築地のグルメ漫画かと思いきや…勤めていた銀行を辞めて急に築地仲卸『魚辰』の三代目になる、というところがポイントです。何も知らない素人のくせに…(笑)だからこそ、いかにして二代目である義父や客、同僚に認められるか…持ち前の食いしん坊を武器に三代目を目指して切磋琢磨する話です。
基本的にほのぼのしてて、まったり読めますが、ものすごく魚が食べたくなります。元板前の英二さんがめちゃくちゃ渋くてかっこいい!

余談ですが主人公に天然なところがあるので、「bokete」のコラでサイコ扱いされてるのはツボにはまりましたね。

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栄二さんは、てっきり三代目に嫌がらせをするキャラかと思っていたが真逆だった。
二枚目だし、しっかり恋愛もしているしワリとカワイイ部分もあるしそのうえ働き者。
しかし魚河岸で働いて夜は小料理屋とか働きすぎだろ。

そういうや三代目は最期まで一人でセリ場に参加しなかったな。
がんがんセリに参加するようになって、
「これで一人前だな」で終わるかと思ったこともあったんだが。

「一番丸いけす」とかウナギの「坂東太郎」とか、実在するのをそのままだったりすこし名前を変えたりして作品中に登場させてるみたいですね。
そういうの食べてみたい。

近所のスーパーで「どんちっち」の干物
(42巻で登場)を売っていて驚いた。
しかし高いので買うのを躊躇していたら、その後は入荷しないのか見かけることが無くなった。
あのとき買っておくべきだった。

スーパーで大きめのカレイの味噌漬けみたいのが安く売っていて思わず買って家で調理、全然おいしくなくてなんでだろう…と考えた瞬間にこの漫画を思い出した。大きいカレイでなく小さいオヒョウだったのかも…orz

やはりソテーしてワインをかけるか、ホワイトソースで食べるのが良いのだろうか(3巻)。
オヒョウではなくてどっかの大学の研究室が放出した松葉カレイだったのかも(15巻)。

第10巻の「希望のウナギ」に出てくる養殖ウナギの坂東太郎は東京に直営店もあるしオンライン販売もしている。
が、値段が高い。
そもそも高くても値段以上の美味しさはある、というウナギではあるんだろうけれど、やはり買うのは勇気がいる。
イオン系スーパーが売っているウナギ風蒲鉾とかナマズ近似種の蒲焼とかのほうを、つい買ってしまう。

この漫画で「サワラの刺身」を見て食べてみたいと思い、何度か機会があって食べることが出来た。
漫画に出てきたサワラほどに鮮度のよいものではなかったとおもうが、それでも美味かった。
一度は岡山で食べてみたい。

確かにこの漫画のサワラの刺身はむちゃくちゃうまそうだった。
サワラを刺身で食えるというのはこの漫画で知って、岡山県出身に会うと「サワラの刺身」を食ったことある?って聞いてしまう
聞いた人みんな美味いっていうね

サワラの握り寿司も一度食べてみたいけれど、漫画の中では岡山にもそういう食べ方はないみたい。
なぜなんだろう?刺身でそこまで美味けりゃ
とっくに岡山でもサワラの握り寿司とか
やっていそうなものだが?
そこそこの値段の寿司になるだろうから、
その値段ならマグロとかウニとか喰うわってなって
客商売にならないのかな。

湯煮という調理法が42巻で出て来る。
この漫画でみて作ってみて、魚をかえて何回も
食べているが、
簡単に出来て、魚が美味しく食べられる。

それだけに42巻が最終巻になったのは残念。
もっといろいろと魚の調理法を知りたかった。

この漫画は旬の魚の話が多いので季節ごとに読んだりする。
もうすぐ桜の季節だが、29巻が桜や花見に関連した話
(サクラエビやクリガニ)が載っていて面白い。
すこし遠出して花見しながら美味しいものを食べたくなる。

この漫画の原作者・作画家のコンビで
魚河岸十兵衛」という
江戸時代の魚河岸の話を、やってるね。
8月末から3号限定で。
出来れば単行本になってほしい。
願わくば連載とか(笑)。

そうそう!そうなんですよね…はっきり説明されてないんですよ。
天ぷらの衣よりフライのパン粉の方が水分が抜けきるから、時間が経っても変化しにくいんだろうなぁとは思うんですけど…
天ぷら屋さん(?)に行くしかないですよね…敷居高いけど…

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築地魚河岸三代目
第6巻が特にオススメ
築地魚河岸三代目 はしもとみつお 鍋島雅治 大石賢一 九和かずと
名無し
魚に関してはド素人だった銀行マンが転職して 妻の実家の家業の築地魚河岸の仲卸の三代目に。 ド素人でありながらもそれに甘えず、 けしてプロフェッショナルを軽視もしない。 謙虚でいながら大胆な行動力と才能を活かし、努力をし、 プロの競う場所でありながら義理と人情に 揉まれて包まれて鍛えられる場所でもある 「築地魚河岸」で修行をして、 人間味と魚愛に溢れた魚河岸の男に成長していく物語。 大好きな漫画です。 けれど全肯定も出来ない部分もあります。 プロフェッショナルな世界を描きながら、 採算度外視な面に走りすぎたり。 まあそこは人情ドラマでもあるからとは言えますが。 話のベースは基本的に人情ドラマなんですよね。 けれどもプロの厳しさと人情の甘さを融合しているというか、 その良し悪しが出ているのがそれがまた魅力というか。 特に第6巻に載っている話が好きです。 「カキ喰えば・・・」では食の美味い不味いと安全性と、 それに関する世間の認識について考えさせられます。 まあチョット、前編から後編への引っ張り方には ?と思う部分もありましたが。 「サヨリの意気地」では古典落語に出てくるような人情噺と 食品の旬に関する考え方が見事に絡み合っています。 「魔法をかけられた魚」ではイケスの魚を中心に 魚の鮮度や〆方や、それに携わる人や努力の仕方や、 それらが確立する過程にも色々あるのだということ が描かれていると思います。 「下支えの出汁」今現在も人気の豚骨醤油魚介系ラーメンの 美味しさについての解説とともに、 単純なラーメン味対決漫画よりも一つ捻った兄弟弟子愛が いい出汁として効いている泣けるグルメ漫画。 全42巻を通しての三代目の成長譚や 魚中心の食品に関する面白くてためになる話の以外にも、 とりで寿司さんの努力成功話とか、 スーパーマーケットの横山さんが人間性まで含めて 築地に影響をうけて変わる話とか、 干物屋の息子の若くんの試行錯誤成長話とか、 英二さん千秋さん、雅さんエリさんのラブストーリーとか、 全42巻を読んでこそ味わえる漫画としての物語の 醍醐味もありますので、 ほんと、御一読をお勧めさせていただきます。
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