薩摩義士伝
独特の武士魂が育った薩摩藩島津家。家中には上級武士と下級武士の対立が根強くのこっていたが・・・その薩摩藩に徳川幕府より、濃尾治水工事の命令が下った。時代劇画の巨匠平田弘史が描く凄絶な大河ドラマ第1弾!!
精子と卵子を受精させ命を導く人の医療漫画 顕微鏡を用い、自らの手で精子と卵子を受精させ、小さな命を導く人・胚培養士(はいばいようし)。現在14人にひとりが体外受精で生まれている日本。治療件数が世界で最も多いにも関わらず最も妊娠率の低いこの国で、彼らは子供を欲する夫婦たちの強い想いに応えていく―― 「男性不妊」「高齢出産」編、収録!! 不妊治療の現場で働くスペシャリストたちの、新しい医療ドラマ開幕!! 『阿・吽』『サプリ』のおかざき真里が描く、最新作!
カタギモドシ
道(カタギ)を外れた野獣がいれば、道(カタギ)に戻してやるのが仁義 背中に刺青のようなアザ、門紋を持つ異能力ヤクザ、通称「獄導」。父親を「獄導」に殺された高校生・相沢は、血眼になって犯人を探す。圧倒的な力を求める彼の目的は、復讐、それとも…? 暴力蔓延るヤクザ社会でカタギは怒りで撃鉄起す!! 若き名匠・設楽清人が贈る入魂の快作、悪漢異能活劇(ピカレスク・アクション)!!
紙+電子累計200万部突破!『恋わずらいのエリー』、藤もも最新作! 「何があっても絶対助け合う味方が、この世界にいてくれるってすごくね?」 天川理沙は「人生は自力」がモットーの高校生。人に頼ることができず、いつもたくさんの荷物を持ち歩いている。ある日、傷だらけのヤンキー・大平禅をたまたま助けたら、禅から恩返しがしたいと言われてしまう! 最初はきっぱりと断っていた理沙だけど、どんなピンチにも駆けつけてくれる禅を、次第に意識しはじめてしまってーーー!? 不良男子×優等生女子のド直球愛、第1巻!!!
免疫系の病気を持っている麦巻さとこ。週4回のパート暮らし。お医者さんから「婚活でも」と勧められたけれど、さとこが決めたのは家賃の安い団地への引っ越し! 面倒見の良すぎる大家・鈴さんとその息子・司との交流や、団地ののどかな時間に心身ともに癒やされて…。
雑貨店とある
とある町にある1軒のお店。そこはのんびり店長としっかり者の男子高校生が迎えてくれる美味しいスイーツが密かな人気の雑貨店。疲れたサラリーマン、自信がないOL、学校へ行けない少女、家族と似ていないと悩む少年…そんな彼らを癒やしてくれる本日のメニューは!?
TRUMP
吸血種と人間種の混血〈ダンピール〉の少年ソフィは、養護院から〈クラン〉と呼ばれる施設へと入所した。そこは繭期――人間種でいうところの思春期を迎えた吸血種の少年たちが集う学園。完全階級制の吸血種社会において、最底辺の存在として周囲から冷ややかな目で迎えられる中、ソフィはある一人の少年と運命的な出会いを果たす――。
フィンランド・ラップランド地方。吹雪と共にやってきた、謎の刺青青年“ジュン”を迎え入れたのは老紳士たちが営む小さなホテル“メッツァペウラ”だった。新鋭・福田星良が確かな画力で描く、美しくも厳しい大自然と、その中で生きる、温かい人々の物語をお楽しみください。
江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀(こうが)と伊賀(いが)という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮(さつりく)合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)は深く愛し合っていた――。時代に翻弄(ほんろう)される忍術使いたちのあまりにも過酷な運命の幕が上がる!!
カオスゲーム
真実を知るには、「それなりの代償」が必要だ。迫りくる事件に次ぐ事件! 激動のオカルティックサスペンス開幕! 正義に燃える週刊誌記者・鈴木蘭は、政治家が裏社会と繋がっているという特ダネを入手する。だが、裏社会の人間に目を付けられてしまい、命の危機に……! しかし、裏社会よりも危険な「何か」が、そこに迫ってきていた。『岸辺の夢』にて「アフタヌーン」四季賞2020冬のコンテストの四季大賞を受賞し、公開時にTwitterで13000「いいね」を獲得した新鋭による、初連載!
ニワトリ高校を襲う数々の異変。生徒の米炊おかかはこの異変を解決したいと思っていた。しかし深入りした米炊が見たのは、異世界から侵略者の姿。その侵略者と孤独に戦っていた群青新太を、勝手に親友と決めた米炊!ブスを笑うしか楽しみがなかった米炊!解除不可能と言われたパズル、VECTOR BALLを解いてしまった米炊が!友達を守るため、今、立ち上がる!!
夫婦5〜6組の内1組は不妊治療を受けていて、14人にひとりは体外受精で生まれていて、治療件数が世界で最も多く、しかし最も妊娠率の低いという超少子高齢化社会の日本。 『阿・吽』という傑作を完結させたおかざき真里さんが新たに挑むのは、そんな日本社会における不妊治療とそのスペシャリストたち。重いテーマを選ばれたなと思いますが、おかざきさんが描くのなら絶対に素晴らしい作品になるだろうという確信もあり、連載前から期待せずにはいられませんでした。 『コウノドリ』を読んでいる方であればご存知の通り、この世のすべての出産は奇跡です。残念ながら望んでいても授かることができなかったり、授かっても無事に産まれてくることができなかったりすることもままあります。 女優としてのキャリアと、子供を産みたいという願望が対立してしまい葛藤しながら妊活をする45歳の女性。 突然、無精子症を宣告された男性。 卵子凍結を希望する女子高生。 それぞれの、さまざまな理由を抱えた人々を通して、命をその手で扱う胚培養士の仕事の全貌が描かれていきます。「卵子凍結」と一言で述べられますが、それがどのような工程で行われているのか。綿密な取材をされたことが伝わってくる詳らかな描写は、現代に生きる者として一読の価値があります。 不妊治療に関しては、自分が死ぬ程苦労していることを他人があっさり成し遂げているのを目の当たりにして「何で自分だけ」と相対比較により苦しむことも、往々にして起きます。 「人は自分の見たいものしか見ない」 「見たいものだけ見られればどれだけ良いか」 という言葉が重いですが、見据えて立ち向かわねばならない現実が美化されず真摯に描き連ねられていきます。 特に、男性は不妊治療を「男である自分とは関係のないもの」と思ってしまっている方も少なくないでしょう。そういう方にこそ読んで欲しいと思います。本日1巻発売ですが、2巻で描かれることになるであろうエピソードは男性も考えさせられる人が多そうです。 『コウノドリ』と共に多くの方に読んで知って考えてもらいたい作品です。自分や家族が不妊治療を行なっていなくても、知っておくことで変わるものは必ずあります。