あらすじマヤの演技は観る者を引きつけトリコにしてしまう。そして、同じ演劇をする者はマヤに嫉妬し、恐れ始めた。「嵐ヶ丘」の主役、キャサリンの少女時代の役に選ばれたマヤ。初日を迎え、少女キャサリンに成りきって熱演するマヤに、相手役のヒースクリフを演じる真島良は、いつしかマヤに影響され、二人の演技に観客は騒然となる。そんな時、月影の容態が悪化したとの知らせが。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。