ひきだしにテラリウム
ようこそ、ショートショートのワンダーランドへ。笑顔と涙、驚きと共感。コメディ、昔話、ファンタジー、SF……新進の気鋭、九井諒子が描く万華鏡のようにきらめく掌編33篇。―Web文芸誌マトグロッソでの、2011年8月~2012年12月の約1年半の連載分全篇のほか、「えぐちみ代このスットコ訪問記トーワ国編」「神のみぞ知る」、描き下ろし作品も収録。
深夜0時にこんばんは
深夜0時にAMから流れるラジオ番組「ミネラル・ラジオ」。イラストレーターのカホ/中学生のアキラ/主婦の由美、ラジオの向こうにそれぞれの生活がある。新鋭・冬川智子が描く、ラジオにまつわるオムニバス。
8月のソーダ水
◆谷川俊太郎さん、推薦! 「コマツさんは詩のチルドレンと遊んでいます、その国の住民はみんなとってもキュートです。」 すべてがとても新鮮で、どこかとても懐かしい――新鋭コマツシンヤが贈る、心ときめくフルカラーマンガ作品集! ◆海辺の街に住む少女・海辺リサの周りは、いつも不思議で素敵なできごとがいっぱい。浜辺に流れ着いたへんてこなバイオリン、うっかり空から落ちてきたゴーグルの少年、蜃気楼の彼方に浮かぶ幻の都市……。清涼なイメージがソーダ水のようにはじける表題作『8月のソーダ水』、そして「高知新聞」に連載されたナンセンスユーモアマンガ『うわのそらが丘より』を収録! *Webマガジン「ぽこぽこ」で連載された本作を単行本化! 豪華オールカラー&ハードカバー仕様!
オークション・ハウス
美術品世界の「首都」・ロンドンにその名をとどろかすオークション・ハウス「オリバー社」。そこに父母の仇への復讐の二文字を胸に秘め、類まれなる鑑定眼と贋作技術を武器に活躍する日本人がいた。――その男の名は柳宗厳!!
ダルちゃん
普通の人に「擬態」しても、生きづらい。ダルダル星人の姿を隠して、一生懸命に「働く24歳女性」に「擬態」するダルちゃん。ダルちゃんは「普通」じゃない。そのままの姿だと気持ち悪がられます。だから社会のルールを一生懸命覚えて、居場所を探します。誰かに合わせて生きていると、自分が本当は何を考えているのかわからなくなるけれど、それで相手が喜んでくれているのなら、人に合わせることの、何がいけないのだろう――。資生堂のウェブ花椿にて2017年10月~2018年10月に連載されていた本作。連載時より「しんどいけれど、読む手がとまらない」「ダルちゃんは、私だ」と大反響の声が集まった傑作コミックを、フルカラーで単行本化。孤独への強烈な自覚のある人物が創作に目覚める過程を通じて、自身の「ほんとうの言葉」を獲得していく姿は、圧巻です。くるおしいほどの切実さが胸に迫る傑作コミック。
オークション・ハウス
美術品世界の「首都」・ロンドンにその名をとどろかすオークション・ハウス「オリバー社」。そこに父母の仇への復讐の二文字を胸に秘め、類まれなる鑑定眼と贋作技術を武器に活躍する日本人がいた。――その男の名は柳宗厳!!
ディエンビエンフー 完全版
二人はまだお互いを知らない―― 1965年ベトナム戦争。米軍兵士ヒカル・ミナミは、ベトコン最強の美少女ゲリラ兵士「お姫さま」に出会い、恋におちた! 『ディエンビエンフー』IKKI版全12巻を「完全版」として電子刊行。ベトナム・エッセイ「アオザイ通信」も完全収録
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
超スケールの異世界エンタメファンタジー、待望のコミック化!! 20××年、夏――白昼の東京・銀座に突如、「異世界への門」が現れた。中から出てきたのは軍勢と怪異達。陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側である「特地」へと踏み込んだ――
戦士に愛を
おびただしい弾雨 鼻をつく火気 鼓膜を破る着弾 その戦場の最前線にあなたはいる! 読む者を戦場へと引きずり込むその臨場感!! かつてないほど戦場に近いコミック!!! 近未来を舞台に、人間の代わりに戦う人造人間達の物語。先の大戦で世界は夥しく汚染された。その大地を浄化し街を再構築した人造人間達。大きな社会貢献を果たしながらも、彼らは人間達から差別と迫害を受け続ける。機構政府に盲従し酷使されてきた人造人間達の中には、自由と「肉体の再活性化」を求め反抗を露わに行動する者が現れてきた。そんな中、一人の人造人ウィズは、見えない前途から抜け出すため、機構政府軍に志願する。対立する連合軍との争いは激化していく。初めての実戦、降り注ぐ弾雨。顔を半分吹き飛ばされたある兵士が、ウィズに呪詛のように語る。「ここにいるのは…人造人だけだ…人間に造られ…人間の代わりに…殺し合いをして…死ぬんだ…お前も…」
クライングフリーマン
新進気鋭の陶芸作家、火野村窯は、ふとしたことからチャイニーズマフィアに目をつけられ、殺し屋として教育を受けさせられる。窯は戸惑いながらも、殺し屋の才能を開花させてゆく・・・
マンガ 「獄中面会物語」
全国各地の刑務所や拘置所で面会した殺人犯。本書では、個性が際立っていた「7人」について、面会と文通の記録をはじめとする膨大な取材データに基づき、実像をマンガで克明に描き出す。日本中の誰もが知っているような有名な殺人犯たちについて、実際に本人と会った者でしか知りえなかった実像と事件の深層、意外なエピソードの数々はとても興味深い。◆小泉毅(面会場所・東京拘置所) 元厚生事務次官宅連続襲撃事件(平成20年)――「愛犬の仇討ち」で3人殺傷◆植松聖(面会場所・横浜拘置支所) 相模原知的障害者施設殺傷事件(平成28年)――19人殺害は戦後最悪の記録◆高柳和也(面会場所・大阪拘置所) 兵庫2女性バラバラ殺害事件(平成17年)――警察の不手際も大問題に◆藤城康孝(面会場所・大阪拘置所) 加古川7人殺害事件(平成16年)――両隣の2家族を深夜に襲撃◆千葉祐太郎(面会場所・仙台拘置支所) 石巻3人殺傷事件(平成22年)――裁判員裁判で初めて少年に死刑判決◆筧千佐子(面会場所・京都拘置所) 関西連続青酸殺人事件(平成19~25年)――小説「後妻業」との酷似が話題に◆上田美由紀(面会場所・松江刑務所) 鳥取連続不審死事件(平成16~21年)――太った女の周辺で6男性が次々に……
男樹 村田京一〈四代目〉
伝説のヤクザ・村田京太郎の死から20年。祖母・母と共に、父の墓へと訪れた村田京一。そこにやって来た男は、かつて父と争い、その命を奪った張本人だった。父の敵を前に、村田の血を受け継ぐ男はどう動くのか…。激しく、熱い村田の家系。その「四代目」が父の遺志を受け継ぎ、今ここに奮い立つ!
エンジェル・ハート 1stシーズン ゼノンコミックDX版
台湾の黒社会組織の殺人兵器として養成された少女グラス・ハート。彼女は自殺を図るが、シティーハンターのパートナー槇村香の心臓を移植され一命をとりとめる。蘇ったグラス・ハートは組織を抜け出し、香の記憶に導かれるように新宿・リョウの元へ。やがて二人は香の心臓という絆で、再開をはたすのだか……!?
男樹 村田京一〈四代目〉
伝説のヤクザ・村田京太郎の死から20年。祖母・母と共に、父の墓へと訪れた村田京一。そこにやって来た男は、かつて父と争い、その命を奪った張本人だった。父の敵を前に、村田の血を受け継ぐ男はどう動くのか…。激しく、熱い村田の家系。その「四代目」が父の遺志を受け継ぎ、今ここに奮い立つ!
ヘルドッグス 地獄の犬たち
東鞘会の兼高は若頭補佐までのぼりつめた腕の立つヤクザ。組織の命令で沖縄に降りたった彼は、ターゲットである喜納を殺害した。その夜、兼高は激しく嘔吐する。彼は警視庁の潜入捜査官だった!兼高の目的とはいったい!?