普通に本屋行ったら目が合ったんだよねえ…少女漫画の1巻で男の子単体の表紙が珍しかったし、単純に絵が好きだったのもある。 読んでみたら主人公銀河の高校生特有の悩みとかもだもだが丁寧に描かれていて共感した。 椿さんの言葉がとてもいい。「どうしたらじゃない。銀河がどうしたいかでしょ。そしたらもう何でもできるよ」 銀河を取り巻く人々もみんないい人で、泣けてくる。 これからも応援したい作家さんの内の1人だなあ。
このあとエロエロな展開が待っている恋愛マンガとしては百合は王道だよねぇ⋯
※ネタバレを含むクチコミです。
まぁはっきり言って主人公草。でも、おもろい。是非読んでください。むしろ願望出すぎで草。
艶美ってこういうことかねぇ、少なくともこの男の子はこの夜のことは一生忘れないだろう。
よく練られた構成に唸らされた作品だった。地獄の『賽の河原』で石を積む主人公の視点から始まり、母との出来事を経て、『河原』で別れるというとこからして、堪らない。 泥酔したおかあさんが欄干を歩くシーンも上手い!の一言。青春期のどうしようもなさを引きずって、大人こどものようになってしまったおかあさんが危ういところから落ちる、という『ライ麦畑でつかまえて』の場面を彷彿させる描き方がされている。 さらに見逃せないのは、その時にお金を落としてしまっているところ。恐らく三途の川を意識しているのだろう。地獄に金は持っていけない。まさに此岸と彼岸の境。それが二人のいる、この川であり、ラストの岸辺なのだ。だから主人公はおかあさんを地獄へ連れて行こうか迷う。 けれど「ずっとあたしのとこにいなよ」。この一言で生きる世界が違うことを知り、同時に「元気にやってます」と云えるくらい主人公は救われた。いい作品だった。
絵が好みだなーと思って読んだらすっごく面白そうなお話でした。自殺の名所4位にランクインするような崖っぷちから徒歩5分の場所に佇むオーベルジュギルダが舞台。 おそらくギルダで働く人達含め、登場人物全員ワケアリなんだろうなという気がしてます。表向きは明るくてコメディっぽく読めるけど、お店のマネージャー・夕雨子さんの過去などはきっと暗そうなものが眠ってるはず。 生きてても死んでも地獄なら、それ以外の選択肢を作ってみるという考えが印象的でした。続きが楽しみな新連載です。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 武藤敬司編ってことは次のシリーズももちろんあるんだよね?「橋本真也」と「蝶野正洋」はいつでるの? ・特に好きなところは? 途中までは普通の武藤敬司の生い立ちから海外遠征、全日本プロレスなどの話だがラスト10ページのプロレス・スターウォーズっぽさはよかった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! プロレスが好きだったり武藤敬司が好きならおすすめ
ごく普通の女の子が悪を成敗する物語はたくさんあるけれど、どれもあまりリアルじゃない。 可愛いキラキラの衣装はおそらく動きづらいだろうし、武器なんてすぐに使いこなせないだろうし。 打撃天使ルリも、普段はごく普通の女子高生である。ルリは打撃人類として生まれ、悪に対する怒りを拳で成敗するのだ。 なんの理由があってかルリは大体全裸だし、両親は普通の人間だし、ルリが打撃人類である説明は何もされない。 歪んだ正義感の警察やら死んだ恋人似の悪人やら、むちゃくちゃな悪に出会すたびに彼女は「だしゃあ!!」と拳を貫く。 この作品だってもちろんリアルじゃない。全くもってリアルじゃない。 でも、ルリの境遇や心理描写には妙なリアルさがある。 正義とは何か、何のために拳を振るうのか。女という性に向けられる視線、生きることへの渇望など。 普通に恋もするし、迷ったり傷ついたりもする。そんなルリが怒りを込めて「だしゃあ!!」と拳を振るう瞬間、勧善懲悪だけでは語れない、自らのカタストロフごと破壊されるような感覚に襲われるのだ。 むちゃくちゃさ加減を笑って読んでしまおうなんて斜に構えた心までルリにぶち壊された気がした。
マジで謎なんだが
高度経済成長期に数を減らした妖怪が令和になってまた数を増やしたという世界。主人公は昔この田舎に住んでいたノリコという女性で妖怪に襲われたところを大熊先生に助けられるという流れ。学生時代親友だったカオリが結婚して若女将をやっているという宿に泊まるけれど、その表情は暗く…。 絵も設定も全然少年マンガで通じるくらいポップでいいなぁ。学生時代の2人の距離感エモいわ〜と思いながら読んでいたら前編のオチでひゃ〜〜〜っ!!となりました。 私がクチコミを書いたということは…そういうことです。 早く後編を読ませてくれ〜〜〜ッ!!!
登場人物の中で一番クズだと思ったキャラクターはいますか?
去年、読切だったのが新連載として帰ってきた!めっちゃ嬉しい! 弓道部の後輩が憧れる咲宮センパイは、プライベートだと超天然。 でも凄腕の殺し屋でもある。もちろん標的は弓で狙い撃ち。 基本はギャグマンガ! だけど殺し屋としてのクールな一面とのギャップもたまりません。 このコマかっこよすぎ…。
1話がどえりゃい良かったです。1話の「あなたと もう1度」のページで単行本購入を決定済みです。 コミックキューン連載作品でニコニコ漫画やコミックウォーカーでも遅れて読めます。 美少女魔王と流れで結婚してイチャイチャ同居。近年良くある設定ですね。しかし魔王が可愛いし話の流れも良い感じなので終始楽しく読めます。 人も物もいつか滅びる。残らず全部滅びる。だからこそ滅ぶまいとする。日常が美しい。 未来が無限でなくとも、ゆるやかに滅びを先延ばしにしているだけだとしても、今この時に小さな大切な意味がある。 書いてて混乱してきましたが美少女魔王とエクストリームホロビタリティカオスDXを感じたりしてイチャコラする漫画です。オススメです。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ・特に好きなところは? ・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
今週のヤンマガに掲載された、アシスタントさん2人が描いた南先生の日常マンガ。とてもほっこりした https://twitter.com/magazine_young/status/1556412369156288512?s=20&t=9H0yVFK07B05ldnGnHB6LQ
共学になって間もない元お嬢様学校で肩身の狭い思いをしている男子の中のひとり・マモルくんは、人の喧嘩を前にすると防衛本能からステルス(自分の姿を消す)能力が身についてしまった。彼は強面でありながらとても優しい心の持ち主で、その能力を使って学園の女子たちのいざこざを解決し、その結果無事に百合カップルが生まれてゆく…というすごい設定の漫画です。マモルくんの影の努力によって学園にひとつ平和が訪れたときには自然とニコニコしている自分がいます。タイトルに偽りなしですね。
尾玉なみえ先生は、赤塚賞準入選をとりながら、打ち切りの山を築いたギャグ漫画家です。 週刊少年ジャンプで「純情パイン」や「少年エスパーねじめ」を連載したあと(ともに打切り)、 ビジネスジャンプに移籍して「アイドル地獄変」「スバル・たかし」を連載し(ともに打切り)、 講談社(シリウス)に移籍したあとは、「マコちゃんのリップクリーム」を長期連載しました。 初期作品(「純情パイン」や「少年エスパーねじめ」)は、ギャグがキレキレではあるものの、癖が強すぎて、かなり読者を選ぶ作風でした。よくこれをジャンプに載せたなと思います。 講談社移籍後の作品(「マコちゃんのリップクリーム」など)は、かなりポップになって読みやすくはなったものの、その分ややインパクトに欠けます。 これに対し、「アイドル地獄変」は、ギャグのキレとポップさを両立している、尾玉なみえ絶頂期の作品です。 読んだことのない方は、ぜひチェックしてみてください。全1巻で読みやすいよ! なお、ストーリーは、主人公がアイドルを目指して頑張るお話ですが、本筋には全然関係ない話が抜群に面白かったりします(添付)。 ちなみに、同時期の「スバル・たかし」も同程度に面白いのですが、こちらはなぜか電子化されていないので、古本屋などで見つけたら保護しましょう。
「血だるま剣法」がずっと読みたかったのだけど、古本価格がやや高いため、なかなか手が出なかったのだが、三軒茶屋の漫画喫茶ガリレオに行った際にお店に置いてあるのを見つけたので、そこで読ませて頂いた。 実際に読んでみると凄まじく面白い作品だった。 主人公・猪子幻之助が、剣術道場で師匠を殺害するシーンから始まり、門弟たちに次々と復讐をしていく話。その理由は、幻之助の生い立ちにより差別を受けていた過去にある。 中盤までセリフには「×××」で伏せられた箇所が数多くあり、ほとんどバツで埋まっている場面もある。「×××」の部分は差別問題を表現する上で、読者に伝わらなければ理解も及ばないと思うのだが、なぜこういう事態が起きてしまうのだろうか…。 その疑問に対しては、呉智英さんによる監修&解説文が答えてくれた。時代背景や出版事情に関して、網羅的かつ切れ味鋭く説明がなされており非常に読み応えがある。Wikipediaを読んで理解した気になってたが、普通にこちらの文章を読んだ方があらましを理解しやすいと思う…。 また、山上たつひこが「血だるま剣法」のパロディをやったのが「鬼刃流転」という漫画。興味のある方はこちらも読んでみるといいだろう。 鬼刃流転―孤高の天才剣士柳左近 山上 たつひこ https://www.amazon.co.jp/dp/4838701454/ref=cm_sw_r_tw_dp_0ztcGbC84DN7K @amazonJPより
「龍と苺」は、「響」を描いた柳本光晴先生が週刊少年サンデーで連載している将棋漫画です。 …が、私自身は、初期にちょっと読んで、その後は追ってませんでした。 何故かというと、悪い意味で「響」に似ていたから。「龍と苺」の初期のエピソードは、「性格のキツい天才少女が主人公で、その才能で無双する話」で、まぁ、将棋版「響」でしか無く、しかも主人公は「響」よりさらにトゲトゲしている狂犬だし、敵キャラも嫌な奴ばかりだし、これはちょっとどうかな…と追わなかったんですよね。 ところで、現在、「龍と苺」はサンデーうぇぶりで8月17日(水)まで全話無料公開中。 おや久しぶりに読んでみるかと手を出したところ、みごとドはまりして、コミック全巻一気買いしました。 面白くなりましたね!!! 「性格のキツい天才少女が主人公で、その才能で無双する話」という基本線は変わらないのですが、主人公の苺の性格がだんだんやわらかくなって、可愛くなってきますし、敵キャラも、「嫌な奴」ではなくて「変な奴」「変態」が増えていき、しかもキャラクターとしても魅力的な人物が増えていきます。 また、主人公は「天才」ではありますが「無敵」ではないので、大苦戦もしますし、何なら負けるので、きちんとドラマがあります。 今は、(おそらく作中最大の)トーナメントの渦中ですが、このトーナメントに入ってからはもう本当にずっと面白くてビックリしました。見事にまっとうな「少年漫画」でした。 これまでサンデーは買ってなかったのですが、この作品のためにサンデーを買ってもいいのではないかと悩むレベルです。 ということでこれまで読んだことなかった人は是非ご一読を。 8月17日まで全話無料公開中です! https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496548997931
女性セブンで「トラとミケ」読みましたー!リコちゃんのかわいいこと!砂浜でお城を作るシーンとか、かわいいのなんのって、たまりません。シンちゃんの恋、これから描いていくのかしら。気になります!
私の今更読んでないと人に言えない漫画ランキング1位の「寄生獣」に続き、2位がこの「うずまき」でした。 秀一君の存在がどんどんギャグになっていくのが面白い。でもラストまで読むと最初から最後まで秀一君はまともだったんだなってちょっと見直しました。 ヒトマイマイの交尾シーンが一番好き。衝撃的だった…!これを読みたいが為に何度でも読み返したいと思った。
先生と生徒関係ものの中ではすごく好きな方かもしれない! 二人の人間の性格が真逆できっちり別れていてどっちも魅力的 人間二人分しかもどっちも魅力的なのでこの二人、ずっと見てたいと思えてきます。 読んだ後に「ねぇ、この二人よくない!?」と誰かと言い合いたい感じ 早く続きが読みたいです
少年漫画しか読まない若年層にはコミック的ではないかもしれないけど、骨太なドラマエンタメでよかった。 みみこちゃんがこの年齢である限り葛藤を語らせたり自主的に抵抗をさせては作品はリアリティを失くしてロック性もなくなる。この年頃は親がどんなでも健気に愛を求め続けてしまうもの。それと同じで本質でギターや音に魅かれて求めてしまう個性を、父へ憧れる必然性ともして、外からもらったチャンスに素直に乗っかってく感じとか、幼い子供に語らせず、その抗えない欲求、衝動、ロックをどう表現するのか、その描き方が愚直で渋くて最高。もしレコード屋で古き良き名盤に出会ってしまったらこんな気持ちになるのかなと思った。自分がこの歳の頃よりまだ前の昭和の匂いを残す世界観もまたテーマにハマってて良い。ライトさが好まれる今のネット上のマンガ需要の流れや掲載媒体のイメージ色に染まらず、今後もこのまま芯の太いアナログな作風を貫いてほしい。読めて嬉しい。スルメみたいでいい。大変な傑作ご馳走様でした。
サポーターとか、チームの広報とかが活躍している姿を描いているのがいいよね。ジャイキリ読むと、街も主役なんだな、って思う。
絵に力が漲っててバイオレンスなのがいい。 夏の激しい日差しと対照的に中身はダークで、そこに子供の頃の思い出やら心に秘めた願望とかが合わさっててエモい。エモ&バイオレンス。 読切じゃなくて3〜5巻くらいで読んでみたさある。
主人公は「神」を信奉し、その命令のもと「文明」を回収しているカサゴが親の仇を探している少女メバルと出会い、物語は動き始めます。 色々と対照関係にあるキャラクターが面白くて、文明崩壊後の世界観もいい感じ。残された「文明」が人々にどのように影響を与えてるのか、興味深かった。2話が楽しみな新連載でした。
いよいよ新章らしく、エキサイティングになって きた 新生サタノファニ! 過去の懐かしく強烈なキャラが再登場し、そして 謎の新メデューサたちも顔を出し ここで激突! 「神崎 VS 新メデューサ」 勝負の行方は? 実験台にされた天童組の殺され方から察するに、 撲殺、絞殺、銃殺、そして大きな刃物。 ここから 新メデューサたちの能力は、ハードパンチャー、 怪力、銃使い、刃物使い、縄紐使いだと推測され ます。 そこで 今回登場した新メデューサたち- 先ず、右側の上半身を拘束されているメデューサは、 相当の怪力の持ち主なので 拘束具を付けられている のだと思います。 もし、拘束具を引きちぎって暴れ たら、その怪力は神崎以上かも? 左側の短髪のメデューサは、何となくボクサー風で パンチ力は神崎を凌ぐか? そして真ん中のハーモニカ弾きは、音波で感覚を 狂わすのか? この3人がかりでは、神崎はかなり厳しいと思います。 しかし、神崎は一度負けている電撃攻撃を 見事に克服 し成長しています。 もしかすると、神崎は受けた電撃を体内に充電し、 それを放電して3人一気に倒す!などという荒業が 飛び出すのではと妄想しますが、果たして…? あと、もう一人のメデューサ 知花莉央ですが、どう 見てもロリキャラで、美依那とライバル関係となるか? あるいは 名コンビにもなりそうで楽しみなのです。
学校の図書館であった数少ないマンガ「三国志」(あと、「はだしのゲン」) 小さい頃、夢中になって読んだ記憶がありますが、今あらためて読み直してもやっぱ面白いなぁと思う。 三国志関連のマンガは後にも沢山でてくるけど、この横山三国志は原点であり至高だと思います。 思い出補正とかではない、確かな魅力があります。 後続に比べて蛋白なキャラ絵なのですが(ともすれば見分けがつかない笑)、それでもしっかり理解できるのは、きちんと「人間」を描いているからだと感じます。 セリフだったり、表現だったりで、登場人物の人となりを描ききっているから、記憶にも残るのだと。 三国志のコマがよくネタにもなるくらいなので。 リアルな絵だから良いというわけではないのだと痛感します。 ちばてつや先生もそうなのですが、昔のマンガにはよくある傾向だなぁと最近よく思う。 本質に迫るからか、風化されない面白さがあります。 なんにせよ、横山三国志はやっぱり面白い!それに尽きます。 たまに読み返したくなります。
ドーナツへの尋常ならざる愛を感じる1冊でした。冒頭で、ドーナツの魅力を「生地を油で揚げているところ!」とはっきり言い切っている時点でこの本の信頼度が爆上がりしました。ドーナツは揚げてるから美味しいんですよね…!!! 構成的にはドーナツの種類の解説や国内&国外のお店の紹介、歴史の解説などドーナツをいろんな角度から知ることができる情報が載っていて漫画というより専門書みたいです。自分もドーナツ好きですけど、作者の方は"探求家"の名乗るくらいなので生活の中心がドーナツで回ってそうです。紹介されているお店で一番気になったのは台湾のお店でした。
小学校の頃図書館に全巻あったので、休み時間に毎日読みに行ってた。 賛否両論ある内容だと思うが、やはり受けた衝撃は忘れられない。語り継いでいく名作だと思う。
『しょせん他人事ですから』が控えめにいっても最高だったので、同じ作家さん縛りをしたら、『19番目のカルテ 徳重晃の問診』もこの方だと知って驚く。 両方とも、現在進行系で、今私が好きな作品。 さぞ売れっ子作家さんなのだろうなぁと思ったら、なんとこんな作品があった。 え、打ち切りマンガ家だったんだと。 タイトルの「パパになる」という部分も、気になり読んでみましたが、同じ父親として、ものすごく勇気をもらえました。 特に上記作品にある、作者の現在の活躍をみると、男は家族を背負い父親になると強くなるのか、とうなります。 さて内容ですが、主人公(=著者)は漫画家として鳴かず飛ばずななか、子供ができてしまう。 生活のために、いったん漫画家を諦め大工になるも、全く使い物にならず罵られる日々。 漫画家としての道も、数少ないチャンスはあるが一向にモノにできない。 そんな生活を詳らかに描いた実録エッセイ作品。 上述しましたが、現在の漫画家としての活躍を知らなければ胸が苦しくなる展開ばかりなのですが、知っている私は、逆にここから復活できたことに本当に勇気づけられます。 人間、何があっても、何度でも這い上がれるんだと自信を与えてくれます。 実録エッセイなだけにリアリティはさることながら、 最終話のお子さんへの思いは純粋に涙しました。 そうそう、そうなんだよ。って私は、なりました。 子をもつ父親の人は共感できる&勇気づけられる内容だと思います。
幸子は婚活パーティーで出会った男から欠陥マンションを買わされたり全体的に不幸体質だけど、自分のこと嫌いになったりしないしブレずに婚活を続けるマイペースなところが強いですよね。基本的にはシュールなギャグ漫画なんだけど、年が近い自分は幸子のことを素直に笑えなかったりもする。でも幸子に共感するとも違うんだよな。「幸子、生きてんなぁ…」と思いながら読んでます。 せっかく毎月連載を追ってるのでこれからは感想を書いてこうと思います!
産後だった為、自分の子も愛されてたのかも。と現実のような気持ちで読んでしまった。最後はウルっとしてしまう綺麗な作品。
転勤族だったこともあり引っ越し経験は多いほう。 その経験から 「100%満足が行く引っ越しなんて狙って出来るものではない。 偶然に恵まれるか、時間と予算をものすごく費やすか、 住んでから少しづつ馴染むかならともかく。」 といった感想に至っている。 そもそも苦労して「実在するかわからない」存在の 最高の街や家を探し回るよりも 多少の不便や不満に我慢して生活するほうがラク。 そういう悲観的というか捻くれた引っ越し感の自分からしたら この漫画のストーリーはありえな過ぎてフィクション過ぎるが、 理想的でもあり楽しい話でもある。 たまたま立ち寄った町中の不動産屋。 従業員は小太り双子の女性。 物件に対する自分の希望は素直に聞いてくれるものの、 結局は条件を無視して拉致するがごとくに 違う町へと連れ去っていく。 しかしそこで紹介された街並みや物件は・・ 現実によくあるのは、物件の希望は聞いてくれるものの、 案内してくるのはどこか違う内容のものだったりとか。 それ自体は現実に希望に沿う物件がないのであれば しょうがないのだが、つまるところその結果、 聞く話はつまらなく、聞き終わって落胆しかなかったり。 ようするに不動産屋巡りって、色々な意味で 楽しくない、なかったというのが現実(私的な体験です)。 その点、この漫画の不動産屋、不動産巡りは 楽しくていいですね。うらやましい。 理想の物件を見つけたり、住みたいと思える街を 見つけることが出来た登場人物たちを見ると こちらまで楽しい気分になってしまう。 少しうらやんでもしまうけれど(笑) 題名にもある通り、この漫画は毎回、 吉祥寺に住みたい、吉祥寺ならば、と思って 吉祥寺の不動産屋に来店してくる人に 吉祥寺という条件を外すことで 安らげる家、楽しそうな街、新たな生活を 紹介・提案するのがパターン。 東京に住んだことが無い私からしたら 「東京って吉祥寺以外にもそんなにたくさんの いい街があるの?」 とも思ってしまうが、それについては 東京ってそういう魅力的な街が (吉祥寺も含めて)沢山あるところだ、 と思いたい(笑)。
あまり少年マンガを読まないタイプなのですが、表紙が気になって読んでみました。女の子が可愛い系の話かな?と思ったらめちゃくちゃサスペンスでおもしろい。サスペンス大好き!話の見せ方がゲームをしてるみたいな感じだ…と思ったら、作者さんがゲーマーさんっぽいので納得。廃病院の地下での戦闘シーンとかめっちゃホラーゲームみたいで怖かった!この作品はアニメ化よりゲーム化してくれたら嬉しい。いや、強制的にタイムリープさせられるとか苦痛でしかないか。
今週のイブニングの読切。タイトルだけ見てホッケー漫画かなと思ったらまさかの男子ラクロス漫画で驚きました。ラクロス全日本クラブ選手権って本当に存在する大会なんですね。 ラクロス(しかも男子)という題材からしてすでに面白いですが、中身も「試合に勝ち、大学時代の先輩から1点取れたら好きな人におっぱい揉ませてもらえる」というド王道な古き良き(今の時代の価値観とはズレてるかもしれないけど)内容でわかりやすくてよかったです。 なんというか…ヘタに完成度の高い「王道スポーツ漫画」の形になっているだけに、どうしても名作スポーツ漫画と比べてしまい絵の粗が気になってしまいました。 (決めゴマの遥人の顔はどれも熱くてよかったですが、全般的によくある綺麗すぎるデジタル絵という感じで、線に勢いがなくて塗りがのっぺりした感じ) ストーリーが邪道だったりコメディ多めだったら画力は問題にならないですが、王道を描くならやっぱ大御所と同じくらい高い画力で熱量を感じる素敵な絵がみたいなと思ってしまいます。 いったい何様だよ…という視点で感想を描いてしまいましたが、漫画家のなかでもスポーツ漫画を描ける人って本当に一握りの実力がある人だけだと思ってるので、この先の活躍をメチャクチャ期待しています!! http://www.moae.jp/comic/reiwaproject/20
普通に本屋行ったら目が合ったんだよねえ…少女漫画の1巻で男の子単体の表紙が珍しかったし、単純に絵が好きだったのもある。 読んでみたら主人公銀河の高校生特有の悩みとかもだもだが丁寧に描かれていて共感した。 椿さんの言葉がとてもいい。「どうしたらじゃない。銀河がどうしたいかでしょ。そしたらもう何でもできるよ」 銀河を取り巻く人々もみんないい人で、泣けてくる。 これからも応援したい作家さんの内の1人だなあ。