リエゾン ーこどものこころ診療所ー ヨンチャン 竹村優作
子供たちを救う児童精神科医の物語!
発達障害と大人(研修医)になってから言われた主人公。
発達障害が凸凹といわれるように、他の能力が高くても他より低いものがあったら生きづらくなってしまうという話に、なるほどなと思った。
発達障害と診断をするようになったから発達障害の人が増えているように思えるけど、そうじゃないんだよね。
昔からいた。
クラスにときどきいたもの。
座り続けられないとか、どうしても覚えられないとか、忘れ物が続くとか、運動が著しく不得意とか。
当時は先生に怒られたりなんなりしていたけど、今は違う対応をされているのかな。
本編は、漫画だからすべて病院へ行けば解決して終わり!とか、出てくる病院の人たちは聖人のよう!というわけでもないのが、とてもリアル。
手を伸ばせる範囲はみんな限りがある。
病気なら治し方があるかもしれないけど、病気でなければ治せない。対応していくしかない。
世の中には色んな人がいるということを知るには、良い漫画だと思う。