「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。マンガ家になる前は、北海道で七年間農業に従事していた荒川弘。牛を飼い、野菜を作り、クマにおびえ、エゾシマリスに翻弄される──。朝から晩まで年中無休で働く、タフでハードな仕事。でも読めばわかります。お百姓さんは、かっこいいのです!!あの『鋼の錬金術師』の作者がおくる、血と汗と笑いの知られざる農家エッセイ・コミック!!
妻を亡くし、ひとりで娘の子育てに奮戦する数学教師・犬塚。料理が苦手で小食で味オンチな彼は、ひょんなことから教え子・飯田小鳥と、一緒にごはんを作って娘と3人で食べることに!!月刊「good!アフタヌーン」誌上で連載開始当初から話題沸騰!愛娘&女子高生と囲む、両手に花の食卓ドラマ、開幕です!!
出産は病気ではない。だから、患者も家族も安全だと思い込んでいる。毎年この産院で行われる2000件の出産で、約300件の出産は命の危険と隣り合わせだ。その小さな命が助かることもあれば、助からない時もある。100%安全などあり得ない。それが出産。年間100万人の命が誕生する現場から、産科医・鴻鳥サクラの物語。
夏休みの前日、とある町に強烈に元気な女の子「よつば」と、「とーちゃん」親子が引っ越してきた。遠い海の向こうの島から来た不思議な女の子。 「よつば」(6歳)に振り回される周りの人達の日常を描いたハートフル? コメディー。
子どもの頃は兄が持っ…
オリンピック並のローペースだけど生涯大事にしたいマンガ
37.5℃。それは、保育園にこどもが保育園に行ける、体温のボーダーライン。こどもが熱を出した。保育園には預けられない。病気のこどもを置いて仕事には行けない。でも働かなくては生きていけない――。身動きの取れない親たちに手を差しのべる存在、「病児保育士」。病気のこどもを人に預けて仕事に行くのは果たして“親失格”なのか?愛情とは家族とは親とは――答えの出ない問題に、笑わない病児保育士・桃子が真っ正面から切り込む!最後には必ず笑顔になれると信じて。
現代日本の痛みを描く医療漫画の新機軸! この児童精神科医は、発達障害を凸凹と呼ぶ。あなたの凸凹にハマる生き方が必ずある。/日本で発達障害と診断されている人はおよそ48万人。そして、子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。人知れず学校や家庭でトラブルを抱え、孤独や苦痛に耐えながら生きる人たちがいる。児童精神科医は、そんな親と子に向き合い続ける。第1巻は「でこぼこ研修医のカルテ」「金の卵」「学校に行けない子ども」の3編を収録。
案外、この世界も悪いもんじゃないって。りん、君はしっているかい―――?祖父の隠し子・りんを育てることになったダイキチ。6歳児と30男が繰り広げる、なごみ系ちぐはぐLIFE。
その日、江月朝一(65歳)は定年退職を迎えた。家に帰ると妻、夕子(70歳)から信じられない事実を告げられる。「私、妊娠しました」。終活、そんな言葉もよぎる夫婦が、突然授かった大きすぎる未来。超高齢出産夫婦がおりなす全く新しい家族の物語が始まる。夫婦の愛に、あなたもきっと涙する。
片倉結平、女ったらしの17歳。ある日、片倉家に5歳のゆずゆがやってきて、結平は保護者係に。保育園の送り迎えの毎日で、女遊びができなくなった結平だが……。
革命的面白さの、新世代育児エッセイ!漫画連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり(=あわてて動揺する)!!息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々…。そのデンジャーな魅力に、やみつきになる!
榎木家にはママがいない。パパと小学生の拓也と赤ちゃんの実の3人家族。わがままいっぱいの2歳児は泣いてばかりで、お兄ちゃんはもう大変!「赤僕(あかぼく)」待望の文庫化!!
50万ユーザーが読んだ話題のウェブコミックがついに単行本化! 株式会社モアイに勤める武田本部長47歳。ある朝突然、頭の中はそのままで体だけが赤ん坊という状態に……。どうやら生後8ヵ月ぐらいの大きさらしい。部下の坂井部長40歳、天野課長35歳、西浦平社員28歳による社内育児スタートです!
『銀の匙』の著者であり、『銀の匙』→本作という流れで読んだ身としては、漫画がリアルになった感じです。 『銀の匙』のエピソードって一部脚色ありのフィクションかな?程度で読んでいたのですが、どっこい、本作を読むとリアルのほうがもっとキツイ&生々しいのにたまげました。 あ、あの話マジなんだ と、謎の説得力が増す。 そんな副読本として読んでも面白い作品でした。 農業、畜産の過酷さ。 特に、家畜を動物ではなく食料としてとらえて処理していく姿は、そんな感情はエゴだとわかっていても、胸にクルものがある。 時に面白おかしく、あっさりと書いているけど、だからこそ、読んでいて行間に残るものがある。 ただ切々滔々と農業の過酷さやエグさを語られるよりも、よっぽど残る。 普段の食卓にのる食材はすべて、農家の方々のおかげなんだとあらためて感謝したくなる、そんな本でした。 読みやすいし、小さい子供の食育にもいいんじゃないか?と思いました。