最後の最後まで読み、そこで当時論争が各所で起きた。
そのぐらい読者全員惹き込まれていた事がわかる。

賛否両論とはまさにこのことで、最後のあれはアリかナシか。
はたまたこうすれば良かったとか、こうなってたら良かったとか、大吉はこうすべきだったとか。

思いの丈を吐き出す場が必要になった。そんな作品。
ちなみに鬱エンドとかではないので安心してほしい。

私はこの作品がすごく好きだったし、最後のも大賛成派だ。
読み切った後、宇仁田ゆみ先生最高!と感動して溜め息と共に本棚に戻そうとして、明日も振り返ろうとリビングにあえて置いたぐらいだ。

みんながみんなそうだと思って、同じく読んでいた上司にその話を振ったが彼女はウ~ンと唸った。
そこから呑みに行き、お互いにどうだったかを素直に語り合った。

この作品が多くの人に既に届いているのは知っているが、未読の人は是非読んで感想を語ろう。
私が読んだのは連載当時だけど、いつ読んでも素晴らしい名作なので。

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BLUE GIANT SUPREME

ジャズは深くて難しくてカッコいい

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さいろく
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まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。

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縁もゆかりも

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