あらすじ長い間、離れ離れで暮らすマヤと母親。速水はマヤと母親を話題作りのため、感動的な対面を画策し、母親を療養所で監禁状態にしていた。マヤに会いたい一心で療養所を抜け出し、東京に向かった母親は途中で亡くなってしまった。マヤを陥れようとする熊本の天才少女・田代鈴子は、マヤの母親が速水によって監禁されていたことを告げる…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。