祖母が存命のうちに完結してほしいです
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。
21〜30巻
紅天女を演じる為には2年以内に名のある賞を取らなければいけないマヤですが、まだそのチャンスを掴めていません…。むしろ月影先生と亜弓さんと共演した舞台では亜弓さんとマヤが境遇の違う2人の王女をそれぞれ演じましたが、舞台上の存在感で亜弓さんに負けていました。しかしそれに対して嫉妬したりしないところがマヤのいいところ。2年も待ってくれる亜弓さんに失望させないように自分を高めようとします。そして月影先生に与えられた期限が1年後に迫り、最後のチャンスとして選んだのが狼に育てられた少女の役です。これまでロボットや人形などの人間ではない役もこなしてきましたがなかなか難しい役どころです。個人的には演技中に食事として生肉を食べるシーンがあるのですが、稽古では生肉の代わりに雑巾をかじってるのにしびれます。狼少女の教育係の青年役は昔ボーイフレンドだった桜小路くんで、一度マヤにフラれているのですが未だに気持ちがある様子…。久しぶりになった桜小路くんはあの頃よりもカッコよくなってるし、紫のバラの人こと真澄さんはマヤのことが好きだけど美人な令嬢とお見合いしちゃうし、マヤは紅天女を演じるチャンスを掴めるのかはもちろんだけど、それ以外の恋愛事情もどうなっちゃうのかめちゃくちゃ気になります!私は真澄さまが好きです!