親が決めた政略結婚とはいえ、相手を子供の頃から恋い慕っている伯爵令嬢のクロエ。ところが、婚約者であるオルドランド侯爵家の嫡男エルネストは、クロエではなく妹のエミリィを選ぶ。感情をコントロールしながら生きてきたクロエに対し、明るく天真爛漫な妹。彼女を愛おしく思うけれど、深く傷ついた恋心は癒えることもなく――…。そんな折、クロエにシスレーユ公爵家のレオネルが突然結婚を申し込んできて――!?大ヒット「どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます」(碧貴子・著)と同じ世界観で紡がれる、もう一つのラブストーリー開幕!第1巻は結婚初夜のRシーンを加筆収録!