あいつとららばい
あらすじ
青春がきらめくのなら、ちょっとだけ不良(ワル)がいい――。『シャコタン・ブギ』へと続く、不朽の名作バイク・ロマン!バイクとケンカ、そして女のコに夢中――。菱木研二(ひしき・けんじ)、16歳。ただいま横浜西高(ダブリの)1年生!道路に突然飛び出して、勝手にカワサキ750RS・ZIIの後ろに飛び乗った女のコ――佐藤友美(ともみ)に一目ボレ。男が恋する気持ちを決めたのなら……ゴーインなくらいに引き寄せるだけ!男心にグッとくる、大傑作の青春コメディ!
ぎんかいのすぴーどすたー
あらすじ
輸入車販売・整備のショップ「トミサカオート」の若手メカニック・元木は、職場の先輩・吉村を目標にしていた。だが、吉村は整備車両試乗中の事故によって還らぬ人となってしまう。敬愛する先輩を失い日常がくすんでしまった元木だが、吉村が手がけていた空冷ポルシェ911ターボが託された。ポルシェに魅了され、元木の日々が少しずつ動き出していく… ドライビング漫画の金字塔、『湾岸MIDNIGHT』最終章、待望の第1集!!
車の輝きが見える人達
名無し
おっずばーさす
あらすじ
『OddsGP!』が新章に突入!!高校時代、ロードレースに燃えていた辻堂麟太郎は、父親が起こした不慮の事故で多額の治療費が必要になり、競輪の道を選んだ。いつしか競輪の魅力に取りつかれ、少しでも、誰よりも早くトップ選手になるべく、A級戦での三場所連続優勝を決め晴れてS級選手の仲間入りへ。しかし、S級の壁は想像以上に高く…!?より強くなるために、己を磨き天辺のその先へいくため、新たなリンタの競輪ストーリーが始まる!!
ういんぐろっし
あらすじ
六道敦史、人呼んでロッシ! 西新宿のビル街にある小さな公園で、所狭しとバイクでジャンプをしまくる日々は、立ち入り禁止の看板と共に消え去ってしまうかと思われた。そんなロッシの眼に入ったのは、お台場モータースポーツショーのCMと…… バイクに乗った女の子!? モトクロスに命を燃やす少年と少女の熱き出会いの物語、ここに開幕!!
あかいぺがさすつーしょう
あらすじ
天才ドライバーであるケン・アカバとペペ・ラセールの2人の血を受け継いで、さっそうとF1グランプリにデビューしたショウ・アカバ。世界一速く走る男を目指し、アクセル全開!若きペガサス、今まさに天高く翔び上がる!
ぶるゔぁーる
あらすじ
バイク好きの大学生・藤原雪乃は転倒事故をきっかけに家族の猛反対にあい、バイクを降りることに…。代わりの相棒として車を探している時、通りすがりの中古車屋で黄色い後期型のMR2に目が止まる。そのMR2は事故車だったため友人の晴子には止められるが試乗してみることに。雪乃は車の性能よりもこのMR2が「どんなふうに走りたいのか?」が気になっていた。「たぶん…この子なら、バイクも車もそう変わらないって教えてくれそうな気がする」とこのMR2の声を聞きたいという気持ちだけで購入した。雪乃と「パトリックと名付けられたMR2」との新生活が始まる…。ヤングキングアワーズで人気だった好評連載作品に初期作品や未発表作品を収録したファン待望の初コミックスが遂に電子配信開始!
かのじょのかれらえれくとりっくばーじょん
あらすじ
父親の遺産を受け継ぎ、ある日突然「ポルシェ」のオーナーになってしまった女性編集者・轟麗菜22歳。「ポルシェ」という名称も知らず、AT限定免許しか持っていない彼女が始める「ポルシェ911カレラRS」との生活! わからないことだらけでも少しずつ進んでいく「彼女」と「カレラ」の前途に待ち受けるものとは?
あくあてぃかしんどろーむ
あらすじ
モデルとして細々と活躍する英田は、日々に息苦しさを感じていたが、退屈な同窓会の帰り道、名前も覚えていなかった地味な同級生に声をかけられて……。理想と現実のギャップに、静かに溺れるような虚無感から抜け出せない青年が一筋の光を得る「アクアティカ・シンドローム」、シュールな笑いの虜になる「魔法箒運転教習所」、意外な展開に裏切られるミステリー「Confession room」など、ファンタジーとリアル、そしてあらゆる感情が絶妙に入り混じった珠玉の短編を、豪華9編収録。少しだけ呼吸が楽になって、明日が待ち遠しくなる萩倉ゆうき短編集。※作家個人で公開していたWeb漫画作品を電子書籍版として配信。
あーさーがれーじしんそうばん
あらすじ
福岡圏北九州市のとある港町にある中古車屋。漁港の倉庫を店舗がわりに営業するも在庫は0台。小さくてセコいと評判の注文販売店、それがアーサーガレージ! 社長の原田朝男、通称アーサーと社員の梅木千春が繰り広げる人情物語再び!
げんちゃ
あらすじ
天才料理少年味の助で料理漫画界に汁要素を定着させた宗田豪による連載二作目。一迅社 コミックREX創刊当初に掲載された、昨今の原付ブームを先取りしすぎて時代に埋もれた「原付好きのためのミニバイク漫画」です。主人公、藤沢巧の家の物置に残されていたのは祖父の残した原付バイク。そのバイクには乗り物の妖精が憑いていて、巧は今まで知らなかった原付バイクの魅力を知っていく。古い漫画だけに懐かしの旧車がてんこもり。今はなき2ストミッション車の魅力を作者の趣味とともに詰め込んだ作品です。TZM KSR RS50など、なかなか普通の漫画には出てこないラインナップが揃っています。かつてバイク小僧だった人、今でも原付に乗ってる人、車の免許は敷居が高いけど、原付免許くらいならとっても良いかなと思っている人に是非お勧めです。
おおさかまっどふぁみりー
あらすじ
伝説になって消えた環状族『大阪MADファミリー』! その会長のDNAを受け継ぐ娘・リク。彼女は『シビックEK9』を所有するレイナと出会うことにより“走り屋の世界”へと踏み込んでいく……。シビック魂、炸裂! 新・大阪環状族レジェンド!!
なにわともあれちょうがっぽんばん
あらすじ
ドアホ大阪走り屋漫画!! グルグル大阪、バチバチ環状! そらもう、股間のピストンうずきっぱなしじゃ~ッ!! 三度のメシよりナンパが好きや。モテまくって、ハメまくって浪花の青春ヤリタオシ。ごっついローンも屁やないど。買(こ)うたらんかい、新車のシルビア。腕(テク)はないけど、スケベ根性負けません。オトコ18歳、環状デビューじゃい!!
なにわともあれみなみかつひさがっぽんばん
あらすじ
『ナニワトモアレ』続編! グッさんたちがトリーズンを脱け、スパーキーを立ち上げてから1ヶ月たった平成2年3月――。堺東のヤンキー・テツヤとパンダは、ある日環状族・フリングとイザコザを起こしてしまう。30~40人からなり、バックにヤクザもついたフリングに狙われる二人。さらに二人のみならず、テツヤの彼女・ナツにまで危険がおよび……!? アホ大阪環状族漫画第2部ここに猛爆始動じゃ!!!
せぱはん
あらすじ
1980年代に週刊少年チャンピオンで連載され一世を風靡したバイク漫画がチャンピオン・コミックス版で遂に電子化!主人公は普通の高校生・片山高介。愛称セパハン。暴走族の頭だった兄の形見のバイク、マッハIIIを愛車としている。兄の昔の仲間たちと交流を深めるうちに彼らの人間的魅力とバイクの魔力に引き込まれていくが…。
かのじょのかれらじーてぃーすりー
あらすじ
ドイツへの長期出張から戻り、WEB系新雑誌の編集長に抜擢された轟麗菜。その雑誌の新コーナーの取材で出会った声優・姫小路優香に、愛車・ポルシェ946RSに乗せてほしいと頼まれた麗菜は、何やら訳ありげな優香とドライブに出かけるが…!? 麻宮騎亜のライフワーク「彼女のカレラ」最新シリーズ、待望の単行本化!!
だんしんぐさんだー
あらすじ
加速していくたびに足や腕の先から血の気が引いて、体中の血が背中と尻にたまるみたいだ! そしてコーナーでの強烈な横G! スポンサーなしでイギリスに住み、F3000で活動している日本人レーサー、カイ・フカザワ。過去の戦績は優勝が2回、他は全てリタイア。過去にはフェラーリのテストドライバー候補No.1だったこともある。そんな彼にF1ドライバーとしてのチャンスが訪れる。しかも最初のレースは鈴鹿サーキットの日本GP…!? 90年前後の懐かしのF1ドライバーも多数登場するモータースポーツ漫画の決定版!
えすえす
あらすじ
▼第1話/公孫樹の木▼第2話/しゃべれるのか?▼第3話/ヨーイ、ドン!!▼第4話/我、峠にもあり。▼第5話/あと一歩の長さ。▼第6話/あれから僕は。▼第7話/キャノンボール▼第8話/この速度域でも…… ●登場人物/ダイブツ(自動車修理工場、西山モータースの社員。元、全日本ラリーの選手)、ヤマちゃん(ダイブツの同僚。お調子者)、社長(西山モータースの社長) ●あらすじ/整備工場の修理工として平穏な日常を送るダイブツ。不景気で給料が遅れがちだが、まずは無事に生活している。年末、妻の実家に帰省したダイブツは、途中の峠で「走り屋」のマシン2台とすれ違う。ダイブツの心の中で、忘れたはずの何かが動き始める……!!(第1話)▼本巻の特徴/ボーナスの代わりに、倉庫に置きざらしだったマシンを社長からもらいうけたダイブツ。マシンを整備するうちに、ダイブツの中で眠っていたレースへの熱い思いが再び燃え始める。そして数か月後……。「走り屋」たちが集う峠や湾岸、首都高で、謎のマシンのうわさが立ち始める。ランエボ、GTRなど最新鋭のスポーツカーを次々と打ち破るそのマシンは……!? ●その他の登場人物/カブキ(ランエボを駆る若き「走り屋」。謎のマシンの正体を追う)
すーぱーちゅーなーばっくれ
あらすじ
元関東狂走連盟初代総長で、自称スーパーチューナーの山川栄治こと栄ちゃん。彼とその周囲が繰り広げる人間模様とカーアクションをコメディーに描いた一作。TUNE1スーパーチューナーは寝起きが悪いTUNE2幻の名車TUNE3回る車に敵はなしTUNE4青春のヴァイブレーションTUNE5うれし坊の了一TUNE6ポーシャなあいつTUNE7痛みを止めろTUNE8ネズミ破り!!(前編)TUNE9ネズミ破り!!(後編)
いにしゃるでぃちょうがっぽんばん
あらすじ
群馬県の県立高校に通う拓海(たくみ)は車についての知識なんてほとんどない普通のとうふ屋の息子。ある日、拓海は親友の樹(イツキ)と共に、バイト先の先輩である池谷(いけたに)の走り屋チーム・秋名スピードスターズの走りを見に行くことに……。するとそこに赤城最速といわれる高橋兄弟が率いるチーム・赤城レッドサンズが現れ、秋名スピードスターズに挑戦を申し込んできた!!地元で負けるわけにはいかないと燃える池谷だったが……!?
しゅとこうすぺしゃる
あらすじ
工藤圭介、42歳。GT-R専門のチューニングメーカー代表。彼の作るGT-Rは、絶品といわれ、数々の走り屋たちを魅了していた。彼のもとに、元嫁と暮らす一人娘が現れる。久しぶりの二人でのドライブ。その時、すごい走りをする、ポルシェターボに遭遇する。
でっどひーとしゅん
あらすじ
中央高速でポルシェ930ターボを軽々と抜き去り、スピードカメラの限界スピード250km/hを超えて見せた謎の黒いRX-7。その正体である矢切瞬は、メーカーも舌を巻くほどのチューンナップの天才にして、ドライバーもこなす。ひょんなことから氷川の駆るワークス仕様のスカイラインRSターボに、シティターボで挑むことになった瞬。果たして、東名レースの決着は……? 公道、サーキットと熱いカーアクションが繰り広げられる!
ぶれいんだめーじ
あらすじ
心と体を破壊する! 衝撃エピソードの連続ダメージに貴方の脳は耐えられるか!? 奇想漫画家・駕籠真太郎が描くポップで猟奇的なエピソードを全4篇収録!! Episode.1「4人の迷宮」理不尽にくり返される虐殺。少女たちは恐怖の迷宮から逃れることができるのか? Episode.2「呪いの部屋」心霊現象が次々に起こる部屋。原因を探っていく少女を迎える衝撃の事実とは…。 Episode.3「家族の肖像」ある日を境に姿を消していく知り合いたち。果たして失踪は闇組織の仕業なのか…? Episode.4「血の収穫」相次ぐグチャグチャ変死事件!! 事件解決の手がかりは… 中古車!?
昔に好きだったバイク漫画(の多い)先生がいました。 その先生があるインタビューで 「かつてバイク漫画を描いて漫画編集部に持ち込んでも ああ雰囲気漫画ね、で終わらされてしまってばかりだった」 みたいなことを言っていました。 先生御自身では自分の漫画を雰囲気漫画とは 思っていなかったようでしたし、雰囲気漫画というものを あまり肯定しない考えのようでした。 雰囲気漫画とは何か、の定義も難しいのですが・・ ですが、私自身はその先生の作品を 雰囲気がいい漫画、と思って好んで読んでいたので、 その記事を読んで微妙な気分になったことを覚えています。 その先生は楠みちはる先生ではないのですが、 楠先生は良い雰囲気の漫画を描く先生であり、 「あいつとララバイ」はその典型であり、 後の「シャコタン★ブギ」「湾岸ミッドナイト」 に続く雰囲気漫画の先駆けではないかと思っています。 あいつとララバイは話の流れに色々なバイク関係の話が 絡んできますが、わりと細かい部分は雰囲気で作られています。 論理的だとかメカニックな根拠があると言い切れるほどの 話の展開は少なく、あえていうなら 「それでも面白い」「そのほうが楽しい」 と思わせる感じでストーリーが走っていきます。 研二君が超絶テクニックでパトカーを躱すシーンとか、 具体的な描写はありません。 けれど1コマづつやページ全体の流れとかを上手く描いて なんだかおもしろい流れを見せてくれて、読んでる側としては その流れに乗って楽しめて納得しちゃうんです。 まさにその漫画の雰囲気に乗ったモン勝ちの世界。 リアリティを超えてバイクに思い入れが深まってしまう。 良い意味の雰囲気漫画を読ませてくれました。 そしてララバイにしろシャコタンにしろミッドナイトにしろ、 そういう雰囲気に乗ったことを読者に後々までけして 後悔させないだけの面白さがあると思います。 今になって思えば、ララバイの時代ですらすでに 旧車になりつつあったZⅡが最新バイクよりも 速く走る姿を描きながら読者を納得させていました。 そう思わせる雰囲気がそこにありました。 その手法をそのまんま湾岸ミッドナイトでも踏襲し、 それでいて飽きさせぬ色畔ぬ漫画を描いているのですから 楠先生は凄いですね。