ど根性ガエル
活発な中学生・ヒロシと、彼のシャツに張り付いた平面ガエル・ピョン吉(ぴょんきち)のドタバタな日常を描いた学園&下町人情コメディ。ある日、石につまづいて転んだヒロシは、そこにいたカエルを押し潰してしまう。しかし、ペシャンコになったカエル・ピョン吉は、ヒロシのシャツに張り付いたまま生きるほどのド根性を見せる。そして、最初は反発しあうヒロシとピョン吉だったが……!?
エコエコアザラク
黒魔術を操る美少女・黒井ミサ。「エコエコアザラク」の呪文が響く時、街で、教室で、何かが起こる……。オカルトミステリーの金字塔がついに登場!
おれは直角
長州藩、下級武士の家に生まれた石垣直角(いしがきちょっかく)。直角は父の教えどおり「武士はつねに戦場の心でいるべし」ということを忠実に守ろうとしている。藩の名門校・萩明倫館(はぎめいりんかん)に入学以来、騒動ばかり起こしていて…。直角が曲がりくねった世の中を、直角斬りで一刀両断!!
ギャートルズ
お腹が減ったらマンモスの肉!ムラムラしたら近くの女をお持ち帰り!地平線がどこまでも続く大平原で暮らす原始人たちの愉快でおおらかな日常を描いた園山俊二のナンセンスギャグコメディ。雲の上でバクチをしていた神様達は、退屈紛れで地球に生物を創りあげる。そしてバクチの合間、神様達が地球を見るたびに、生物は恐竜から四つんばいの猿人へ、ついには二足歩行の人間へと進化していくのだが……!?
サバンナ
▼第1話/サバンナ(第1部・前編)(第1部・後編)(第2部)(第3部・前編)(第3部・中編)(第3部・後編)▼第2話/naaTa(ナータ)▼第3話/ドラ―ある病める少女の夢― ●あらすじ/まだ人間が言葉すら持たなかった原始。密林と砂漠のサバンナを、一人の女がさまよっていた。全ての感情を全身で表し、弱肉強食の世界を生きる女は、2体の泥人形を作りあげる。しかし、女は狩人に槍で刺され殺されてしまい、その血を浴びた泥人形は、二人の嬰児に姿を変える…(第1話・第1部・前編)。●本巻の特徴/太古の昔から果てしなく続く人間の命の営みを、一言のセリフも無しに壮大なスケールで描く表題作「サバンナ」の他、インディオの穀物神話に依拠した「ナータ」、フロイトが1905年に発表した論文『あるヒステリー患者の分析の断片』に想を得た「ドラ」の3編を収録した「神話伝説シリーズ」。その名にふさわしい異色の力作。初出は「サバンナ」1974年12月~1975年7月、「ナータ」1974年10月、「ドラ」1976年7月~8月。●その他のデータ/巻末に四方田犬彦氏のエッセイ「歴史から神話へ」を収録。
空気の底
空気の底でうごめく、ちっぽけな人間たちの世界。息がつまるような日々の暮らしの中で、若者たちの満たされぬ愛と、やり場のない怒りが、しだいに人々を狂気へと駆り立てていく……。異色の短編集、ここに登場!
ぼくの動物園日記
子供の頃から動物が好きで好きでたまらず、動物のために生きることを決意し動物園の飼育係の仕事に就いた西山としお。しかし、それは想像以上に厳しい仕事だった。小屋を移す最中にペリカンに逃げられたり、ラクダを自分にならすことに熱中するあまり、怪我をさせたり。失敗を繰り返す中で、としおは一人前の飼育係に成長していく。
アタックNo.1
【バレー部に新風を起こす鮎原こずえとは!?】富士見学園に転校した鮎原こずえは、スポーツ大好きな中学2年生。ふとしたことでバレー部との試合に勝利し、3年生からキャプテンになってほしいと頼まれる。しかし、他にもその座を狙うものが…!少女スポーツまんがの金字塔、いよいよ登場!女子バレーボール界のヒロイン・こずえの熱戦ストーリー、第1巻!
恐怖新聞
真夜中に突然配達される「恐怖新聞」。中学生の鬼形礼はある日この新聞を受け取り、以来、次々と起こる不可解な心霊現象に巻き込まれていく。一日読むごとに寿命が百日ちぢまる新聞を手にしてしまった鬼形少年の運命は?日本中にオカルトブームを巻き起こした伝説の恐怖マンガ、イーブック登場!
夕やけ番長
悪名高い不良中・木曽中学校に転校してきた赤城忠治は、ケンカの強い元気な少年。クラスメイトから、その強さを見込まれ、いじめグループの番長連合退治を頼まれる。一度は断ったものの、彼らの行動を見るに見かねて全員を叩きのめす。やがて事態は収束に向かい始めるが、彼らの背景に居る黒幕・影の大番長が現われ―――。
カミカゼ
昭和四十五年六月、東京。国会議事堂の前は大群衆が押し寄せ、大量の機動隊、警察官と対峙していた。安保闘争である。このとき日本は、またあの凄惨な戦争に加担するか否か、国家の命運の歴史的な岐路に立っている、とされていたのだ。そこに、一人の男が、日本刀を手にして現れ、群衆と機動隊の間に割って入ってきた! 「俺は安保のことはわからぬ、だがここで二十五年前、日本はアメリカと戦争して負けたことを思い出せ!」男の命をかけた演説は、暴力の前に儚くかき消されてしまった。だがしかし…!? 過酷な大戦末期の記憶を描いた力作!
影丸譲也作品の隠れた傑作
アラバスター
裏切った女へ復讐するためにあらわれた、透明な皮膚をもつ怪人アラバスター!彼は、この世の見せかけの美しさを憎み、透明少女亜美や、不良少年ゲンとともに、社会に戦いをいどんだ!話題のSF大作、第1弾!
半世紀にわたって愛されているマンガ この作品は1970年代に週刊少年ジャンプに連載されたマンガで、アニメ化も果たした有名な作品です。主人公の貝塚ひろしと彼のTシャツの中に生息しているピョン吉の姿は非常に有名で、マンガに疎い方でも知っている人が多いのではないかと思います。ピョン吉の愉快な性格が可愛らしいだけでなく、明るく好奇心豊かで男の子らしい性格の主人公、その他の個性豊かなキャラクターが織りなすストーリーは大変面白く、読みだすと一気に何話も読んでしまいます。連載開始から50年近くが経ちますが、今読んでも十分楽しめる作品だと感じました。