宮園いづみ先生の新連載。 恋も仕事も絶好調なキャリアウーマンが、有能イケメンな仕事相手と犬猿の仲に……から始まるラブストーリー? とにかく舞台設定がITバブル中の六本木かと思うような煌びやかさ。 不景気な社会で細々と生きているOLさんの憧れを詰め込んだらこうなるのだろうか。 それにしても、朝から10キロランニングするヒロインには痺れたw
不倫を疑われたOLが、イケメン弁護士に助けられて無実の罪をきせてきた相手にざまぁする話。 ストーリーは明快で分かりやすく、ラストの逆転劇は爽快感がある。 しかしヒロインが異常に身持ちの固いお嬢様(カマトト系)で、ちょっと今どきではないところは読者の好みが別れそう。
恋を知らないまま少女漫画の編集になってしまったヒロインが、同僚のイケメンモテ編集に告白されて、半ば打算で付き合うことになるという第一話。 キャラの見せ方、ストーリーなど、すべて安定感があり文句なく読みやすい。 主人公の打算的な告白OKも、けっして恋愛脳ではないという前置きがあったためすんなり受け入れられる。 漫画家先生への分析ノートなど業界ネタも面白かった。
流行のルームシェアもの。 「あくまで同棲ではなく友人同士の同居です!」という建前すらなく、イケメンヒーローにしょっぱなからキスを奪われるという甘甘モード。 とにかく最初から溺愛されすぎているため、恋愛的な盛り上がりにはあまり期待できないが、ヒロインの仕事(図書館司書)には興味があるのでぜひ掘り下げてほしい。
ストーリー的には、年上と年下、二人のイケメンに翻弄されそうなところを黒子として鉄の意志で拒絶する、といういかにも少女漫画らしい展開。 ひもの女ならぬ『黒子女』という単語はキャッチー。 しかし、実際読んでみると黒子キャラがあまり立っていないというか、「黒子でいい」と言いつつ自らスポットライトへ当たりに行ってる感が……w
猫好きにはたまらない!
※ネタバレを含むクチコミです。
庄司陽子先生の新作。 事故で意識不明の渋滞になった主人公が、幽体になって他の幽霊の事情を聞き、魂を成仏させる話。 一話で一通りのオチはつくため、星新一的なライトさがあり気軽に読める。 命の尊さについて考えさせられ、読後感も良い。 ただ内容的にはよくある幽霊物といった感じなので、もう少しひねりが欲しいところ。
喰いしん坊!に出ていたハンター錠二の東北のグルメ紹介漫画 確かにうまそうなんだけど、なんか微妙に食キングっぽい感じもするんだよな まあなんというかいつもののウエスタンスタイルにサングラスで安心した。
ド田舎生まれとしては単純な田舎美化は嘘八百だと思ってしまうのですが、なんだかこの漫画田舎描写も嫌味ったらしくない。スッと息を吸って吐いてができる心地よい漫画だと思います。 都会、駅のホームで体調悪くなってやばいと感じる。これを体験した社会人が田舎にしばらく滞在すると驚くほど時間感覚が違うんですよね。そして住んでる人も全然違う。どっちがいいともどっちが悪いとも言えないんですがこの漫画読むと田舎、島暮らしってのも悪くないのかも、と思えてきます。 なんでこんな読んでて心地よく思えるんでしょうか。コマ割りのリズムなのか、黒白トーンの比率またはタッチなのかわからないのですけど。 リラックス漫画。 うん、リラックス漫画だと思います!
年齢、性別、性格、いろいろな点で異なる3人の共同生活を描く今作。3人の関係性が素晴らしいし、恋愛という概念や周囲の人々との関わりを物語の中に溶け込ませた上で3人の関係性が描かれていて、この物語が現実世界と地続きにあるように感じられる。 私はこの物語をかなりの現実感をもって受け入れていて、3人の生活を羨ましくすら感じる。ただそれは私が(ちょっとだけぼかして説明すると)「しまなみ誰そ彼」でいう誰かさんみたいなタイプの人間で、この共同生活を素直に受け入れられているからなんじゃないかとも思う。だからこそ、色んな価値観の人にこの作品を読んでほしいし、色んな人の感想を聞いてみたい、そんな作品。 1巻まで読了
その一族の秘密に刮目せよ!!と謳いたくなります。笑
築地のグルメ漫画かと思いきや…勤めていた銀行を辞めて急に築地仲卸『魚辰』の三代目になる、というところがポイントです。何も知らない素人のくせに…(笑)だからこそ、いかにして二代目である義父や客、同僚に認められるか…持ち前の食いしん坊を武器に三代目を目指して切磋琢磨する話です。 基本的にほのぼのしてて、まったり読めますが、ものすごく魚が食べたくなります。元板前の英二さんがめちゃくちゃ渋くてかっこいい! 余談ですが主人公に天然なところがあるので、「bokete」のコラでサイコ扱いされてるのはツボにはまりましたね。
高校三年間、特になにもせず、友達も無く、ひねくれるだけ、ひねくれて卒業式の日を迎えた今村が、ひょんな事から入学式の日にタイムスリップ(作中ではアゲインと呼ぶ)。高校三年間をやり直して行く話。 自分も高校三年生の時に、今の状態で一年生から、やり直して〜〜って思ったことがある。多分、みんな1回はあると思います。 いわゆる「強くてニューゲーム」状態ですが、本作の今村くんは、強くないのがポイント。 自分の三年間がどうなるか知っているからこそ、勇気を振り絞り、失敗し、もがきながらも成長していく姿は、胸が熱くなります。 作中で今村くんは、やたらリア充化していくのですが、卑屈でネガティヴがベースにあるので、ヤキモキすることもありますが非常に好感が持てます。 本作を読みながら、オレも今アゲイン中って設定で生きることにしようと心に決めました。 アゲイン〜〜
仮面ライダーについて全然、本当に全くと言っていいほど僕は詳しくないのだけど、これはめちゃくちゃにワクワクする! さすがの柴田ヨクサル節!! 漫画のリズムがいいのか、会話の間なのか、コマの運びなのか、気持ちよくすいすいーっと読める! 世間一般程度の知識しかないけど、仮面ライダーとショッカーは知ってる! それだけで読める!! ハチワンダイバーも将棋のこと全然知らなくても読めるくらいの分かりやすさと熱量だったけど、『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』もそう!! 仮面ライダーが好きすぎて好きすぎて、憧れてこじらせて自分自身で鍛えて鍛えて素手で熊倒せるくらい強くなってしまった悲しき人間たちの話かと思いきや、おいおい、そうなるんかい!こいつはただごとじゃねえぞってなお話なわけで! 仮面ライダー好きはもっとたまらんのではないでしょうか! 早く2巻が読みたいー!!
痛ましく切ない少年少女の葛藤を描き出した傑作『神様がうそをつく。』の尾崎かおり先生の最新作第1巻。 小学校の頃に大親友だった男女4人組。 主人公である継(つぐ)ちゃんは大阪へ引っ越し、そしてまた高校で戻ってきた。 3人と久しぶりの再会を果たした継だったが、関係性は当時のままとはいかず…。 かつてあった姿や関係の幻影を追い求め、すがり、幻滅するという話はたまにあるが、そういったとき主に描かれるのは青春の同時代を過ごした同士である友人などの大人になった姿だ。 しかし、『金のひつじ』では、スタートが小学生であり、再会は高校生。 思春期に起こる身体や精神の変化は著しく、必然だ。 僕自身、親の都合で転勤が多く、人間関係には振り回されたクチだ。 広島で小学生3年~5年を過ごし、親友と呼び心底信頼していた友人と、大学生になる前の春休みに久しぶりに連絡を取り東京で会うことになった。 しっかりと当時の面影を残した彼と再会したものの、会話は弾まず、当時の思い出を語るも覚えているのは僕ばかりで、彼は広島で彼の時間を更新し続けていた。 広島にいた3年間に囚われ郷愁の念を抱き続けてきた僕とは対照的に。 そして、お互いにだんだんと口数は減り、洗濯物を取り込まなきゃいけないとかどうでもいい理由をつけて別れを告げ、それ以来会っていない。 そんなものだ。 その帰り道、僕はノスタルジーと、言い表しがたい感情に締めつけられ無性に泣きたくなった。 大学生になる前の夜、諦めのようなものを覚えた瞬間だった。 僕と彼とはなんだったのか。 あの日々はもう二度とは戻らない。 といった感情は誰しもが持っていると思う。 思春期→大人という変化より、小学生→思春期の方が僕はよっぽど共感できる。 そんな感情を思い出させてくれるし、おそらくお話の結末には僕が成しえなかった救いが描かれるんだろう。 いやそう願っている。 どうか、どうか、なにとぞ。
『傘寿まり子』、『凍りの掌 シベリア抑留記』で知られるおざわゆき待望の新連載が月刊office YOUでスタート! https://twitter.com/yukiozawa/status/1120505842602844160
良くも悪くもヤンジャンっぽい漫画ですね。良く言えばハッタリが効いてるし、悪く言えば浅薄な印象を受けます。キャラ先行でヒロインの言動行動が嘘くさく感じるきらいも。ただ、原作付きなだけあって同じYJでサスペンス要素のあるドロ刑やリビドーズなどと比べるとセリフの強さは抜けていますね。難しく考えなければ読んでて楽しい連載です。 理論強度が高くてセリフが深くて読み応えのある漫画はモーニングなどに任せて、ヤンジャンにはこういうハチャメチャさを大事にしてほしいです
2019年2月現在、本作と古代戦士ハニワットが 「ハニワで変身するマンガ」界のツートップだということに異を唱える者はいないでしょう。 ハニワ変身マンガが2作も読める平成の終わりに感謝! さて見てくださいこの表紙の完璧なライ○ーキックを…。 マンガなのにニチアサだよ…? 全編こんな感じで鬼スタイリッシュに特撮ライクなアクションが繰り広げられるため 「に、日曜の朝に見たやつだ〜〜〜〜〜!!」と心の中の5歳児がアガること必至! 変身から決めゼリフ、必殺技まで燃えポイントは全部押さえてあるので安心して読んでください。 ちなみに僕は足でジャッ!!!て線引くところでやられました。
離島出身の天然JDニコが、美大で大活躍するかもしれない、という序盤。しかしいくら離島とはいえ、こんな常識のない子が育つものだろうか。 さらに、美大受験に合格できるものなのか……というあたりは、たぶん突っ込んではいけない。 このお騒がせキャラが、どんなふうに美大の常識をぶち壊していくのか、謎のイケメン先輩は何者なのか、先が楽しみ。
養子縁組を進めるNPO職員の視点で描かれる、ハートフルなだけではない家族のエピソード。 短編連作なので1組1組の話はあっさり進むが、内容はとても重たい。 ビーラブの読者層にマッチしているし、社会的な意義のあるテーマではないかと思われる。
相変わらずさえが鬱陶しい。 うじうじした操ちゃんもウザめ。 多少成長したシーンがあったとしても、結局人の本質は変わらないということかも。
重松成美先生の新作。 病気で片足を失ったJKが、ハイテクな義足を手に入れてパラリンピックを目指す話。 導入部はまだヒロインが義足に出会っておらず、絶望のあまり反抗的な態度になるあたり、非常に感情移入しやすい。 そこから一気にやる気が出るシーンはドラマチック(やや演出過剰?)で、一気に引き込まれた。 続きが楽しみ。
昭和ファンファーレの感想を語りましょう〜
モリエサトシ先生の新連載。 いかにも白泉社的なシンプルな絵柄と、分かりやすいラブ&サスペンスに満ちた導入。 主人公は筋金入りのブラコンだが、兄に似ている上に影のあるヒーローの魅力に抗える気がしない。 しかし展開しだいでは、実際の兄の行方と事件が絡んで、面白いミステリーになりそう。
まず絵がカッコいい…!細い筆で描かれたような線と、薄墨のような陰の塗りがシンプルで美しい…!!そしてアクションシーンでは筆ならではの荒々しさもあって最高!!アオリ・俯瞰、構図の切り取り方も好き! 岸本斉史、墨佳遼っぽいかっこよさを感じた。 古代中国が舞台にもかかわらず、SDキャラになってギャグをやるのが作風に馴染んでるのがすごい。 こういう歴史ファンタジー系の作品(特にホストみたいな髪型の妙に現代的な言葉遣いをする侍が出てきたりする漫画)は正直もう見飽きてしまってうんざりしてるはずなのに、この作品は街並みの絵だけで「うわこれ絶対おもしろいやつ…!」とワクワクした。 始めから終わりまでストーリーの見せ方が上手い、メチャクチャいい読切。 モアイ公式で全部読めます! http://www.moae.jp/comic/100daiheikifu
続編も連載され、過去にはアニメ化も舞台化もされているし、90年代のりぼん作品の人気上位に入るめちゃめちゃ愛されている名作です。 この作品の中に出てくるキャラクターの数と、それぞれの設定の完成度の高さを鑑みると、彩花みん先生がどれだけ天才か、ということが大人になってから気づきました。 ある意味、漫画家を志す人の教科書にもなり得る作品だと言えます。 そういう見方があるというだけで、純粋に読むだけで最高の漫画なのですが… 一旦終わってしまったのは残念ですが、続編が連載されていることがたくさんの人に愛されている証拠ですね。 一生描き続けてほしいです。
なんと初々しいんだ〜!心が洗われる! モブ見たいな子とまあまあ地味目な男子の恋 そんな設定のラブストーリーはたくさん読んだ、読み飽きたと言う人、騙されたと思って読んでみてほしい。 モブポジションだからなのかこの子らの性格なのかわからないけど、純粋、ストレート、でとても理想的な恋だと思いました。 これは恋に恋してしまう…な。 漫画読んでてニヤニヤしてしまうやつです。まじ理想。 名前はモブ子でも全然モブじゃない、これこそラブストーリーの目指すメインカップルでしょ。
漫画ゴラクで「ぴっかり職業訓練校」てのが始まったけど面白そう
黄金のラフ、面白すぎる。12巻を読んでたら、次巻が最終巻とのこと。チームきりたんぽ復活してほしい。復活して、続編が始まってほしい。
ある暑い日、ベランダで洗濯物を干していたマヤちゃんの身に起きた2つの悲劇…!! (道を歩いていたサラリーマンに見られたのを含めれば3つ) 虫に対して、恐怖から怒りに変わる感じ、超わかる!と思いました。 絵柄が好き嫌い分かれるかもしれないけど、画力は高いし自分は好きです。 ブスを描くのが上手い人は、何描いても上手い(持論)。
あーもう最高。大好き。「夜桜四重奏」のヤスダスズヒト先生がこれほど素晴らしい少年漫画を新連載してくれるなんて願ってもみなかった。 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156648232530 ぱらぱらと読んでみるとホントにヨザカルの人ぉ!?って感じだけど、強くて不敵ででもどこか隙のあるお姉さん(しかも何故かナース服w)をみてこれは紛うことなくヤスダ先生の作品だわと確信。 それにしても、3大少年誌でさんざんやり尽くされてハードルが高いとされるバトルファンタジー漫画も図抜けた実力者がやるとこんなにも新鮮でスタイリッシュで面白くなるのか……というより、少年漫画を散々読んで読み飽きた我々大人だからこそヤスダ先生の凄さがわかるのかも。そういう意味では「大人向け少年漫画」と言えなくもない。真島ヒロさんや久保帯人さんのようなキャリアの長い実力派の作家が少年漫画を書き続けることにはやはり意味があるのだな。
絵が可愛いです! SFが好きな人が書いたSFって感じでした。
アニメーターという「絵を動かす人」が漫画を描いたら、紙の上でどのくらい「絵を動かす」ことができるのか、その恐るべき力を見せつけた快作である。 アニメーターが描く漫画と言えば、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』漫画版が有名だと思うが、連載時期がかなり重なるこの『アリオン』は、「絵が動く漫画」として、勝るとも劣らない素晴らしさだと思う。 漫画とアニメの二刀流だった神様・手塚治虫の出世作『新宝島』は、まるで映画のような臨場感溢れるダイナミックな画面構成で、多くの読者に衝撃を与え、現代漫画の始まりを告げたのだから、そうした「動く絵」の魅力は、漫画の本質的な要素だと思うのだけれど、最近の漫画界にはそういうタイプのヒット作が少ないのは残念だ。 安彦良和は以降、漫画家として多くの作品を発表しているが、この第一作ほど「絵が動く」魅力に溢れる作品はないように思う。
毎度おなじみ、ももち先生の問題提起シリーズ。 セクハラ・パワハラに声をあげられないおとなしい派遣社員が、あっという間に追い詰められていく。 友達に相談するくらいええんやないの、と思えるのは自分がそういう性格だからで、誰にも言えない人もいるのだろう。 せめてSNSや公共の相談窓口に行ければよいのだけれど。
声変わり以降うまくしゃべれなくなってしまった、ぼっちな主人公。 人と会話しなくてすむ仕事に就きたいと、工業高校に入学するが、そこに運命の出会いが待っていた。 それは1人で『合唱部』を作るべく奮闘する、変わり者の同級生。 周囲の生徒から白い目で見られながらも、まったくブレることなく自分を貫きとおすその姿に、主人公は少しずつ心惹かれていく……。 という序盤はかなり王道で、合唱×工業高校というあたりが今までにない世界観で非常に面白い、のだが。 問題は、なぜ運命の相手が美少女ではなく『眼鏡男子』なのかという点である。 その答えは、作中にきっちり描かれている。 工業高校における圧倒的なリアル(女子率の低さ)が……。 とにかくこの作品には女子など不要。 ちゃらちゃら恋愛にかまけず、夢へと爆走するピュアな男子たちの青春物語を期待しつつ、主人公の成長を見守って生きたい。 ※もちろん大野さん的なキャラが登場してくれてもいいと思ry
イラストが上手ければマンガも上手く描ける? いやいやいや。マンガってそんなに単純なものではないのですよ。……普通は。一枚絵ですべてを表すイラストと、連続したコマで以って物語を表すマンガ。その二つは似ているように見えて根本的に異なるものです。コマ割りや構図のバランス、視線誘導、間の取り方、セリフや言葉選びなどマンガならではの要素も沢山ある訳です。 しかし、スーパーイラストレーター海島千本さんは普通ではありませんでした。絵が上手いのは勿論のこと、あまりにもマンガも上手い……。 9編の短編にWEBで話題となった「髪はおんなの」の続編となる描き下ろしを加えた計10編を掲載した短編集。現代劇、ファンタジー、SFにホラー、サイレントマンガまで内容は様々ですがどれも非常に上質。一気に読むのが勿体なく、一日に一話ずつ読んで少しずつ噛み締めていくのがより幸せである気すらして来ます。 SNSでしばしば公開されているマンガも面白く、今後もご活躍が楽しみです。
表紙を見た瞬間はファンタジー作品なのかなという印象。物語の主人公は変人だが天才の美人天文学者アイラ、それと彼女の助手となることを志願する青年、間宮。凸凹バディものっぽい導入を見せたかと思いきや、話が進むに連れてどんどん深まるSF感、そして突如として現れるミステリー要素。ページを捲るごとにジャンルが変わる様子はまさに七変化。画力の高さもそれを表現するのに充分すぎるほど。更に様々な要素をただばら撒くだけじゃなく、1巻の中で物語の流れと盛り上がるポイントも作っている。何だこれメチャクチャ面白いぞ。 1巻まで読了。
同じ書店で働く二人はもうすでに付き合っている。同性の恋人に対して奥手なアラサー未亡人を女子高生が積極的にリードしていきます。完全に相思相愛なのでデートやハグのシーンは恋の熱量がハンパないです。これは連載になったら化けそう…!
サラリーマン山崎しげるの作者・田中光の読み切り。学校でAVを観るには部室が必要だ!ということで、地層研究部を立ち上げた関根と岡谷。なんとか規定の部員数も集まり、偶然にも美人な顧問も得た、よし目的を果たすぞ、と思いきや…。回を重ねていくほど面白くなるタイプの漫画だと思うので連載化を希望。
なぜ気づかないのか、なぜよくみないのかといった疑問抜きにしてめちゃ面白いです。少女が好きそうなベタな展開が多いですが、嫌なところが1つもなくべったべたで安心しながら読めます(笑)
宮園いづみ先生の新連載。 恋も仕事も絶好調なキャリアウーマンが、有能イケメンな仕事相手と犬猿の仲に……から始まるラブストーリー? とにかく舞台設定がITバブル中の六本木かと思うような煌びやかさ。 不景気な社会で細々と生きているOLさんの憧れを詰め込んだらこうなるのだろうか。 それにしても、朝から10キロランニングするヒロインには痺れたw