クチコミなし
第二話東京の大学に通うため、宮城の実家を離れ埼玉のアパートで1人暮らしを始めた内原平和(ないばらひろかず)。引っ越し早々、何度も鳴る知らない番号からの電話に出ると「あたしメリーさん、今ゴミ捨て場にいるの……。あなたが捨てたお人形よ……」と話す女の子の声。イタズラ電話だと思って切るも、更に何度もかかってきて…。どうやら少しずつ、こちらに向かいながら電話をしているらしい!?一夜明けて翌日。既に何度目かもわからない電話に出ると「あたしメリーさん、いまあなたの部屋の前にいるの……」と聞こえるが早いか、アパートの外から奇妙な祈りの声が響いてーー。 異世界転移した都市伝説のメリーさんに、埼玉から電話でアドバイス!? スマホでつながる幼女←→大学生の魔王討伐記!!
チオモによって進められるオメグミのセンベツ。今回のニエには小早川が選ばれてしまう。若林は小早川の救出のために動き出し、橘と赤城もそれに呼応する。その直後、姿を見せたガモウはセンベツの場を埋めた群衆に向かって宣言する。「此度のオメグミは我がヨメゴに非ず。娶りたくば、奪い合え」――一方、マオモの庵で、これまで得られた情報をもとに島からの脱出について推論を重ねる啓太たち。島を出るためには、島内に八つ存在するという禁足地<オソロシドコロ>で「カムの柱」に働きかけて「ブッコダマを起こす」必要があるという。だが、その方法は――? 曲がることのない意志が本来あるべき道を浮かび上がらせるのか―― 望むべくして望んだ針路を進む歩みの積み重ねをこそ意志と呼ぶべきなのか。押し寄せる非情の狭間に運命の炎が揺らめく、トライバル・サバイバル・ストーリー!