読む人の「枷」を丁寧に外していきたい。人間関係のままならなさを描くマンガ家・志村貴子 - はたらく気分を転換させる|女性の深呼吸マガジン「りっすん」
はたらく気分を転換させる|女性の深呼吸マガジン「りっすん」
大人になると、社会的立場や家族・人間関係を築いてきたからこその不自由さがしんどいと感じてしまう瞬間も少なくないはず。そんな「枷」のようなものと向き合うヒントを探るべく、『青い花』『放浪息子』などの作品で知られるマンガ家・志村貴子さんにインタビュー。最新作『おとなになっても』で描かれている「枷」のお話を中心に、マンガの表現とセクシュアリティやジェンダー、自身の仕事観などについて伺いました。
親戚みたいに家族ぐるみで仲がいい近所のお兄さんに20年前から片想いしているまめちゃん。自分の好意に気づいても振り向いてくれないのに諦められなくて、しかも相手が家庭を持っても思い続けるってなかなかですが、まめちゃんの一途さは嫌な感じがしないんだよな〜。途中で不動産屋の河田さんと仲良くなるところが一番ドキドキしました。でもまさか河田さんがどのキャラよりも業が深い人だったとはね…。