4.5
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主人公が勤める会社の先輩・佐野は、仕事ができるが弁当にも人一倍こだわりがある曲者。
「弁当の質は、仕事の質」
という格言まで飛びだすほど、弁当にこだわりまくる。
たかが弁当、されど弁当という感じで、弁当1つでめちゃくちゃ話が広がるのがすごい
大きなくくりではグルメマンガなのだろうけど、弁当のおかずに対するうんちくやその調理法だけでなく、作り手やどういう思いで食べているかにもフォーカスしてて、何ともいい話が多い。
佐野も変わりものだが、弁当の存在価値に共感する人への愛情の深さがすごい。
特に定年退職する人の話に、全部もってかれました。
弁当を見る目が少し変わる・・・かもしれない作品です。