あらすじ数々のトラブルを起こし、5年間のブランクを余儀なくされた演劇界の鬼才、黒沼龍三の再起を懸ける舞台の主役は、狼として育った野性の少女ジェーン。黒沼が探しあてた狼少女ジェーン役はマヤだった。数多のオファーを断って狼少女ジェーン役を選んだマヤは狼に成りきろうと努力する。その狼少女の相手役スチュワートを演じるのは、なんと桜小路…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。