編集王
ボクシングチャンピオンの夢を故障で断念した、カンパチこと桃井環八・24歳。幼なじみの編集者に導かれ、バイト見習いで入った漫画の世界で「編集王」を目指す!誰より熱い心を持つカンパチが漫画業界に真っ向から立ち向かう、衝撃の漫画業界コミック!
アシガール
速川唯は、遅刻・忘れ物・居眠りの常習犯で恋愛にもオシャレにも関心がないぐうたら女子高生。何の目標もなくなんとなく過ごしていたある日弟の尊がつくったタイムマシンでうっかり戦国の世へ。そして人類史上初の足軽女子高生が誕生した──!
転校生・綿貫ちひろの隣の席の湯神くんは、ちょっと…というか、すごく変わってます。野球部のエースでありながら、野球部に溶け込んでないし、クラスでもなんとな~く浮いた存在…そんな湯神くんは、いつだって一人を満喫しています。新感覚お一人様コメディー開幕です!!
PとJK
女子高生のカコがオトナの合コンで出会った功太(こうた)。やさしくて、ちょっと照れた顔が印象的な功太といきなりいいムードになって……と思ったら、まさかの「P」!!少女マンガ史上初、JKがPと××!?「完璧☆彼氏彼女」が大人気の三次マキが放つ、笑えて泣けるLOVE&COPストーリー!
魔法陣グルグル
勇者マニアの父に育てられた少年ニケ(勇者:レベル1HP10MP0)と、魔法オババに育てられたミグミグ族の少女ククリ(魔法使い:レベル1HP6MP8)。そんな2人が出会ったとき、摩訶不思議な恋の魔法が発動し、壮大な冒険物語の幕が上がるのだった!お約束キャラの『キタキタおやじ』に『さっぱり妖精』、某国民的ゲームを思わせるツッコミウィンドウなど、思わず吹き出すネタが散りばめられたRPG風ギャグファンタジー。
触りたい 触れない 僕が触れると君は死ぬ 町から外れた森の奥、ひっそりと佇む大きなお屋敷。そこには「死神」が住んでいる―― 幼い頃、「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いをかけられ、周囲に拒絶されるようになった貴族の「坊ちゃん」。そんな坊ちゃんが今一番困惑していることは… 彼に仕えるメイド「アリス」の逆セクハラ! 触れないのを良いことに、絶妙な逆セクハラを続けるアリス。彼女のことが気になる坊ちゃん、触りたいけど触れないのは嬉しいようでツラい… アリスの手さえも繋げない。二人の純愛は実を結ぶのか!? Twitterで大反響を呼んだ、二人の切ない恋物語、待望の第1巻!!
50年後の日本。ジョセフの孫、空条承太郎(ジョジョ)にはスタンドと呼ばれる超能力があった。承太郎たちはスタンドの悪影響で倒れた母を救うため、その元凶、ディオのいるエジプトに向かう。
人に害をなす妖を祓うことを生業とする祓忍(はらいにん)の風巻祭里(かざまきまつり)は、幼なじみで妖から好かれやすい花奏(かなで)すずを陰ながら守っていた。そんなすずに目を付けたのは見た目はネコだが、妖の頂点に君臨し続けるシロガネという妖で…!?
カノジョも彼女
自分の気持ちに正直な高校生の直也には、咲というカワイイ彼女がいる! 幸せの絶頂にいる直也。そのうえ、突如あらわれた美少女、渚から告白される。渚の思いを受け止めた直也は、渚に対して好意を抱き、まさかの提案をするのだった…!! 自分に絶対嘘をつかない、ネオスタンダード・ラブコメ! 直也には咲というかわいい彼女が! しかし、渚という可愛い女の子が直也のことを好きだと言う! 渚の思いを正面から受け止め、彼女のことを魅力的に感じた直也は、咲にカノジョを彼女にしていいか、許可を取りに行くのだった! 咲のOKを取り付け、3人は共同生活を始めることに…!! ネオスタンダードな恋人生活が始まる!
世界の文学史上に特異な光を放つH・P・ラヴクラフトの代表作にして、クトゥルフ神話最大の謎に、かつて「アウトサイダー」を精緻に描き高い評価を受けた気鋭の漫画家が挑む。これぞ、ラヴクラフト・コミカライズの決定版にして、最先端。収録作品「魔犬」「名もなき都」「神殿」。※作品の表現や演出を考慮して、電子版は一部のページを改変しております。※
喰いタン
探偵×料理=“喰いタン”。被害者宅の冷蔵庫をあさり、殺人現場の寿司を喰う。喰って推理し、さらに喰う。頭脳明晰にして、大食漢、型破り喰い道楽(グルマン)探偵・高野聖也(たかのせいや)の華麗な推理!これは知力と胃袋の限界が試される――寺沢大介からの挑戦状だ!!これを読まずして、食と推理を語ることなかれ!
「ルーザーズ」とか「ブラック・ジャック創作秘話」とか 漫画家漫画や業界漫画って好きなんですよね。 素晴らしい作品に出会うと、どうしても創り手のことを想像してしまうタイプなので、裏話的なことも含めて作品として楽しみたいんですね。 そして、実話じゃなくても良いタイプです。 そんな中でも、この「編集王」は業界漫画の筆頭というか、まずその手の作品を読みたい方は、こちらをおすすめしたいです。 本作は、見習い編集者になったボクサー崩れの桃井環八(カンパチ)を主人公に、個性的な編集者や漫画家を描いた作品。 特に、出版とは「文化」か「ビジネス(営利)」かという点に切り込んでいく様は、生臭くもリアリティの塊です。 主人公カンパチは、つまらなくても売れればいい(売れっ子作家だからいい)とか、業界がもつある種の悪習に反発し、関係者と衝突して…という流れで物語は進んでいきます。 土田世紀の泥臭くも熱量高い登場人物たちが、本作でも良い味をだしています。 個人的に「文化」と「ビジネス(営利)」の天秤で偏ったスタンスに立っていないところが本作の魅力だと感じています。 作品としては、感情的なシーンばかり際立ちますが、双方の言い分をきちんと描いており、何が正しいかを誘導せず、読み手に問いを投げかけているようで考えさせられるんですね。 「売れる本の何が悪い?」 と問いかけられた出版社の社長の答えはシビれました。 登場人物すべてが肝が据わった信念通す人たちばかりで、 何かうまくいかない時とかに読むと元気をもらえます。 出版業界に関わらず、何かアツイものを忘れてしまったサラリーマンにも是非読んでほしいです。 何度読んでも、心が燃えて、涙が溢れます。