結末についてネタバレ注意しながら口コミします!
結末論争があるなって思うストーリーだけど、私はあの結末で良かったって思う。 6歳の女の子と全くの他人のおじさんが一緒に過ごすという訳ありなテーマなので、 展開が進むにつれその度に読み手それぞれが思う気持ちやこうして欲しい、こうすべき。みたいな感情が沸き上がってくると思う。 真剣に読んだな~って思うお話でした。 内容は常に重たい訳ではなくて、6歳の子供ながらの可愛さや癒しもあって、おじさんの困りながらも頑張る姿を応援したくなったり、 切なくなったり胸熱になったりして、会話も絵も素敵だなって思いました。
最後の最後まで読み、そこで当時論争が各所で起きた。
そのぐらい読者全員惹き込まれていた事がわかる。
賛否両論とはまさにこのことで、最後のあれはアリかナシか。
はたまたこうすれば良かったとか、こうなってたら良かったとか、大吉はこうすべきだったとか。
思いの丈を吐き出す場が必要になった。そんな作品。
ちなみに鬱エンドとかではないので安心してほしい。
私はこの作品がすごく好きだったし、最後のも大賛成派だ。
読み切った後、宇仁田ゆみ先生最高!と感動して溜め息と共に本棚に戻そうとして、明日も振り返ろうとリビングにあえて置いたぐらいだ。
みんながみんなそうだと思って、同じく読んでいた上司にその話を振ったが彼女はウ~ンと唸った。
そこから呑みに行き、お互いにどうだったかを素直に語り合った。
この作品が多くの人に既に届いているのは知っているが、未読の人は是非読んで感想を語ろう。
私が読んだのは連載当時だけど、いつ読んでも素晴らしい名作なので。