あらすじ本編、とうとう完結!!10年前、亡き祖父の隠し子・りんを引き取った大吉。独身ながらも初の子育てに奮闘し、りんと二人三脚で10年が経った。高校生になったりんは実母・正子と再会。妹が生まれることを喜ぶりんだったが、大吉は相変わらず正子とは犬猿の仲。そんな日々の中、りんは大吉への恋心を持てあまし……。
結末論争があるなって思うストーリーだけど、私はあの結末で良かったって思う。 6歳の女の子と全くの他人のおじさんが一緒に過ごすという訳ありなテーマなので、 展開が進むにつれその度に読み手それぞれが思う気持ちやこうして欲しい、こうすべき。みたいな感情が沸き上がってくると思う。 真剣に読んだな~って思うお話でした。 内容は常に重たい訳ではなくて、6歳の子供ながらの可愛さや癒しもあって、おじさんの困りながらも頑張る姿を応援したくなったり、 切なくなったり胸熱になったりして、会話も絵も素敵だなって思いました。