私もドロファイターのラストシーンは大好きです。
全開で追い上げを開始してからの盛り上がり方と、
ラストの余韻が凄く好き。
それまでの、これでもかというほどの
疾走感が溢れるシーンから、一転して
一コマ一コマに釘付けにさせられてそして・・。
ドロファイターというのは
ドロに塗れて戦って、ドロの中から賞金を
掴み取る、というワイルドな存在。
主人公・ノブはまさにそんな感じでワイルド過ぎる男。
第一話ではハンドルを折ってしまうほど。
だがドロファイターとはワイルドなだけではない。
同じ失敗を繰り返す愚直な存在はドロファイターではない。
自身を成長させつつもワイルドさを失わない。
成長するかわりにワイルドを失うわけではない。
成長するし洗練もされるがワイルドであること。
それがドロファイターなのだと思う。
ノブもサキもワイルドなまま男として女として成長し、
そして家族という安息も得る。
だがドロファイターのままだ。
そんなラストが物凄く好きだ。