あらすじ初の主演映画も大好評のマヤ。その特別試写会の場で、テレビドラマで共演し、密かに思いを寄せていた里美茂に告白され、マヤも思わず好きと言ってしまう。一方、マヤを陥れようとする謎の人物がチャンスをうかがう。演技のために共演者に恋する亜弓と違い、マヤは一途に里美を慕う。マヤの母親は病気治療中だが、速水はマヤの人気を高めるため、母親をも利用する…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。