舞台は北海道サッポロ。主人公の鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃するも、ディレクターの口車に乗せられアドリブで自身の恋愛観を叫ぶハメに。この縁でラジオ業界から勧誘されるミナレを中心に、個性あふれる面々の人生が激しく動き出す。まさに、波よ聞いてくれ、なのだ!
舞台は北海道サッポロ。主人公の鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃するも、ディレクターの口車に乗せられアドリブで自身の恋愛観を叫ぶハメに。この縁でラジオ業界から勧誘されるミナレを中心に、個性あふれる面々の人生が激しく動き出す。まさに、波よ聞いてくれ、なのだ!
ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。
橘あきら。17歳。高校2年生。感情表現が少ないクールな彼女が、胸に秘めし恋。その相手はバイト先のファミレス店長。ちょっと寝ぐせがついてて、たまにチャックが開いてて、後頭部には10円ハゲのあるそんな冴えないおじさん。海辺の街を舞台に青春の交差点で立ち止まったままの彼女と人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす小さな恋のものがたり。
東京・渋谷、その片隅に一軒のとんかつ屋がある。その名も「しぶかつ」。三代目の揚太郎は、父・揚作のもと、なんとなく見習い修業を続ける毎日だった…。だがある日、とんかつを届けに訪れたクラブで、味わったことのない高揚感をおぼえる。そして伝説のDJとの出会いが、彼を本気にさせた。「とんかつもフロアもアゲられる男になりたい!」――――これは、とんかつDJとして踏み出した少年の青春物語である。
<ログライン> ラジオパーソナリティとなった破天荒な女性が忖度なくやらかす話。 <ここがオススメ!> ラジオパーソナリティとなった主人公・鼓田ミナレの啖呵の切り方が素敵。 しかし、ラジオ局の話のはずなのに、なぜか監禁されたり脱出したりしてる。 主人公他、キャラクターの個性と生存能力が高過ぎる。 それでも、急に核心をグサっとついてきたりする。 唐突に哲学になったりする。 沙村先生の弁舌と世界観が堪能できて、最高過ぎる。 ただし、殺し合ったり、斬り合ったりなどはない。 ラジオ局の物語、のはずなので。 各話タイトルだけでもニヤッとしてしまう楽しさのある漫画。 「ラジオ業界の漫画」と思わずに、とりあえず先入観を捨てて読んでみてください。 手に取ったが最後、一気読みしたくなるはずです。 <この作品が好きなら……> ・リクエストをよろしく https://manba.co.jp/boards/65318 ・トリリオンゲーム https://manba.co.jp/boards/127106 ・春風のスネグラチカ https://manba.co.jp/boards/13287