なおなお1年以上前加藤家の家宅捜査の続きからのスタート。心があのカセットテープに注目した時は思わず歓声を挙げたくなったけど、未録音。踏み込まれることを想定しているかもしれない。見つかれば事件前でも逮捕が可能だったけど、残念。 お婆ちゃんは整体師。 集合写真は憎しみの象徴。 今後の展開にどう影響するかは分からない。 今回も佐野文吾の推理や勘は冴えていた。今回もこの人が主役だった。普段の言葉どおりの正義の人! 青酸カリは「すでに…家にある」説もさすが。 とりあえず謎のタイムカプセルが何なのかは早く知りたい。意外と佐野家のイベントだったりする可能性もあるけど。仮にそこで発見となれば佐野文吾は容疑者ではなくなる。そして家の外なので、トイレを借りに家の中に入った木村さつきはミスリードということになる。 佐野家の一時避難もうまくいって欲しい。 少なくとも今回は「音臼事件」を前に全く違う対応になった。もちろん成功失敗にかかわらず結果にも影響する。 そして後半、偶然ではあったけれどこの局面で明音の事件がまさか再び日の目を見るとは思ってなかった。金丸刑事があの時写真から何に気が付いたのか、また「素人の犯行」と言っていた根拠も知りたい。長谷川翼の行動は「余計なこと」、想定外の何かが含まれていたので、必ず何かのミスはあると思う。「メッセージ」だと言っていた「S」のキーホルダーのことも解いて欲しい。 今改めて見て思ったのは二人が横たわっている写真については、何せ青酸カリを飲んでもだえ死んだのだから、こんなきれいにまとまりのある姿になるだろうかという疑問はあるし、足跡も意味のある歩いた跡というよりは後から付けた感じがする。もちろんそれだけでは犯人に結びつかないけれど。でもやはり改めて注目する意義は青酸が使われた事件だったということが大きい。 今はとにかく決戦と言える時までにどれだけ把握し、追い込むことができるのか、テンションと密度が上がってきたストーリー展開を楽しみにしたい。テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 13わかる
なおなお1年以上前確実に物語のクライマックスに向けて整えられている回、という感じがした。 心は89年のさつきが現代のさつきとは別人であることに気付く。 田中家の火事は不審であること、 佐野信吾、和子が「加藤信也」の特徴を持った人物に会ったこと、しかしさつき情報では親戚はいないこと。 どんどん主人公サイドに情報が整理されてゆく。 そして遂に加藤家の家宅捜査。そういう形を取ってはいないとはいえ、そういうシーンは無理かなと思っていたので非常にうれしい。 雑然としているが、目に留まったのはまず、人骨標本と「血管系」の図表。この種のことに関心がある人でも、あえて個人で買う人はいないと思う。つまり、これを持っているということは、みきおの父親は医者だったのではないかと思えてしまう。ならばいろいろな薬品についての情報、本を遺していてみきおがそれを読んで暴走したという流れも想像できる。 そしてあのラジカセ!、かつての録音シーンの時のどアップでリアルな威圧感のある絵ではなく、薄いイメージでたたずんでいる。(確認されたい方は、過去の巻のどアップのシーンで型番まで描かれているので、比較してみると分かると思います。)できることなら、周りに変なカセットテープがあるなら押収しておくことをお願いしたい。 そしてこの家に戻ってきているようであることも確認できた。 そして最後に集合写真。心が先生としていたのはほんのわずかな期間だったけど、写真として残っているのは良かった。年が変わったばかりで就任しているが、「平成元年度」でいいのか?というのは置いておく。 それよりもあけられた穴の跡、前回の音臼事件では助かった子もいたが、今回は全滅を狙っているんだろうか。そして当時のみきおは「心先生」に対して一目置いている感じがしていたが、これからはそうではないのか?それとも「信也」の方の仕業だろうか? 「次号、悲劇は繰り返さない。」ということでどんどんクライマックスに向かって進んでいる実感のある回だった。テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 9わかる
なおなお1年以上前作者の東元さんも、ここで意見を交わしたすべての方々もお疲れ様、そしてありがとうございました! 今回はエピローグ回として、佐野家のみんながそろって仲良くしているのがやはりなによりもうれしいです。今回登場の心は我々の知っている心ではないので、「良かったね」は父の佐野文吾に言いたい。この微妙な違和感が心に関する「テセウスの船」なんだろうなと思うし、であれば心が89年で亡くなることは予定通りなのかもしれないです。もちろん「僕だけがいない街」のように、ドラマ版は違うエンディングというのもアリだと思います。 映画で言えば今回は主題歌がエンディングのテロップと一緒に流れる中でのストーリーのようなイメージを感じました。そして最後の最後、ご指摘のとおり、まるでホラー映画のエンディングのような終わり方になりました。 毎回現代で登場する週刊誌によればみきおは「都内某所」にいるようです。そして最後のページでは「さっぽろテレビ塔」のそばにいます。しかも佐野家の直前に描かれたテレビ塔は微妙に景色が違うように思うので、塔からみた方角は違うものの結構近くにいるし、一体何をする気だ?という気分になりますね。週刊誌の質問にもちゃんと答えてませんし。 単行本の6巻だったでしょうか、ほとんど9話で収まっているなか、10話押し込んだのがありました。もしかしたらこの頃に残りの話数でどう締めくくるか決められていたのかもしれないです。 「もう少し掘り下げて欲しかった登場人物」、同感ですし、はっきり言って心と文吾とみきお以外は、特定の活躍回以外はモブキャラに見えてしまいますし、ドラマ化の際にこれは課題だと思います。できればあまりいじくって欲しくはないです。 木村さつきは生きていたら、結局出所したみきおの面倒を見ようとするかもしれないので、可哀想ですがいなくて良かったのかもしれないです。 鈴は整形してないこっちのほうがやっぱりいいです。ただ眉毛を剃ったのはちょっとだけ残念です。 最後に、佐野文吾「クソ父」が書いたタイムカプセルのメッセージ、事実上これが作者からの作品を通じたメッセージだと思うので、重く受け止めたいと思います。この回の心は「は?」でしたが。。 本当に皆さんありがとうございました!テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 95わかる
マンバ1年以上前【掲載誌】 モーニング2017年30号(2017年6月22日発売)より連載開始 【代表作】 『湘南レスキュー部』 東元俊也 名義 『バウンスアウト』 東元俊也 名義 『バタフライ』 東元俊也 名義 【公式ページなど】 モアイ http://morning.moae.jp/lineup/833テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 61わかる
名無し1年以上前最終回、読みました。お泊り会以降の展開が駆け足だったのは、本当に残念ですが、最後ハッピーエンドになったのは、少しほっとしました。その前の回で本来の主人公があっさり死んでしまってますけど。 回収されなかった伏線が多いですね。伏線回収のためにエピソードを一巻分くらい書いてもらいたいところですw テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 52わかる
なおなお1年以上前しっかりしろ、と言いたくなるような過酷な回だった。犯人は佐野の貼り付くような監視をかいくぐってしまった。そしてまた青酸カリが使われてしまった。 これから弁護士、できれば佐野本人に会って当時の話を聞いた方がいいと思う。バッテリー残量が2%だけど。 この物語の「自殺」は鵜呑みにできない。被害者の人数が同じなので、結果生き残ったのは鈴とあの少年。 免許証が向こうに渡っており、誕生日と有効期限、場合によっては住所から心の正体、居場所を特定し、尾行されてるかもしれない。 この「変わってしまった現代」編は生きた心地がしないストーリーになるんだろうか。テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 46わかる
あらすじ1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。続きを読む
テセウスの船
クライマックスに向かってる感じ、する。
見たいけど終わってほしくない…。