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最後の最後まで読み、そこで当時論争が各所で起きた。
そのぐらい読者全員惹き込まれていた事がわかる。
賛否両論とはまさにこのことで、最後のあれはアリかナシか。
はたまたこうすれば良かったとか、こうなってたら良かったとか、大吉はこうすべきだったとか。
思いの丈を吐き出す場が必要になった。そんな作品。
ちなみに鬱エンドとかではないので安心してほしい。
私はこの作品がすごく好きだったし、最後のも大賛成派だ。
読み切った後、宇仁田ゆみ先生最高!と感動して溜め息と共に本棚に戻そうとして、明日も振り返ろうとリビングにあえて置いたぐらいだ。
みんながみんなそうだと思って、同じく読んでいた上司にその話を振ったが彼女はウ~ンと唸った。
そこから呑みに行き、お互いにどうだったかを素直に語り合った。
この作品が多くの人に既に届いているのは知っているが、未読の人は是非読んで感想を語ろう。
私が読んだのは連載当時だけど、いつ読んでも素晴らしい名作なので。