Twitter版の感想 重松清的な
クラスでハブられてしまった女の子のお話。誰にでも身に覚えがあるような内容ばかりで思わず自分の中学時代を思い返してしまったし、何よりオチが秀逸でゾッとした。本人にとっては地獄だった半年が他人にとっては存在しないものになっているのが怖い。 半年の間心の支えだったのが重松清のナイフというのが良い話(自分も中学高校と読んでました)。 ナイフの代わりにタバコの空き箱を持ち歩いて起きた出来事があまりに悲惨で、本当に重松清の世界みたいだった。 この作品自体も、エグくて辛いんだけど都会先生の人柄からか不思議な温かさがあってそこもちょっと重松みがありますね。 高校編も楽しみにしてます。 https://twitter.com/okameid/status/1277533846641115137?s=20