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その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(1)
『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』――それは日常の退屈と喜びを描いたノンフィクション漫画の白眉である。著者の清野は、あたたかい眼差しで我々の生活を見つめ、日常に潜む「おこだわり」を抽出する。「僕は貧乏な人は格好がいいと思う」と清貧に生きる人々を賛歌したのは、劇作家の山田太一だったか。清野もまた、ツナ缶、ポテトサラダ、白湯、さけるチーズなど、ゼニのかからぬ喜びを賛歌して余りない。実にタマラン。
その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(2)
「おこだわっちゃえば、いいんじゃない?」――昨今、老若男女の間で交わされる奇妙な挨拶の起源がこのマンガ作品にあるのだという。この巻でも、薄皮ミニパンの「魔法の食べ方」、乾燥梅干しを悪用した「立ち飲み屋テロ」、中国うなぎの「錬金術」、「シアワセの寝ぬ生活」、著者の清野ですら絶望した「前代未聞の読書術」などの「おこだわり」を紹介している。あにはからんや、読んだとたんに実践したくなってしまうとは……。
その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(3)
作者の清野とおるをして「漫画を描くのがしんどくて…いっそ死んでしまいてーっす」と言わしめた元凶の一つ『おこだわり』3巻が完成した。退屈な日常を彩る能力者「おこだわり人」に「フランクフルトの男」「すしざんまいの男」「オールドファッションの男」「フックの男」「メロンの女」「基礎体温プラス1度の男(=麒麟・川島明氏)」がズラリ。おまけ記事に「すしざんまい」社長・木村清氏も登場。なんの不満があるのか清野!
その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(4)
清野とおるです。夏って何なんですかね? 暑いし、セミはうるせーし。でも、『おこだわり』4巻が出たのは嬉しいです。今回も色々いましたよ、「おこだわり人」。朝の「アルフォート」で一日を充実させる男、号泣必至の「目薬活用法」、うすうす焼酎で年金いらずの「宝焼酎爺」、粗大ゴミで“会話”する「ゴミニュケーション男」、「チーズグラコロ」の復興に尽力するヘンタイ…みんな愛すべき男たちでした。アイス食べよっと。
その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(5)
担当編集です。ついに、『おこだわり』完結となりました。細かくて口数の多い「おこだわり人」の取材をしないでいいのは、ホッとしますが、やはり少し寂しいです。「エジプトの男」とナムル食べたいナ。ドナルド姿の「グラコロの男」と「すしざんまい」行きたいナ。最終巻も「ピノ」に「脱皮」に「悪夢」に「手ブラ」に、いろいろ出てきたナ。最終話は清野さん本人も登場したナ。あんなこと出来たらいいナ。でも最終巻だナ(涙)。