名無し

同じく漫画ゴラク掲載の「樫村一家の夜明け」に続く、待望の再タッグ。今作では前回とは逆で作画を岡村先生、脚色を沙村先生がされています。

主人公の志田顕は人気上々のファッションデザイナー。才能はあるがプレッシャーに弱いタイプで次のコレクションの目玉に悩んでいたが、学生時代に作ったワンピースの特別なフリルを使うことを思い付く。優秀なアシスタントのおかげでとっくの昔にフリマで売ってしまっていたワンピースはあっさりネットで見つけることができた。しかし、現在のワンピースの持ち主の女はSNSで不穏な投稿ばかりしていて…という話。

3号連続集中連載なので残り2話しかありませんが、天才二人が作る漫画なのでこれからどんな展開にでもなり得る。続きがめちゃくちゃ楽しみです。

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女性服のデザイナーである主人公ですが、ジリジリと女性達に追い詰められている様子が1話目から描かれています。信頼関係にあるはずのアシスタントにもどこか影があるように見えます。女性達が付けている口紅も、作中のストーリーに絡む重要なアイテムのようです。

2話目は人間ってみんな闇持ってんじゃん?みたいな話だった。
次回でワンピースの持ち主の女と対面することけどオチが読めない。
やっぱり人間怖い系かな?

snsってうまく使わないと作品が安っぽく見えると思うんだけど全然そんなことないから流石だなと思った

うわ!!!やっぱめちゃくちゃ面白いじゃん!!!最終話で並みの作品を蹴散らす力量を見せつけられましたね。人間として、女として、アーティストとして、色んな業が昇華された気がする。

これは3話で丁度いい話なのか…?
なにもわからないうちに終わってしまった感ある。他のクチコミ読んで「そうかぁ」という感じ。笑
もう一回読み返すかな。

全3話って構成が難しいですよね。思い切って読切にした方が読み応えがあったかも。本誌で読むのと単行本で読むのでも印象が違いそうです。この合作シリーズがどういう形で本になるのか気になります。

https://www.amazon.co.jp/dp/4537145404

単行本を買ってきて読んでいるのですが、雑誌掲載時には、何も分からん?と思っていたのです。でも「ミッシングコード」の前フリとして、めちゃくちゃいい話です。

最終話の志田の「あなたが綺麗な人だから/ワンピースもとても素敵に見える」なんて、並の胆力じゃ書けないセリフだと思います。それを三話でまとめて説得力を持たせる岡村星の作劇術、流石の切れ味ですわ。

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樫村一家の夜明け

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