ネタバレ

【掲載誌】
モーニング2017年30号(2017年6月22日発売)より連載開始

【代表作】
『湘南レスキュー部』 東元俊也 名義
バウンスアウト』 東元俊也 名義
バタフライ』 東元俊也 名義

【公式ページなど】
モアイ http://morning.moae.jp/lineup/833

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さつき先生の印象はたしかに全然違うので、洗脳に近い印象が残りますよね。さらに28年後のほうではまさに凶暴といった感じで、あまり計画性とかを感じないところも、その印象と重なる。佐々木紀子殺害も、もう少し安全な策があった気がするんですよね

確かに計画性を感じませんし、やることが変に直球。別の言い方をすれば知性を感じません。本能で動いているような。

でもあえてそれを笑いさえ感じるようなコミカルな描き方をされてきました。もちろんそのまま描くと重くて暗いホラーになり、読む意欲が失せるかもしれませんが、結果的になぜこうも変わってしまったかという観点の疑問から読者の注意をそらせてしまったように思えます。ある意味作者さんの作戦に見事にはめられてしまっているのかもしれません。

主人公の心はここまで、現代で見てきた変わり果てた姿のインパクトがあるので、それがさつきの正体だと考え、音臼事件の首謀者のひとりとの態度を示して来ました。
もしかしたら今回火事場にいる悲しそうにも感じる表情のさつきを見たことで、89年のさつきの人物像、背景、他の人物との関連性、不審に見える行動の意味、28年の間に何があったのか、なども明らかにされていくことを期待したいです。

たしかに28年後のさつきは実はこんなヤバい奴だったんだ!って勢いで、なぜ変わったかという至極、当然の疑問を見逃してしまっていた気がします。作者上手いですねぇ…

今の状態は、みきおが潜伏している以上、現実的に主人公がアプローチしていける相手はさつきですから、そこを追求していく流れになるのかもしれないですね。楽しみだ

文吾早く、和子のもとへ。又、加藤の叔父(大人みきお?)に気を取られている間子供みきおはどこにいるのだろう!さつきの家?和子があった人物が大人みきおかどうかは心に確認すれば一発でわかる。

「このさつき先生は…現代とはまるで別人だ」という心のモノローグ。さらっと描かれているけど、まさに「さつきになにがあったか」という謎の足掛かりとなる疑問を心が覚えたシーンだと思いました。いやぁ面白い!

確実に物語のクライマックスに向けて整えられている回、という感じがした。
心は89年のさつきが現代のさつきとは別人であることに気付く。
田中家の火事は不審であること、
佐野信吾、和子が「加藤信也」の特徴を持った人物に会ったこと、しかしさつき情報では親戚はいないこと。
どんどん主人公サイドに情報が整理されてゆく。
そして遂に加藤家の家宅捜査。そういう形を取ってはいないとはいえ、そういうシーンは無理かなと思っていたので非常にうれしい。
雑然としているが、目に留まったのはまず、人骨標本と「血管系」の図表。この種のことに関心がある人でも、あえて個人で買う人はいないと思う。つまり、これを持っているということは、みきおの父親は医者だったのではないかと思えてしまう。ならばいろいろな薬品についての情報、本を遺していてみきおがそれを読んで暴走したという流れも想像できる。
そしてあのラジカセ!、かつての録音シーンの時のどアップでリアルな威圧感のある絵ではなく、薄いイメージでたたずんでいる。(確認されたい方は、過去の巻のどアップのシーンで型番まで描かれているので、比較してみると分かると思います。)できることなら、周りに変なカセットテープがあるなら押収しておくことをお願いしたい。
そしてこの家に戻ってきているようであることも確認できた。
そして最後に集合写真。心が先生としていたのはほんのわずかな期間だったけど、写真として残っているのは良かった。年が変わったばかりで就任しているが、「平成元年度」でいいのか?というのは置いておく。
それよりもあけられた穴の跡、前回の音臼事件では助かった子もいたが、今回は全滅を狙っているんだろうか。そして当時のみきおは「心先生」に対して一目置いている感じがしていたが、これからはそうではないのか?それとも「信也」の方の仕業だろうか?
「次号、悲劇は繰り返さない。」ということでどんどんクライマックスに向かって進んでいる実感のある回だった。

加藤家の家宅捜査の続きからのスタート。心があのカセットテープに注目した時は思わず歓声を挙げたくなったけど、未録音。踏み込まれることを想定しているかもしれない。見つかれば事件前でも逮捕が可能だったけど、残念。
お婆ちゃんは整体師。
集合写真は憎しみの象徴。
今後の展開にどう影響するかは分からない。

今回も佐野文吾の推理や勘は冴えていた。今回もこの人が主役だった。普段の言葉どおりの正義の人!
青酸カリは「すでに…家にある」説もさすが。
とりあえず謎のタイムカプセルが何なのかは早く知りたい。意外と佐野家のイベントだったりする可能性もあるけど。仮にそこで発見となれば佐野文吾は容疑者ではなくなる。そして家の外なので、トイレを借りに家の中に入った木村さつきはミスリードということになる。
佐野家の一時避難もうまくいって欲しい。
少なくとも今回は「音臼事件」を前に全く違う対応になった。もちろん成功失敗にかかわらず結果にも影響する。

そして後半、偶然ではあったけれどこの局面で明音の事件がまさか再び日の目を見るとは思ってなかった。金丸刑事があの時写真から何に気が付いたのか、また「素人の犯行」と言っていた根拠も知りたい。長谷川翼の行動は「余計なこと」、想定外の何かが含まれていたので、必ず何かのミスはあると思う。「メッセージ」だと言っていた「S」のキーホルダーのことも解いて欲しい。

今改めて見て思ったのは二人が横たわっている写真については、何せ青酸カリを飲んでもだえ死んだのだから、こんなきれいにまとまりのある姿になるだろうかという疑問はあるし、足跡も意味のある歩いた跡というよりは後から付けた感じがする。もちろんそれだけでは犯人に結びつかないけれど。でもやはり改めて注目する意義は青酸が使われた事件だったということが大きい。

今はとにかく決戦と言える時までにどれだけ把握し、追い込むことができるのか、テンションと密度が上がってきたストーリー展開を楽しみにしたい。

「わや」ってなんぞやって思ったけど秋田弁で「ひどい」とか「手がつけられない」とかって意味なんだな

ふと思ったけどタイムスリップをするテセウスの船という作品においてタイムカプセルという存在が重要でないわけがないな。
後々には、ひょっとすれば過去で手にした証拠をタイムカプセルを利用して、未来に持って帰るみたいなこともできるかも?

青酸カリがあるかもしれない、というだけで一気に日常風景が不気味に見えてくる。つくづくミステリによく合う筆致だなぁ

ここの考察見にくるの楽しみだわ。明音の事件は個人的に不完全燃焼だったから、進展あるなら楽しみ

金丸刑事の気付きの続きから。さすがに読者には知りようがないけれど、確かに「抵抗したときにできた傷」と首のまわり(両側)にできた「あざ」とは傷の質、というか傷を付けた人間の目的が違う。それぞれ別人と考えるのが妥当。そして青酸を使った殺人であるはずが分量が少なかったので予定外にそれを行った、というのが金丸刑事が生前に言った「素人の犯行」の理由か。一回目には行われた田中老人などへのテストの機会が心の例えば立ち回りにより阻止された影響がここに出たといえる。一方では翼は明音の推定死亡時間には現場ではなく下に降りていたことが心に目撃され、公式情報となっている。結局のところ殺人犯は別にいることを示したに過ぎないかもしれない。それでもそこから何かが進展することを期待したい。少なくともこのタイミングでこれが注目されるのだからこれで終わり、ということはないと思う。

後半は心の発案による「家族の時間」。今回のタイトルである「最後の家族」のとおり、「心おじさん」を含めてはこれが最後というのはちょっと寂しさとジーンとくるものがある。そしてこのタイミングでのタイムカプセルは絶好の小道具になった。みんな揃ってしんみりしているのを見ていると、今度こそ一回目の母子家庭と家族離散、二回目の無理心中とみなしご人生は降りかからないで欲しいと思う。
ハーモニカのエピソードは親子を実感した。そして大切な指輪を家系図と共にタイムカプセルに入れた心には覚悟を感じた。その延長の現代に戻ったとき、ベストの形でそれを再び手にして欲しいし。その時ちゃんと過去の記憶が残っていて欲しい。考えてみると無事音臼事件を阻止して解決して現代に戻った場合も、家族皆と過ごした幸福な28年間の記憶が共有できないのは心にとっては可哀想ではある。

今回はとにかく戦前最後の佐野家の時間を楽しませてもらえた。是非とも今度こそ28年後も幸福な家族、タイムカプセルを開けたいと思える家族でいて欲しい。

心とお母さんの寝方が同じなの泣けた。
家族団欒のたった一場面が貴重で大切に思う。
からの後半…

確かに同じ寝方なのは気が付かなかった!
二ページぶち抜きで平和な家庭の余韻を見せられて、まさかの突き落とされる気分になるとは思いもしなかった!
和子たちを送り出した後の交番でのやり取りが午前7:10なので、犯人側はそんな早朝の雨の日に待ち構えているなんて何と粘着質なんだと思う。犯人と決まった訳ではないけれど。
鈴のお遣いの時も人影があったし、佐々木紀子も見張られている感じを味わっている。つくづく気持ちの悪いキャラクターだと思う。あるいは頻繁にタイムトリップをして最新の行動をチェックでもしてるんだろうか。いずれにしても異常性を感じる。サンダルだけが残り、心たちはそれに気付くだろうか。車で連れ去られたのなら鈴もいるので無茶はできないと思うけど。まさかの展開になった。

「明音ちゃんの事件」の整理と推理も少し進んだ。加藤の関与は間違いないとして、「そうなると加藤信也と名乗る男は?」関与しているのか?というのは謎として残る。これまでにない切り口の物語なので、予想しにくい。ただ翼と連絡を取っていたのは子供とは考えにくい。紀子が目撃した人物、彼女に写真をみせられて現代の鈴が取り乱した人物もそうなんだろうか。

今回のページの左右の人物紹介は、ストーリーの展開上、関係するほとんどの人物がでているが、見ているとつくづく謎に満ちた異常な事件が続いたんだなと感じさせられる。

木村さつきに電話が入り、加藤はお泊まり会に出席するようだ。それまでの2日間、駆け引きが続くんだろうか。

和子の靴だけが残されたページで観音像?仏像?が出ているが、物語の初めのほうで最初にタイムスリップした前後それぞれにもこれがあ

すみません、また入力中に誤作動して送信してしまいました。

この仏像と同じものがが最初のタイムスリップ前後にも出ていたが、みだりに歴史に介入、操作しようとする者へのジャッジもあるだろうか。

来週がお休みなのでもどかしいけれど、何とか文吾、心のコンビで対抗して欲しい。

追伸。珍しく、最後の目次ページに今回話の紹介がされていました。再来週は巻頭カラーということで楽しみにします。第1話と先生として初めて小学校に来た回と、あともう一回くらいあった程度でしょうか。

確かに同じ寝方なのは気が付かなかった! 二ページぶち抜きで平和な家庭の余韻を見せられて、まさかの突き落とされる気分になるとは思いもしなかった! 和子たちを送り出した後の交番でのやり取りが午前7:10なので、犯人側はそんな早朝の雨の日に待ち構えているなんて何と粘着質なんだと思う。犯人と決まった訳ではないけれど。 鈴のお遣いの時も人影があったし、佐々木紀子も見張られている感じを味わっている。つくづく気持ちの悪いキャラクターだと思う。あるいは頻繁にタイムトリップをして最新の行動をチェックでもしてるんだろうか。いずれにしても異常性を感じる。サンダルだけが残り、心たちはそれに気付くだろうか。車で連れ去られたのなら鈴もいるので無茶はできないと思うけど。まさかの展開になった。 「明音ちゃんの事件」の整理と推理も少し進んだ。加藤の関与は間違いないとして、「そうなると加藤信也と名乗る男は?」関与しているのか?というのは謎として残る。これまでにない切り口の物語なので、予想しにくい。ただ翼と連絡を取っていたのは子供とは考えにくい。紀子が目撃した人物、彼女に写真をみせられて現代の鈴が取り乱した人物もそうなんだろうか。 今回のページの左右の人物紹介は、ストーリーの展開上、関係するほとんどの人物がでているが、見ているとつくづく謎に満ちた異常な事件が続いたんだなと感じさせられる。 木村さつきに電話が入り、加藤はお泊まり会に出席するようだ。それまでの2日間、駆け引きが続くんだろうか。 和子の靴だけが残されたページで観音像?仏像?が出ているが、物語の初めのほうで最初にタイムスリップした前後それぞれにもこれがあ
@名無し

そう、見開きで同じ寝方だ!って思いました。
前回は佐野父がハーモニカ吹いてたり、今回は母親と同じ寝方だったりでいい場面入れてくるなって思います。
「なんだか心さんって…」の後に続く言葉も同じ家族な気がする系の言葉じゃないかなって思いました。靴が残されてる場面、もう嫌な予感しかしません。

あの人影は和子さん達を待っていた
何故親戚宅に行くのを知っていたのか疑問だな
そしてあの人影の目的は何だろう?
もし騒ぎになればお泊まり会中止もあり得るだろうに。

金丸刑事は明音の首のあざが子供によるものと気づいていた。
金丸刑事を突き落としたのは、子供みきおではないということか。犯人が子供だと気づいていたのなら、事件について子供と話すのにもっと警戒するだろうし、ましてや突き落とされるほど油断はしないはず。

ヤバイヤバイ! このままあっさり佐野親子が逃げられるとは思えないフラグ立ちまくりだったから最後のページ見て「やっぱり!またかー!」と絶望したが、よく考えたらもし、みきおが佐野母を捕まえたらお腹の心を無事でいさせるはずがない。
と、言うことはまだきっと親子は無事でいるはずだ!
そう自分に言い聞かせて、また長い1週間を待ちます。

怪しい人影、すべて同一人物かは分からないし、敵、味方、独自の考えで行動する人のどれかも今のところ断定できないけれど、少なくとも他の時間からタイムスリップしてきた人物であるように思います。
理由は一つに、前にも書いた、心が初めて現代からタイムスリップした時、その前後にいた地蔵が今回描かれていたということ。
もう一つは心がタイムスリップした時、過去であれ現代であれ行った先がいつもまとまった雨か雪が降っているということ。今回もそうです。(違う例があっらごめんなさい)

その人物としては、やはりまず思い浮かぶのは現代から来た大人のみきおです。一方で大穴(ハズレと思いますが)と思うのは、最初のあのノートに描かれた時代にいた長谷川翼です。明音は行方不明になり、翼についての言及もそこでなくなりますが、もしその時タイムスリップに遭遇し現代に行き、心を見つけてその後すべて後を追って物陰から監視し続けていたとしたら、
という発想からです。目的はみきおへの復讐と考えました。かなり乱暴な予想ですし、心のすべての時間移動に付いていかないと今回の89年に現れることは不可能ですし、自分が死んだはずの世界に移動するという話もまた変です。
ただ一巻の翼は何かを監視してるかのように心または明音の行く先々に頻繁に出没していました。
これはあまり自信がない考えなので、どうぞスルーして下さい。

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テセウスの船

どちらかというと『テセウスの船』というより『動的平衡』じゃない?

テセウスの船 東元俊也 東元俊哉
mampuku
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時間遡行をして人生をやり直したとしたら、それは本当に同一の自分といえるのか?という問いを有名なパラドックス「テセウスの船」になぞらえたタイトルだ。 ストーリーに関しては論理的整合性や感情的整合性においてやや粗い部分も感じられたもののサスペンスとして緊張感もあり、ラストは新海誠監督『君の名は。』のような美しい締め方だったし概ね面白かった。 ただ、タイトル『テセウスの船』がイマイチストーリーにハマっていない感じがした。 どちらかといえば「動的平衡」のほうが比喩としてしっくりくるのではないだろうか。 「動的平衡」とはシェーンハイマーの提唱した概念であり、日本では福岡伸一氏による著書『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』で有名になった言葉である。“生命”とは、取り込まれ代謝されていく物質、生まれ変わり続ける細胞どうしの相互作用によって現れる“現象”である、という考え方だ。 主人公の田村心は生まれる前の過去に遡り、そこで巻き起こる惨劇を阻止することで、その惨劇により自身に降りかかった不幸な運命を変えようと奮闘する。作品では、過去を改変して自らの人生を曲げようとする一連の試みをテセウスの船にたとえているが、やはりピンとこない。作中、田村心は殺人事件を未然に防ぐため凶器となった薬物を隠したり被害者に避難を呼びかけたりするが、その影響で心の知る未来とは異なる人物が命を落としたり、結果的に大量殺人を防げなかったばかりか予想だにしなかった事態を招くことになる。 この予測不可能性こそがまさに動的平衡そのものって感じなのだ。生命体は、船の部品のように壊れた部分を取り替えれば前と変わらず機能する、ということにはならない。ある重要なホルモンの分泌に作用する細胞を、遺伝子操作によってあらかじめ削除してしまったとしても、ほかの細胞がそのポジションを埋めることがある。これは心が殺人事件の阻止に何度も失敗したことに似ている。思わぬ不運や予想しない死者が出てしまったのも、脚のツボを押すと胃腸の働きが改善するなどの神経細胞の複雑さに似ている。 船は組み立てて積み上げれば完成するが、生命は時間という大きな流れの中で分子同士が複雑に相互作用しあうことで初めて現象する。『テセウスの船』での田村心の試みは人生あるいは歴史という動的平衡に翻弄されながらも抗う物語だったのかもしれない。

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