(とりあえず)名無し1年以上前編集私もドロファイターのラストシーンは大好きです。 全開で追い上げを開始してからの盛り上がり方と、 ラストの余韻が凄く好き。 それまでの、これでもかというほどの 疾走感が溢れるシーンから、一転して 一コマ一コマに釘付けにさせられてそして・・。 ドロファイターというのは ドロに塗れて戦って、ドロの中から賞金を 掴み取る、というワイルドな存在。 主人公・ノブはまさにそんな感じでワイルド過ぎる男。 第一話ではハンドルを折ってしまうほど。 だがドロファイターとはワイルドなだけではない。 同じ失敗を繰り返す愚直な存在はドロファイターではない。 自身を成長させつつもワイルドさを失わない。 成長するかわりにワイルドを失うわけではない。 成長するし洗練もされるがワイルドであること。 それがドロファイターなのだと思う。 ノブもサキもワイルドなまま男として女として成長し、 そして家族という安息も得る。 だがドロファイターのままだ。 そんなラストが物凄く好きだ。@名無しそうなんですよね〜。 最後のレースで、「周りはみんなチャンピオンばかり…野良犬みたいなおれが勝っているのはパワーだけなんだ!」って、自分に火をつけるところ、滾(たぎ)りまくるんです。 それで、あのラストシーン…。 もうね、その後の人生で厳しい状況に置かれるたびに、自分は、このガキの頃に読んだ「おれにあるのは○○だけだ」ってのを自らに言い聞かせて、「今もドロファイター!」と思えるラストに向かっていったものです。 実際の人生に勇気を与える、本当にフィクションの「力」ですよねえ。4わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ妹・サキとともに、各地のレース場を渡り歩く賞金稼ぎのドライバー・ノブ。ノブとサキは母親は同じだが、父親が違う異父兄妹。両親ともすでにいないが、ふたりは仲むつまじく、どんな逆境にもへこたれない。そんなふたりはシカゴのレース場で、アメリカのビッグマン、エンリコ・マンシーニと知り合う。そして、彼から不屈のガッツで戦うドロファイターを目指せと強い激励を受ける。勝利を目指し、各地を旅するふたりの運命は!?続きを読む
そうなんですよね〜。
最後のレースで、「周りはみんなチャンピオンばかり…野良犬みたいなおれが勝っているのはパワーだけなんだ!」って、自分に火をつけるところ、滾(たぎ)りまくるんです。
それで、あのラストシーン…。
もうね、その後の人生で厳しい状況に置かれるたびに、自分は、このガキの頃に読んだ「おれにあるのは○○だけだ」ってのを自らに言い聞かせて、「今もドロファイター!」と思えるラストに向かっていったものです。
実際の人生に勇気を与える、本当にフィクションの「力」ですよねえ。