源君物語
源光海は「女子よりかわいい」という理由で、女子にいじめられた過去を持つ18歳。大学入学を機に生まれ変わろうと決めた光海は、源氏物語の研究者である叔母・香子に、「現代の光源氏」を目指せと言われて…!?
超スケールの異世界エンタメファンタジー、待望のコミック化!! 20××年、夏――白昼の東京・銀座に突如、「異世界への門」が現れた。中から出てきたのは軍勢と怪異達。陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側である「特地」へと踏み込んだ――
ドクター早乙女
愛田(あいだ)病院の第4診察室を受け持つ早乙女(さおとめ)は、 口も態度も悪く、すべてが常識外れ! 新しくやってきた看護師・姫野(ひめの)は、 反発を覚えるが、やがてそれが患者のためだと気づき……。
はしっこの恋
農家と漁師のラブコメディ! 農家と漁師のほがらか田舎コメディ♪ 小さめ酪農家の娘・園美がつき合っているのはリッチな漁師一家の息子・テツ。牛にまみれて魚にまみれ…… 北海道のはしっこで田舎カップルはほがらかに愛を育みます♪ 描き下ろし収録
谷黄理子。32歳。毎朝の日課は、20年使っている“わっぱ”にお弁当をつめること。雑穀米とつけ物は、欠かせない。ちょっぴり家庭が複雑で、職場の上司にも振り回され気味だけど、毎日コツコツ。それが黄理子流。
願いを叶える「聖杯」を求め、7人の魔術師とその使い魔たちのバトルロイヤル――セイバーのクラスを冠する少女と、「魔術師殺し」衛宮切嗣の運命は!?「Fate/Zero」衝撃のコミック化!
氷菓
省エネを自分のスタイルとする奉太郎だが、姉の命令で「古典部」に入部することになってしまう。部室を訪れた奉太郎は、そこで好奇心旺盛な少女「千反田える」と出会い「部室密室事件」に遭遇してしまうのだが!?
夜さん
これは僕の温かで不思議な災難――。とある田舎の中学校――。臨時美術教師としてやってきた鶴田夜は、人には言えないちょっと不思議な力を持っている。彼女の力を目の当たりにしてしまった事をきっかけに中学生・晨は夜さんに日々翻弄されていくのだが…。
犬神もっこす
感情が表に出にくく理屈が先走るせいか、子供の頃についたあだ名は「へりくつ仮面」。そんな性格が災いして、子供の頃から一貫して「集団」というものに属することができずにいた犬神(いぬがみ)君。大学に進学しても友達が一人もできず、昼飯を木の洞で食べる「ぼっち」状態。だがふとしたことから、演劇研究会、略して“劇研”に入ることになり、初めての仲間・居場所を見つけて──―犬神君の思わぬ大暴走が始まる!!
BABEL
あの「八犬伝」を石川優吾が大胆に描く! あの歴史的伝奇小説「八犬伝」を石川優吾が大胆にアレンジ! 新しく、怪しく、艶やかに紡がれる新感覚時代絵巻! 里見家の伏姫と神の狗・八房の因縁により導かれし八人の若者たち。壮大なスケールで描かれる運命の物語に刮目せよ!
「オタクがばれない服が欲しい…」そんな決意をして幾星霜。みずからのコンプレックスと闘い、煩悩に敗北し、欲望に戸惑い、憧れを胸に抱く、前代未聞のファッションエッセイ! 読切り3編を収録して、あなたに問いかける、オシャレ問答! 【同時収録】あなたカレー/美青年/縞々々
面白かった。 最近、なろう系というか、現実世界とファンタジー世界を扱ったような作品が流行っているので、いろいろ読み漁っているが、その中でも特に読み応えがあった。 突如として日本・銀座に異世界への門が開き、モンスターを引き連れた大軍勢が攻めてきて甚大な被害を被ったものの自衛隊が返り討ちにし、逆に門から異世界側に乗り込み調査を始める。 主人公は、現地の人と交流を深めて困ってたら助けたり支援したり自衛隊として為すべきことをしていくと少しずつ現地に味方が増えていき頼られるようになっていく。 いろいろと巻き起こる問題を政治や国交などの観点も踏まえて自衛隊的に解決していくのが面白い。 ファンタジー世界に対しても、あくまで日本が国としてどう対処するのかという部分も描かれている。 門の向こう側には未知の資源が溢れる大地が広がっているわけで、アメリカ、ロシア、中国など各国が喉から手が出るほどほしいゆえに起こる問題もさまざま。 ファンタジー世界で起きる内線への軍事介入、銀座で攫われていた捕虜の奪還、自衛隊と火を吹く竜との戦いなど見どころ満載だ。 いざ戦うとなったら中世の世界観であるファンタジー世界の武力に対して、現代兵器満載の自衛隊の大火力は絶大なダメージを与えるので、一網打尽すぎて笑いが止まらない。 火力もそうだが、なにより戦いは情報だというのも分かる。 どこまで考証がされているのか分からないし、リアルなのかも分からないけど、はー、なるほどなー、自衛隊がファンタジー世界へ行くとこうなるかーと感心するばかりだった。 もちろん政治家たちも動いているし、ラブコメもあり、魔法もあるしエルフも亜人たちもいる。 盛りだくさんすぎてたまらない。 すごくよく考えられているので、いつかどこかで起こるんじゃないかという気さえしてきてしまう。 現時点での最新刊14巻まで読んで、まだまだ問題は山積みのようなのでしばらくは楽しめそうだ。