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洋食が大好きな少年はいつの日か素敵な料理人になる──さあ、始まる修業の日々!!
弁護士を継がせたい父・英雄の猛反対にもめげず、新太呂は父に内緒で「えびす亭」でアルバイトを始める。しかし、偶然、アルバイトの現場を英雄に見られてしまい、「えびす亭」に出入りすることができなくなってしまう。料理人になる夢を絶たれ落ち込む新太呂を見かねて、幼なじみの近史、えびす亭主人の富三郎、水穂らが英雄に直談判する。「新太呂に料理させてやってください!!」。しかし、英雄は首を縦に振らない。その時、新太呂の母が意外な事実を口にする。「父さんもね…昔、料理人になりたかったのよ…」
銀座の老舗レストラン「えびす亭」は今日も大忙し。その厨房で見習いとして働いている新太呂は、“勉強のため”チーフの作ったドレッシングをなめてみる。ところが、チーフの作ったドレッシングの味が先代の名料理人・次郎吉じいちゃんの作ったものと全然違うものだった!「えびす亭」伝統の味が守られていないことに不安になった新太呂は、さっそく現在の店主・富三郎に相談してみる。実は富三郎自身も、「えびす亭」の味が最近変わっていることに気付いていたのだ。そこで富三郎はチーフに「えびす亭」伝統の味を尊重するように話してみるのだが、チーフは「客が満足すりゃ…伝統の味とか…関係ないでしょ!」と言い放つ。料理人としてのプライドを傷つけられたチーフは、その場で「えびす亭」を辞め、去っていってしまう!辞めたチーフの代わりとなる料理人がすぐに見つかるはずもなく、富三郎を始め「えびす亭」のメンバー全員が途方に暮れてしまう。創業百年の老舗レストラン「えびす亭」は初めての臨時休業に追い込まれてしまうのか!!
「えびす亭」に勤めはじめた條は、偶然、新太呂の料理の秘密が、先代シェフの料理法をメモしたノート“あらかると”にあることを知る。「メモを見て作るだっ!?そんなインチキ料理は、絶対認めないぞ!!」と意気込む條は、店に来ていたお客を審査員に、新太呂に勝負をふっかける。課題の料理に條はハヤシライスを選ぶのだが、新太呂の“あらかると”のハヤシライスのページは抜け落ちてしまっていた……。
ある休日のこと。水穂とデートしていた新太呂は、「えびす亭」のシェフ・公次が恋人らしい女性と一緒にいるところを発見する。新太呂は次の日、早速「えびす亭」の厨房のみんなに公次の話を報告。ラブラブで幸福の絶頂にいるはずの公次をひやかそうと待っていたのだが、現れた公次は鬼のような形相で言い放つのだった。「おれは愛のために、最高のトンカツを作る!!」。さっぱり訳の分からないこの発言は一体何を意味するのか!?