あらすじ
「映画館の席にあるこの丸い穴は、ジュースを置くだけじゃなくトレイもはめ込める」「映画館のしまえる椅子は、乗っても意外に倒れない(恥ずかしい体験)」「右手を握ると、左手に持っているものも無意識に握りつぶしてしまう」など、文字で書けば何気なくなぜそんなことに気がつかないのか、とも思う場面を、本人のキャラや場の雰囲気が深い考察へと誘うこの不思議な魅力はいったい?幼少期の体験や友人・家族もツッコミ役やボケ役で登場し、仕事に生活に創作に追われるオタク女子のリアルな日常を描き出すシュールギャグエッセイ。じじぃ Twitterアカウント:@mochimochi__i
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だからなんだというわけじゃないけど、うっすら楽しいこととうっすら恥ずかしいことを繰り返しながら人は生きている。 なにかを成し遂げた人の生き様ばっかりを見てもしょうがないので、こういうなんでもないエッセイはちょうどよくて好き。 キムチの汁とか綿棒とか鍋スープとかぶちまけちゃうことあるよな、お洒落にしようと思って大失敗することあるよな、とかめちゃくちゃあるあるだけど人に言うのはちょっと恥ずかしいエピソードが適温で描かれているのが心地よい。 テンション高すぎず自虐しすぎずなんとなく楽しく生きてる感じがゆるくてよい。人生観は変わらないから気軽に読んでほしい。