れて欲しい。