あらすじ演劇界の未来のスターたち、マヤ、亜弓、英美たち5人は「奇跡の人」三重苦のヘレン役をオーディションで勝ち取るため、それぞれがヘレンに成りきる練習を始めるが、それは厳しく激しく辛いものだった。そして、いくつかの試験を受け、ダイナミックな演技の英美、天才肌の亜弓が審査員たちの評価が高く、最終審査へと。だが、マヤの演技に対しては…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。