あらすじ
美しい母が暴力をふるう機能不全家庭に育った著者。成長に伴い、突然態度を変えた母との関係は形を変えていくが、一見幸せに見える親子ごっこに不安な気持ちがぬぐえないまま、やがて母は自死してしまう。衝撃を受けた著者の取った行動は……。親ガチャにハズれ、どん底まで落ち、自殺未遂に至りながらも、やがてゆっくりと再生していく著者の半生。普通でない家庭に生まれても、完璧な自分でなくても、誰でも、「どんなにみっともなくても、生きていていい」。親ガチャ失敗からの感動の再生物語。
あらすじ
両親の離婚、子どもだけの生活、継父からの性的虐待、DV…「あれ? ウチの家族って、もしかして普通じゃなかった?」そう気づいたのは、大人になってからでした。機能不全家族のリアルを描く、大反響のコミックエッセイ
あらすじ
アルバイトで塾の講師として働く大学生のゆきは、ある光景をきっかけに幼かったころを思い出す。母親はおらず父親と祖母に育てられたが、家庭のぬくもりなどない家の中で、いつもひとり孤独だった。そして、中学3年生になったゆきは、初潮を迎えたことで徐々に母親に想いを馳せるようになる。しかし、ある日、祖母の勘違いから母に関する衝撃の事実を知らされて……。母親というよすがを失い、家庭の中で宙ぶらりんのまま愛情を知らずに育った子どもの、葛藤と成長を描いたコミックエッセイ。【目次】プロローグ/1話 三者面談/2話 救いの言葉/3話 初潮/4話 真実/5話 捨て子/6話 死と現実/7話 生きる意思/8話 決別/9話 祖母の手/10話 箱の外/11話 父の回想(前後編)/12話 祖母の告白/エピローグ
ちゃんとしなきゃをやめたらにどとちらからないへやになりました
あらすじ
足の踏み場もないほど物が溢れすぎている友人宅のお片付けレポを通して、整理整頓ができない理由、キレイな状態を続ける方法を解説!元・片付けられない人だった著者がおくる、お片付け系実録コミックエッセイ。
年末が近づいてきたので
名無し
あさなくんはのんけじゃない
あらすじ
Twitterやピクシブエッセイで話題沸騰!第2回ピクシブエッセイ新人賞受賞作品。あさな君は、アパレル会社に勤めるごく普通のアラサー男子。“世間一般”と違うのは、恋愛対象が同性であること―。悩める10代の想い出、カミングアウト、プチ整形を受けた話などアラサーゲイの穏やかでときどき奇妙な日常をポップに描く実録漫画。オールカラー約140ページ。
あらすじ
離婚後、そのときどきの彼氏のためにだけ手料理を作る母の元で、子ども時代を過ごしたあみ。食べることに関心を持てず、体を壊した経験から立ち直り、今は仕事も持ちながら、娘のために一生懸命料理を作っている。だが、繰り返し子ども時代の暗い記憶がよみがえり夫にはがんばっていることが認めてもらえず、心にさざ波が立つ日も。そんなあみが音信不通だった母と再会し、再び母に振り回されることに。お母さんはやっぱり毒親なの?愛されることもなく、私がお母さんを愛することもないままなの?
あらすじ
学童の支援員(放課後児童支援員)として多くの小学生と時間を共に過ごしてきた著者・きしもとたかひろ。保育の基礎を学び、子どもたちと毎日を笑顔で過ごしたいとこの道に進んだものの、実際は子どもたちの危ない行いを制止したり、ルールを厳しく伝えたり…と子どもを叱っては落ち込む日々。その中で得た気づきから、お互いが笑顔で過ごせるために何が必要かを学童支援員仲間や、保護者、何より子どもたちの声を元に考え、【子どもと関わるときに気をつけたいこと】としてマンガにまとめました。「忘れものをしたとき」「素直に謝れないとき」「いじわるな言動をしている子に」「手を出してしまう子に」といった子どもに注意を促す場面から、「子どもを褒めるときに」「打たれ弱い子に伝えるときに」「その場しのぎの約束をするとき」など大人が声をかける時に意識したい視点など。学童で過ごす子どもたちのリアルな言葉や行動を事例にしたマンガをきっかけに、専門的な視点と子どもの思いを第一に考えて関わる実践方法をまとめました。
あらすじ
「僕は本当に思ったことしか言わないよ。それを否定されたら、僕のことまで否定されているみたいだ」ああ私、この人といる時は、【言葉の裏】を読んで卑屈になる必要がない――価値観は違うけれど、違うからこそ異なる視点で肯定してくれるロシア生まれの「彼」。愛情深い彼の言動に癒やされ、自己肯定感に気づいていく…SNSで大人気のコミックエッセイ、待望の書籍化。描き下ろしも満載です!
あらすじ
英語力0の著者が半年間フィリピンの山奥バギオで語学留学!友人とローカルフードを楽しんだり、部屋で女子会したり、初めてのクラブ体験に、ハプニング満載(?)の旅行などなど。もちろん勉強もしています! 不安だった毎日は、かけがえのない毎日へと変わっていきました。大人気留学ルポ漫画、描き下ろしエピソードを20P以上加えて、待望の書籍化!●著者Twitter●@hasya31
あらすじ
ちょっとしたことがきっかけで仲良しグループから無視されるようになってしまった中3女子の“都会”。卒業までの6ヶ月間をどうにか乗り切らねば…。その後の高校生編も含め、Twitterでの連載が共感・反響を得て話題となったコミックエッセイが待望の書籍化。20ページを超える描き下ろしも収録!
あらすじ
日米で活躍した名投手、藤川球児は「偏食王」だった!? あの「火の玉ストレート」を支えた妻・英子の「好き嫌い克服レシピ」を、オールカラーのコミックエッセイで大紹介! 様々な苦労や工夫をわかりやすく解説し、レシピも公開。「しかし、そんな彼の顔から笑顔が消える時間がありました。それが…ごはんタイム。『偏食くらい』って大目に見てあげたいのはやまやまだけど、彼はプロ野球選手。体づくりのため『たくさん食べること』も仕事の一部。入団当初から球団にも、『体重を増やすためにたくさん食べるように』と、幾度となく指導を受けてきました。彼なりに体重増を目指して『食べる』努力はしていたようなのですが、理想は食事から楽しく栄養を摂れるようになること! 理想を目指して、『英子と球児の食改革リーグ』が開幕したのです。この本では、私が料理に取り入れた『苦手克服のための工夫』を紹介していきます。かつての私のように、ご家族の偏食にお悩みの方のヒントになれば幸いです」(本書より抜粋)第1章 ルーキーは極度の「偏食さん」第2章 「戦える体」「ケガしない体」をつくる第3章 息子の離乳食で、パパも苦手食材をクリア!第4章 「火の玉ストレート」を支えるスタミナ食第5章 「一汁九菜」を作り続けた私のルーティン第6章 渡米!メジャーリーガーの食卓第7章 ベテラン守護神のコンディションをキープ第8章 まだまだ進化中!藤川家のごはん
じんせいはふかいな
あらすじ
「映画館の席にあるこの丸い穴は、ジュースを置くだけじゃなくトレイもはめ込める」「映画館のしまえる椅子は、乗っても意外に倒れない(恥ずかしい体験)」「右手を握ると、左手に持っているものも無意識に握りつぶしてしまう」など、文字で書けば何気なくなぜそんなことに気がつかないのか、とも思う場面を、本人のキャラや場の雰囲気が深い考察へと誘うこの不思議な魅力はいったい?幼少期の体験や友人・家族もツッコミ役やボケ役で登場し、仕事に生活に創作に追われるオタク女子のリアルな日常を描き出すシュールギャグエッセイ。じじぃ Twitterアカウント:@mochimochi__i
こうこうせいのわたしがせいしんかびょういんにはいりじぶんのなかのかみさまとさよならするまで
あらすじ
強迫性障害、摂食障害、強制入院、退院後の揺り戻し…高校生のわたしを苦しめたのは、自分のなかの「神様」でした。物を触らずにはいられない、自身の体型が気になって食事ができない、同級生の視線が気になって学校へ行けない、家族や医師にさえ「神様」の秘密を打ち明けられない……ある平凡なひとりの女子高生が経験した、凄絶な日々。精神科病院に入院し、一時は「もう無理、死んでしまいたい」とさえ思いながらも、自分を見つめて認めること、本当のやりたいことを見つけることで回復に至るまでの道のりを描く、絶望と希望のコミックエッセイ。第4回新コミックエッセイプチ大賞受賞作品『わたし宗教』を約3年間かけて完全改稿のうえ、大幅な加筆を加えてオールカラーで書籍化。【目次】プロローグ 神様とわたし第1話 神様との出会い第2話 言うとおりにすれば悪いことは起きない第3話 進路の不安と神様の声第4話 神様の命令とわたしの1日第5話 誰にも言ってはいけないこと第6話 食べられない、食べてはいけない第7話 仲間はずれにされたくない第8話 摂食障害と心療内科第9話 ボロボロになっていく体第10話 親は泣いて土下座をした第11話 1カロリーもとりたくない第12話 神様、わたしはまだ大丈夫ですか?第13話 こんな日々が続くくらいなら…第14話 精神科病院への入院第15話 入院生活と病院からの通学第16話 退院が怖い第17話 本当の地獄第18話 消えた神様第19話 わたしのやりたいこと第20話 神様に出会っていなかったらエピローグ 神様とさよなら
かんせんしょうとわくちんについてせんもんかのちちにきいてみた
あらすじ
感染症で大変だけど、そもそも「ウイルス」って何なの?外科医で漫画家のさーたりがウイルス学の第一人者である父と夢のコラボ!麻疹・風疹、おたふく、ポリオ、ロタ、インフルエンザ、新型コロナウイルス……ウイルス学の専門家である中山哲夫氏監修のもと、人類がたどった“感染症との闘い”がマンガでわかる!
おっとがいてもだれかをすきになっていいですか
あらすじ
夫の転勤で大阪に引っ越してきた専業主婦のハル。友人も知人もいない土地で、夫ともすれ違い、居場所のない不安から本屋でアルバイトを始めた彼女は、同僚である大学院生と親しくなっていく。夫に隠れてメッセージをやり取りし、既婚者であることを隠して食事に出かけるようになるが…戸惑い、ためらい、罪悪感……1人の平凡な主婦が抱くときめきと葛藤を描いたコミック
きえたままとも
あらすじ
第25回手塚治虫文化賞短編賞受賞!話題騒然のミステリーコミックエッセイ彼女たちの悩み苦しみ、不安や怒りや閉塞感は、「コミックだから」というチェイサー抜きで、読む者の心にしみ込んでくる。素朴で可愛いらしいキャラクターたちが見せてくれる迷走の心模様は、「あるある」と理解できるからこそ痛烈で痛切なのだ。―宮部みゆき(小説家)シンプルな線とかわいい絵の4コマが毛細管現象のように心の深い所まで入りこんでいく。ママたちの心の暗部をのぞきながら、いつの間にか読んでいるあなた自身の深層にも触れることになるのだ。野原さんの漫画はおそろしい。―江口寿史(漫画家/イラストレーター)登場人物それぞれの抱える問題を、現在と過去の時間軸で真相を暴いてゆく。その展開が絶妙で、漫画なのにまるでお芝居を見ているような感覚になりました。―手塚るみ子(プランニングプロデューサー)優しい旦那さんとお姑さん、かわいいツバサ君に囲まれてキラキラ幸せそうだった有紀ちゃん。そんな有紀ちゃんがある日突然姿を消した。保育園のママたちの間ではその話題で持ち切り。噂では有紀ちゃんは男を作って逃げたということらしい。有紀ちゃんとは仲良しだったはずなのに、何も知らなかった春香、ヨリコ、友子。しかし、みんなそれぞれに思い当たることがあった・・・。平凡な日常を襲った時間を巡って、ママたちがじわじわと自分たちの闇に気づいていく。これは、あなたの日常にも起こるかもしれない物語。【もくじ】1章 消えたママ友2章 有紀ちゃんを探せ3章 本当のことなんて話したりしない4章 ママ友がいない5章 つないだ手6章 本当の有紀ちゃん7章 あの日
りあるたくはいびんにっき
あらすじ
名古屋在住で某有名運送会社の現役ドライバーとして働いている著者が、日々起こるおもしろエピソードを4コママンガで紹介。ほっこりする子供やおじいちゃんおばあちゃん話から「え、そんな事あるの!?」な配達エピソードまでを4コママンガでたっぷりお届けします!!
ははがしんどいかどかわぶんここみっくす
あらすじ
「親と一緒に居るのが息苦しい。でも決別するには罪悪感がある」 そんなあなたにこそ読んでもらいたい、元祖毒親コミックエッセイ!・些細なことで突然キレて暴れ始める・ブラジャーを買ってくれない・アルバイトも学校行事も邪魔をされる・喧嘩をしたら職場に抗議の電話――これらはほんの序の口。何もかも支配され続ける生活に限界を感じた永子は、母親と縁を切ろうと決意するが……!?テレビ・新聞・雑誌で話題沸騰!しんどい母から自立し、自分なりの幸せを掴むまでを描いた感動のコミックエッセイ、待望の文庫化!【電子特典:描き下ろしマンガ付き『母がしんどいから8年』】
じつろくほいくしでこせんせい
あらすじ
描き下ろし40ページ超!!おちゃめな愛されキャラの保育士でこ先生と子どもたちが巻き起こす、保育園での毎日にあるあるが止まらない!元保育士の作者が愛をこめて描く笑いあり、涙ありの実録ベースのコミックエッセイです。漫画を読むことも描くことも大好きな作者の作品だけあって、至るところに散りばめられた小ネタも必読!
かあちゃんだってほめられたい
あらすじ
心配してはふるえ、娘がかわいくてはふるえ、トラブルでふるえ、また嬉しくてふるえる…そんな子育ての悲喜こもごもな毎日を絵日記でつづりTwitterで大人気の著者の初めての本。書き下ろし60ページ以上収録!
こうつうじこであたまをきょうだしたらどうなるか
あらすじ
ある日、病院で「目を覚ました」作者。交通事故で頭を強打した後、約1ヶ月の間に行った「記憶にない」行動の数々。そして目を覚ました後に身に降りかかった「後遺症」。リハビリを経て、社会復帰を試みる作者に立ちはだかる壁。事故で障がいを抱えた作者の体験を赤裸々に綴った、衝撃の実録漫画!!
ここじゅうねんぶんのひろし
あらすじ
漫画家・田丸浩史が自らをキャラクターとして切り売りし、あらゆる媒体に出現し続けた絵日記マンガ『最近のヒロシ。』大ボリューム完全版! 不惑のヒロシ、ここ10年の集大成!
この手の子供の虐待(ネグレクト含)的なエッセイって、読むのもキツイのわかっているのですがなぜか読んでしまうんですよね。 今までは、 「自分はまだ恵まれているということを確認したい」 という意図があったと思うのですが、最近は 「自分は子供にこんなことしない抑止力」 のために読んでいるんだと、本作を読んで気づかされました。 なので、読むたびにツライ気持ちになると同時に、家族に対して こんなことは絶対しないようにしようという強い気持ちになります。 本作も、主人公も幼少期の寂しさは目を覆いたくなります。 まだ保育園くらいの小さい時に朝起きて家族の誰もいない状態とか。 子供にとっては恐怖でしかないのに、それができる親の神経を疑うし、可哀想すぎる。 ネズミが出るような汚部屋の環境、親の離婚、そして再婚によって振り回される様(再婚相手に性的虐待をうけたり)、どれも親の都合でしかない。 著者である主人公にはこれが「普通」なんだ思い込んでいるのも悲しい。 そんな幼少期の凄惨な状況にもかかわらず、ご自身も家庭をもち子供に対して、かつての親のようなことを自分はしないと決意する様が、上記の私の考えとリンクしました。 同じようなことをしてしまうかもと悩み苦しみながらも、前向きに決断していった主人公に勇気づけられました。 最初のほうは胸糞悪く、悲しい気持ちでいっぱいになりますが、不思議と読後感は悪くないのも良かったです。 著者を応援したくなりました。