あらすじ大女優・姫川歌子譲りの美貌、頭脳明晰で演技において天才との評価が高く、生まれついてのスター、13歳の亜弓。母の手ひとつで育てられた平凡な13歳のマヤ。同じ演劇を志す対照的な二人だった。月影が創設した劇団つきかげに入団したマヤは、初心者クラスで演技の基礎を特訓中。劇団つきかげの初公演「若草物語」のベス役に抜擢されるが…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。