ラストシーンは永遠です。にコメントする

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(とりあえず)名無し
(とりあえず)名無し
1年以上前
昔の漫画の名作って、ある意味、主人公の「死」がラストなんですよね。アトム、009、デビルマン、ワイルド7、ジョー、男組…他にもいっぱい(その後に続いちゃったのも多いけどw)。 シェークスピアの悲劇ですな。 この漫画のフィナーレは、そういう定型を打ち破り、小学生だった自分に「こんな終わり方があるんだ!」と感動をぶち込んだ超名シーン。 『熱風の虎』『赤いペガサス』と、モーターレース漫画の地平を切り拓いた著者が、ナスカーを舞台にした(…って、凄いな。こんなテーマ、今でも絶対無理だろう)、飛びっきりの「少年漫画」です。 続く『六三四の剣』でも、連載前に『修羅の剣』短期連載したり、村上もとかはオーソドックスに見えて、構成や演出に実に凝った技を使う、極めて先鋭的な才能だったのです。(当時のアメリカやフランスの映画の匂いがプンプンするしね) その後、漫画界では、今度は「主人公が最後に死なない」≓ハッピーエンドな作品が多くなって(80年代)、さらにそれ以降、「いつまで経っても終わらない」時代が長く続いてしまうのですが、そういう分析を始めると、この「クチコミ」には収まらなくなっちゃうので、それはともかくとして、いや、ラストシーンは大事ですよ、本当。 『ドロファイター』初読から40年以上経った今でも、思い出すと勇気が出るもの。 ちなみに、『がんばれ元気』は大好きだけど、あの最終回よりも今作のラストが、未来へ開いていて好きです。(小山ゆうなら『おれは直角』の最終回のほうが好み)
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