※ネタバレを含むクチコミです。
エロいマンガ。 画力や想像力を含め作者はセンスがある。エロを絡めた展開が毎回楽しみ。 サタノファニをベースにエロとバイオレンスの妄想を語るべし。
【掲載誌】 モーニング2018年1号(2017年12月07日発売)に掲載 【代表作】 『サムデイ・ネバー・カムズ』 【受賞歴】 『UMA!!!』で第72回ちばてつや賞 入選 受賞 【公式ページなど】 Twitter https://twitter.com/itoikkk Tumblr http://itoikkk.tumblr.com/ blue gold http://bluegold22.web.fc2.com/
うーん、4コマベースで一部大ゴマの独特な画面構成。実験作なのかな?まあ手塚先生とかも火の鳥とかで画面構成色々チャレンジしてたし、これが面白いかどうかは別にして、作者さん頑張って。
猛き黄金の国二宮金次郎は長く続けて、欲しいな。
めちゃめちゃ面白かった。読み始めると面白いから熱中しちゃって気づいたら3時間も経ってて窓の外が暗くなってることがザラにあって「時間泥棒…!」と思ったこともあったけれども、10巻くらいから読み終わってしまうことが悲しいけど面白くてやめられないという嬉しい葛藤を抱えながら読んでました。 東京赤坂に会社があってデザイン業をしていてたまに大きい賞をもらったりして実はカッコいい人達なハズなのに、漫画の中では真面目に働いてる時の方が珍しいのがヘンテコで面白いんですよね。しかも主要人物が大阪出身者ばかりなので会話もノリも関西風なのです。 嫌いなキャラクターが1人もいないんだけど、好きなキャラクターを強いて言うなら①オカちゃん②ヤーマダくん③シモヤナギさんかな。この3人が出てくる話は個人的に「当たり」でした。夏は恒例で日本画の大家であるハルキくんのおじいちゃんの仕事の手伝いでお寺の天井画を描きに行ってるのも毎回の楽しみだった。
発情させることによりすべての女性の人間性を破壊してるようにしか見えねぇ……
小学生の時にいじめにあっていた、実験体Aこと漆間。 いじめにより両親は、亡くなり弟は植物人間に。 本当に、小学生とは思えないいじめを超えた残忍さ。 恐ろしいとしか言えない、人間ではない残虐さ。 一人生き残った漆間は、4年後、復讐の鬼と化す。 戦時中、秘密部隊に所属した祖父に復讐に必要な鍛錬を受け、ひとりづついろんな方法で殺していくのだが、見たこともない拷問器具を使うのは、斬新!! ところどころ、ギャグ要素があるのは、少し心が落ち着く。 6巻まで完了。 これから、京との戦いが始まる。 関係のない人々までどんどん巻き込まれて死んでいくのが気がかり。
読み切りで、遺影の写真から始まるの多くて(もしくは〜が死んだ、で始まる)またか、と思ったのですがこれちょっと様子が違う。 死んでる者を殺す人たちの話。 亡くした者を想う人と、直葬隊の苦悩、要素が色々考えさせられることがあって面白かったです。 予想外の驚きもあって読み応えがあり、長編だったらどうなるかなあと思いました。 結構重い話になりそうですが同じ世界観で他の話も読んでみたいです。
グラジャンの「それでもしますか、お葬式?」に引き続き、アクションでも始まったか葬儀屋漫画。読者層に響くんですかね、このテーマは。 それにしても1話の主人公、母親の病気も知らずに、病院から亡くなったと知らされるの悲しすぎるにもほどがあるでしょう。
火の鳥シリーズの中でいちばァァァァん好きな物語です!! 舞台は壬申の乱の頃(7世紀後半)と21世紀を行ったり来たりします!7世紀後半ということは、この過去パートはヤマト編と鳳凰編の間ということになります! 最初は過去パートの合間に1ページくらい未来パートが挿入される形なのですが、徐々に挟まれる未来パートのページ数も、その頻度も増えていき、最終的には未来パートで完結を迎えます。 最初読んだ時にはその技法によるドラマチックさに鳥肌が立ちました!ぜひ多くの方にこの読書館を楽しんでほしいです! 話は基本的には仏教の伝来前後の宗教戦争がテーマで色々と考えさせられるのですが、男女の恋愛あり、家族愛あり、宗教への忠誠心とそれらの愛との間で翻弄される人間たちが切ないです・・!!! 過去パートには他の編と関連しそうな人物は登場しませんが、未来パートに猿田彦と血縁関係がありそうな鼻の人物が登場します。名前は出てなかったような気がしますが、未来パートの主人公が所属するチームのリーダーをされています。 過去パートは壬申の乱が舞台なのですが、天智天皇の娘であり、天武天皇の妃であり、天武天皇の次代の天皇である持統天皇が登場しません。一番悩める描きがいのあるポジションのような気がしますが。。。持統天皇に異常に興味を持ち始めたのですが、里中満智子先生の作品に「天上の虹 -持統天皇物語-」というものがあるようなので、そちらを熟読してみたいと思います!
ボクシングマンガの名作は数多ありますし、その中で敢えてこの作品を挙げるのは恐らく島本先生のファンだけだろうとも、思います。 ただ、この作品は本当に数少ない、島本作品の中における「ギャグ」のない漫画であり、貴重な作品としてファンの脳裏に深く刻まれている作品です。 この時期の島本先生の作風は、デビュー当時の少年漫画のテイストから変わっており、今見ると懐かしい、劇画調の絵柄でした。そしてその絵柄が、この作品の「熱さ」と非常にマッチしていたなあと今更ながらに思います(丁度自分が島本作品を読み始めた時期でもあり、懐かしさもあります)。 島本先生の作品には、数多の傑作が数多ありますが、笑いを排した作品は本当に少ないです(それは先生本人の照れであったりファンへのサービスなど要因は幾つか挙げられると思います)。 同時期の傑作、「バトル・フィールド」と併せ、是非読んでみて欲しい作品です。
勝田文先生の作品に詳しい方にオススメして頂いた短編集です!お寿司屋さんやおでん屋さん、スイカを売り歩いたり、鴨鍋を食べたり…どれもシュチュエーションは激シブなのに、勝田先生の人物のタッチや小物のセンスが可愛らしいので、どのお話もドラマチックに感じられて「私もこの物語の登場人物になりたい!」と思わせられます。 最後に収録されているのが「クリスマスキャロル」のお話です。「Daddy Long Legs」を読んだ時にもそう思ったのですが、勝田先生は小説を漫画化するのがとても上手い!!名作文学の奥深さを損なわないことはもちろんのこと、勝田先生のキュートなセンスが加わることによって更に魅力的なお話になってるんです。これは電子化されてない「プリーズ、ジーヴス」もコミックスを集めて読まねばなるまい!と覚悟を決めました(笑)
最初の1〜2話目を読んだ段階では、どこにでもありそうなパニックホラー漫画だな〜と思ってました。が、3話目以降やたらと面白くなってきます。首切断ジェットコースター、激アツ硫酸コーヒーカップといった狂気のアトラクションの数々。そしてMr.バニーと名乗るウサギの支配人がとにかくヤバい。人間の本性を暴くような仕掛けを次々と繰り出し、極限状態の中、秘密を暴露させられる客たち。残酷でエグい描写ばかりなのに、ちょっと笑えてしまう滑稽さがあります。今後の倫理観のブレーキが壊れてからの加速力に期待です。
T市こと高崎が舞台になるのかと思いきやさっそく本場イタリアでの修行編がスタート。このテンポの良さはベテランって感じですね。正直まだ全然話が見えてきてませんが期待しています! 【1話のあらすじ】 全国有数のパスタの街・T市。6年前、閉店してしまった父の店でふてくされていた主人公・泰司は、今やナポリの郊外で有望な若手パスタ職人として修行している。店の新しい支店がオープンするため、誰が新シェフとなるのか皆が注目するなか、泰司はボスから「期限1週間であらゆる客を喜ばせるパスタを作ってみろ」と課題を出される。
前作の連載を休止するツイートはリアルタイムで見ていた。ちょうど単行本も出たばかりでノリに乗っている作家さんだと認識していたので、そのツイートにすごく驚いた記憶がある。その時の心情も作品に描かれていたけどセリフがひとつもなくて、それが本当は叫び出したいのに声が出ないような感覚をリアルに感じられてすごかった。ご自分や病気のことを俯瞰して観察されているので読みやすい。3年前のガン発覚から始まっているが今現在は漫画制作が出来るほど快復されたということだろうか。これからはサンデーうぇぶりの連載も追っていきたい。
戦略的格闘漫画。 作者の木多康昭先生の事は昔ジャンプでやってたギャグマンガの印象が強かったけどこんなにも面白い戦略的な漫画を描く人だったとは驚いた。 主人公の十兵衛は特別にフィジカルに恵まれていると言うわけではなく(作中キャラの中だと) 、勝つ為に頭脳、ある種卑怯とも言えるような場内外戦略で対戦相手を倒す姿は実に見事だと興奮させてくれる。 陰陽トーナメントの参加者達の壮絶な過去を描き、試合中の非凡な演出力もあいまって誰が勝ち残るのか全く予想できない手腕には脱帽もの。 ただただ続きが読みたい漫画。
世界を救って死んだ親友の忘れ形見である娘の為に頑張るパパ。 最近流行りの特撮マンガの焼き回しかと思いきや読んでみるとなかなかに芯のある作品だった。 『ヒーロー不在の世界を救うのはヒーローになれなかった男』 もうこの設定だけで体温2度くらいアガる。 登場キャラもなかなかに奇抜でクセになる。 作者の演出がオシャレで絵が上手い。 ただあの被害出しまくってるのに偉そうな長官はどうなんだろうか。 かなり熱くて王道な骨太ストーリーを感じるので次巻にも期待。早く読みたい。
グラシュロス内で出てくる用語をまとめようぜ 俺が好きなのはこのへん 長老会議(ピーテイーエー) 集落会議(アーツマーリ) 真の死闘(ノノムラのボッシュート) 肉(ハナマサ)
家族の生活のためにやっていた金稼ぎと地下格闘技がやがて生きがいになっていた主人公が、暴力で新たな生きがいを見つける話でめっちゃよかった。やっぱりバディもの好きだなー https://rookie.shonenjump.com/series/X1vJnKYluc0/X1vJnKYludA
語ろう
読んだら絶対にカレーが食べたくなります。 超有名店のカレーはもちろん、レトルトカレーや丸亀のカレーうどんやカレーパンなど…。 いろんな角度から美味しいカレーを紹介し続けるので「今日はカレーの気分じゃないな」「カレーこの前食べたしな」と思っても読んだら最後覆されます。 愛と蘊蓄たっぷりだけど、主人公たちが仲良く楽しくカレーを食べる姿がかわいいので暑苦しさは全くないです。 見た目も性格も全然違うけど、カレー愛で繋がる友情めっちゃいいですね。 CoCo壱の推しトッピングで笑いあえる友だちいいな。カレー屋はしごできる友だちいいな。 読むとカレー食べたくなるし友だち欲しくなりますね。
歴史と、作者のファンなので読んでいます。天才数学者が日本を守ろうとする話。数学で相手を説得するシーンが好きです。
この物語はガチガチの鎧を身に纏った女騎士【オリビア】とその女騎士の弟子にして獣人の【ノア】の二人が共に成長し絆を深めていく旅路を描いた物語となっておりますがその1つ1つの描写や書き込みの情報量に加え独特なファンタジー世界の設定がTwitterやpixiv等で話題となり書籍化まで果たした話題の作品なんですよね そんな作品の特徴としまして普通のファンタジーや百合作品とは一味も二味も違った点が多く ・鎧や甲冑の重装備のガチガチの騎士や中世要素 ・獣人×年のさ×主従等の百合要素の塊 ・禍々しい魔物や独特な生き物達がいる広大な世界観 ・二人の心暖まる日常回や営みの数々 ・2刀流の構えが岸田◯ル先生のあの構え etc… と言った数々の要素が混ざりありながらもどれもが洗練されたシーンと呼べる程の高水準となっております そんな神作品を私は書籍化になる前の頃からSNS上で齧り付くようにイラストを拝見していましたが改めて1話1話を手に取って読むと鍛練や日々の営みと言った日常回は尊くも百合に彩られ、禍々しい魔物と戦う様や剣術の動きやアクションや独特なファンタジーの世界観に至るまで何もかもが素晴らしい完成度を誇っていると再認識した作品となっておりますので皆さんも一度手に取って読まれてはいかがでしょうか?
の劣化コピーのようなキャラが出てきて 面白くもなくただただ不快でした。
岡村星先生が結婚エッセイ漫画を描いていたとは知りませんでした。旦那さんも漫画家ということで益々気になっています。読まれた方がいらっしゃいましたら、どういった内容だったか教えて頂けると嬉しいです。旦那さんの名前は明かされてないのでしょうか?
キャンプ場で行方不明になった娘を探し続けている母親の夢の中に、山の精霊のおばさんが現れて「娘さんはすでに殺されている」と告げられる。そして「このまま犯人を知らないで生きる未来を選ぶか?それとも犯人を知って生きる未来を選ぶか?あなたはどうする?」と迫られる。シリアスな話だけどラストには救いがあってよかった。オチで生まれ変わりましたって言われてもしっくりこないこともあるけどこれは納得できた。山の精霊のビジュアルが普通のおばさんなところもいい。
一錠飲むと1日分の記憶を飛ばすことが出来る薬「アイリウム」をめぐる物語。こういう薬があったら確かに便利かもしれないけど、読みながら恐ろしさも感じた。なかなか深いテーマで面白かった!
連載前提に描かれているとしか思えない情報量とキャラクター設定でした。でも読切としても完成度がめちゃくちゃ高くて釣りに1ミリの興味もない自分でもすごく面白そうと感じました!
虫と合体して変身するJKって性癖丸出しで最高。警官の「そんなエッチな格好で人助けするやつなんているわけないだろ!」が好きすぎる😂 ・正体を明かさずに守る ・先輩の目の前で変身が解けていつも裸になっちゃう 古典的様式美はやはりいいですね…! 1話なのになんか説明少ないなと思ったら読切の続きで実質2話目でした。月マガのQRはリンク切れてるので読切版は↓からぜひどうぞ! https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496734003001
さすがに絵はめちゃくちゃ綺麗だけど今のところストーリーはなんもないしラッキースケベと言えばまあそうなんだけど今のところあまりにもなんもない。 あまりにもなんもなさすぎる話をまさかジャンプラ毎日連載でやらんだろうと思っているので、何かしらの超展開が来るんじゃないかとわくわくしてる。 地味なクラスメイトが実はセクシーなメイドだったなんて今時ギャップにもならんもの!絶対なんかあるでしょ!この平和さをぶち壊す何かが! という予想を立てて読むと楽しい。なんもなかったらなんもなかったで逆にいい。
合本版だと全17巻、単行本だと85巻を全部読んだぞ。 自他ともに認める坂田信弘ファンなのでいつかは読みたいを思いつつ機会がなかったが今回、Kindle Unlimitedにあったので全部読んだ。 8日間で読んだせいかすごい疲れた。マンガを読んでここまで疲れたのは久しぶりだ。2022年9月現在おそらく最長のゴルフマンガで「風の大地」より長い。 これでおそらく坂田信弘原作の漫画で単行本になっているのは読んだかも。 前情報としては名作や面白いなど話は聞いていたが読んだ結果色々な疑問が浮かぶことになった。 一番大きな点としては、本当に全部を読んで名作や面白いと言っているのかというところだ。 確かに単行本で言うと20巻ぐらいまでは面白いがそれ以降になると、対戦相手が変わるたびに同じような繰り返し、例えば「見盗り(みとり)」「古刀の写し」「刀鍛冶」「古武術」「斬り合い」「四股」「ファントムボール」「眼をつむってパターを打つ」「歩き方」「風の身体に対する影響」「刀鍛冶からゴルファーへの変化」などの話が続いたり、数巻一度全く同じような説明が出るのであれページ間違えたかなと思ったりもした。あとゴルファーにしかわからない煽り合い?このホールでドライバーを使うのはこっちに対する挑戦か?みたいな高度な話も多かった。 主人公の鳴海一丸は元刀鍛冶師でとあるきっかけでゴルフを始めるまではいいが、ゴルフに対して前向きではなくしょうがなくやってるみたいな言動がかなり続く。途中からゴルフに対して前向きにはなるがスコアなどよりも対戦相手の技をどう真似するの話が多く、それで無茶苦茶強くなるかと言うとそうでもなくメンタル面で失敗したりもする。「風の大地」の沖田より面倒くさそうな性格だった。 正直、いろいろなことに恵まれすぎている鳴海一丸より初期からのライバルキャラの石塚一平の方がよっぽど好感度は高かった。自分にあるものを冷静に分析して弱点の克服やどうやったら恵まれた奴らに勝てるかを考え続ける姿勢は良かった。たまに主人公を助けたり自分を助けてくれたキャディに礼を欠かさなかったりと地味だがいいエピソードも多い。 まあ色々書いたが、前提条件として俺が全くゴルフをやったことがないのでマンガの中のゴルフのテクニック的な面の面白さを理解できなかったり、ゴルフ知識が少ないので、マンガの中で使用される用語の理解度が低かったりという面はあると思うしゴルフ専門誌での連載だったので「風の大地」にくらべてエンターテイメント性は低いのかもしれないと色々考えるところはある。 もしIMPACTを面白いと言う人間に出会ったら間違いなく、「全部読んだ?」「どの試合が面白かった?」としつこく聞きまくると思うので俺にIMPACTの話はふらないでほしい
永井義男の幕末一撃必殺隊のコミカライズだけど松本次郎のアレンジが効いていてちゃんと松本次郎作品になっている。 ストーリーは幕末に出現した御用盗と呼ばれる薩摩藩の武装集団を撃退すべく、金と地位を餌に集められた百姓たちが6日間の訓練だけで実践に放り込まれていく話。 百姓による武士集団というと新撰組が思いつくけど、新撰組の島田幸之助が早速登場している。 まだ1巻だが、理不尽すぎる元百姓たちへの同情や期待から作品的にもこれからが楽しみな作品。
読後の放心状態は他の方も一度体験して欲しいです
放送禁止用語とか気にせずガンガン使ったガールズトークが最高ですw この女子会に参加したいw
常に耐え難い苦しみの中にいる人のために貸与される特殊臨床慰謝体…要するに「もふもふ」。それがモカリノタマラピッです。 なんかよくわからないけどすごい新連載始まったな…という感じ。内容は全く難解ではないのでとりあえず読んでほしい。ミステリーボニータに載ってます。 この「もふもふ」の存在はすごくユーモラスでその名の通り癒やし系なのだけど、物語の本筋はわりとシリアス。心を壊してしまったり、自殺に追い込まれたり、現代日本社会を反映したような内容です。 シリーズ連載ということは、オムニバス的な?ちょっとそこがまだ不明ですが…楽しみな新連載が増えて嬉しい。
高浜寛先生は長崎を舞台にこれまで二つの作品を描かれてきました。手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞された『ニュクスの角灯』は有名かと思いますが、一作目は長崎・丸山遊郭の遊女である「几帳」が主人公の『蝶のみちゆき』です。今作の『扇島歳時記』はこれら長崎三部作の最終節になります。時系列で言うと『蝶のみちゆき』『扇島歳時記』『ニュクスの角灯』になりますが、読む順番はあまり気にしなくてもよいと思います。むしろ未来から過去にさかのぼって読んでいくのもありかもしれません。『扇島歳時記』で主役になるのが全作品に共通して登場する「たまを」で、遊郭で生まれ育った彼女が大人になるまでの物語なのですが、他の二部作をすでに読んでいて先の展開を知っているからこそ、どう繋がっていくのか楽しみです。個人的には『蝶のみちゆき』が大好きなので「几帳」が登場してくれたら、もう他に何も言うことはないくらい嬉しいのですが。
絵がすごい可愛いらしくていいなぁと思ったけど、内容の方もだいぶ子供っぽくて肩透かしくらった。最強ジャンプなら違和感ないけどこれでグラジャンむちゃはちょっと・・・という感想。ドラフトキングの特別読切のあとに読んだからなおさら思った。 江戸時代かよみたいな山奥の茶屋を助けてたり、天才経済学者のくせに1話で使ってる知識全部心理学だし、そもそも「経済学者」って「スポーツ選手」ばりにざっくりした肩書だしツッコミどころしかなくて別の意味では超面白い。 「ぼくの考えた超かっこいい経済学者(※ふわっとしたイメージ)」みたいな」・・・本当に良くも悪くも子供っぽい。 マジで絵柄は悪くないのになんでおっさん向け雑誌でおっさん好みのテーマの漫画描いてるんだろう?ジャンププラスでファンタジー冒険モノとか描けばいいのに。
1作目の「追想レコード」すごい良かった。遺品からおじいちゃんがレコードを大事に扱ってたのがわかる描写とか、「マヤナ」という孫と同じ名前のレコードの謎解きとか読み応えがあった。 各ストーリーが少しずつ繋がっている感じが良い。
web掲載時にも読んでいましたが、単行本でまとめて読むとまた違う印象になるなと思いました。岡田索雲さんってギャグも面白いけど、社会派な一面もあるんですね。性加害や人種差別などの問題も茶化すことなく真面目に捉えてるんだけど、漫画としての面白みは損なわれてなくてすごい。そのさじ加減ってすごく難しいと思うんですが、あとがきを読むとその点については考え抜いて描かれているそうで、お人柄にも好感を持ちました。 web未掲載の短編「ようきなやつら」は精神病院が舞台なんですけど、背景にひっそりとサトリくんのお見舞いに先生がとらやの紙袋を持ってやって来てる描写があるのを見つけました。サトリくん早くそいつから逃げて…
※ネタバレを含むクチコミです。